この記事では、電子辞書はカシオとシャープどっちがいいについて書いています。
授業の予習・復習はもちろん、受験勉強、資格試験、そして日常生活など、様々な場面で役に立つ「電子辞書」。
語彙の意味や英単語の発音などを調べるためには必要です。
そんな電子辞書が、ここ数年で大きく進化しています。
今や、国語や英語に留まらず、数学・理科の公式集や地理・歴史の用語集、そして冠婚葬祭のマナー辞典に至るまで収録されているというから驚きですよね。
電子辞書は、カシオの「EX-word」シリーズかシャープの「Brain」シリーズが主流で、両ブランドのどちらにするか迷う方が多い様です。
どちらも優れた商品ゆえに迷ってしまいますが、選ぶ際の重要ポイントはアナタに合うものであること。
今回は、「電子辞書カシオとシャープどっちがいい」をテーマに両製品の特徴やメリット・デメリットを紹介します!
電子辞書はカシオとシャープどっちがいい?
それでは早速、電子辞書カシオとシャープどっちがいいのか紹介していきます。
電子辞書の売上数1・2位を独占している「カシオ」と「シャープ」。
どちらを選べば良いかを多くの方が迷う問題…。
結論からお伝えすると、
社会人にはカシオ、学生にはシャープがおすすめです。
私は学生時代はシャープ!今はカシオの電子辞書を使っています♪
ここからは、両者の特徴をご紹介していきます。
カシオの特徴
「EX-word」シリーズで知られるカシオの電子辞書は、コンテンツの充実が魅力です。
例えば英語でいうと、辞書だけではなくNHKラジオ英会話や資格検定の予想問題などが収録されています。
文字だけではなく、音声や動画で学ぶことができ、じっくり派にぴったり。
コンテンツを増やすのが簡単なことも魅力の一つです。
Wi-Fiが搭載されており、パソコン不要でコンテンツの追加が可能。
常に新しい情報を得られることは、社会人として重要なポイントですね。
作業効率の良さを重視している点も、社会人にぴったりではないでしょうか。
トップ画面のカスタマイズ性が高く、使うほどに自分用としての機能がアップします。
また、反復学習を行えたり、ブルーライトカット機能が採用されている点も注目すべき特徴と言えるでしょう。
シャープの特徴
「Brain」シリーズでおなじみのシャープは、学生を中心に人気が上昇しています。
人気の秘密は、コンパクトかつ軽量なところ。
最軽量モデルなら本体重量:90g。かなり軽いです。
参考:SHARP公式サイト
荷物の多い学生にとって、軽さは重要ポイントです。
また、縦型と横型の両方で使える「360°オープンスタイル」も好評。
電車での通学時なども片手で使いやすく、見やすいという声を聞きますね。
更に、最近は英語のコンテンツに力を入れており、クイズ形式で学べるものなど、隙間時間で知識を増やせる工夫が施されています。
英語だけではなく、「国語・数学・理科・地歴・公民」といった教科もカバーをし、勉学に対して強いサポーターになってくれるでしょう。
その他、電源方式もチェックポイント!
「EX-word」が電池式で、「Brain」は充電式です。
こちらについては好みになってくるかと思いますが、充電式の方がランニングコストは安いので、お得に感じるかもしれません。
カシオとシャープの性能差
カシオとシャープそれぞれの特徴をお伝えしましたが、性能についても詳しく見ていきましょう。
例として、学生に人気モデルの「EX-word XD-SX4810」と「Brain PW-H2」を比べてみます。
カシオ EX-word XD-SX4810 | シャープ Brain PW-H2 | |
---|---|---|
コンテンツ数 | 220コンテンツ | 230コンテンツ |
画面 | 5.7型タッチパネル | 5.5型WVGA+カラー液晶 |
重さ | 約290グラム | 約260グラム |
メモリ容量 | 本体メモリ:900MB | 本体メモリ:200MBM 外部メモリ:32GB |
バッテリー | 単3形アルカリ乾電池 | リチウムイオン充電池 |
国語辞典 | デジタル大辞泉 | 大辞林 |
多少の違いはあるものの、特徴としての範囲内で、どちらかが劣るということはありませんね!
電子辞書の選び方
繰り返しになりますが、電子辞書選びで最も重要となるのは、自分の年代や生活スタイルに合わせたモデルを選ぶこと。
両メーカーともに「学習」「ビジネス」「教養・生活」など、世代別・内容別のモデルが揃えられています。
それぞれどういった点に注意して選べば良いかポイントをお伝えしましょう。
- スペックで選ぶ
- 画面サイズ・重量で選ぶ
- コンテンツ内容で選ぶ
スペックで選ぶ
生活の中で、使いやすいものを選ぶことは重要です。
例えば、バッテリー方式の違い。
「充電式」は何度も繰り返し使えてランニングコストが安くつきます。
「電池式」は外出中に電池が切れてしまっても、新しい物に交換すればOK。
どちらが優れているという事はありません!
アナタの生活で使いやすいのはどちらなのか?を選ぶべきです。
メモリ容量や新しいコンテンツのダウンロード方法なども、カシオとシャープでは違いがあるので要チェックです。
履歴検索機能や付箋機能といった見逃しがちだけど便利な機能も、搭載有無を確認してみましょう。
私が選ぶ際に気にしているのは、ブルーライト加工の部分。
目の疲れが気になる場合は、ブルーライト加工が施されているモノを選んでみてはいかがでしょうか。
画面サイズ・重量で選ぶ
日々利用する中で、画面の大きさや重さも選ぶ際の大切なポイント。
持ち運びが多い場合は、コンパクトで携帯性の高いものを選びたいですね。
自宅でしか使わないのであれば、多少大きく重くても画面が見やすい方が良いという判断になるかもしれません。
画面が大きいと重さはネックですが、操作はしやすいという良さがあります。
サイズと重さについては、生活スタイルが大いに関係してくるところですので、アナタ自身の毎日を確認しながら選びましょう。
コンテンツ内容で選ぶ
昔と比べものにならないくらい増えているコンテンツ。
スマホという便利アイテムがあっても、根強く人気である最大の理由ではないでしょうか。
例えば、ビジネスモデルは実践的なものが多く見受けられます。
収録されている辞書の種類が多く、一つ一つの例文などのレベルが高度です。
学生モデルは、英語だけではなく理科や社会などの学習コンテンツが豊富で大学受験のサポートまでしてくれます。
教養を高めるために使いたいという方は、国語や英語の辞書だけではなく、百科事典が入っていたり、文化・歴史・俳句など多彩なラインナップが揃えられていたりするものがおすすめ。
家庭の医学やレシピなど生活に役立つコンテンツが収録されているものもあります。
もちろんスペックも大事ですが、必要で興味のあるコンテンツが入っているかも選ぶポイントとしては外せません。
【結論】電子辞書の買うべきオススメ商品
ここまで各々メーカーの特徴や選び方を伝えてきましたが、ご自身にはどちらが合うか判断できましたでしょうか。
前述してきた通り、年代や生活スタイルによって選ぶものは変わってきます。
そうはいっても「結局どれを買えばよいの?」と悩む方もいますよね?
そんな方の為に、今回は3つのカテゴリーに分けて、それぞれのオススメのご紹介します。
- 学生モデル
- ビジネスモデル
- 教養・生活モデル
学生モデル
電子辞書は、学生モデルだけでも多数の種類があり、迷ってしまうことでしょう。
自分に合うもの、と言われても分かりにくいかもしれませんね。
そんな時は人気のモデルを選ぶと良いでしょう。
日常学習から大学受験まで使える230コンテンツが収録。
6教科の学習に加え、2022年度から必修単位となる「探究学習」メニューが新たに搭載された点が注目ポイントです。
探究の過程で重要となる「情報の収集」に一役買ってくれます。
信頼できる情報をしっかりと得ることができるのは電子辞書ならではの魅力。
また、使いやすさも抜群です。
画面をクルリと回転させれば、片手でも持ちやすい縦型スタイルに。
通学中などの隙間時間に活躍してくれます。
学生に必須の英語では、大学入試に必要な4技法を鍛える機能が満載。
自分の発音が採点できたり、レベルにあった多読学習ができたりと豊富なコンテンツでバランスの良い学習が可能になります。
高校生モデルとして販売されていますが、中学生から大学生まで幅広く愛用されていることがわかる口コミが非常に多く、評価もかなり高い商品です。
学生向けで何を買えばいいか分からない方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
ビジネスモデル
続いてご紹介するのは「ビジネスモデル」
電子辞書は学生の勉強用というイメージがあるかもしれませんが、社会人も持っていれば役立つ場面が多々あります。
社会人は社会人向けコンテンツが揃っている商品を選びましょう。
辞書・参考書など200コンテンツに加え、ビジネス書、文学作品、クラシック名曲など多岐にわたる内容が収録。
英語では、日常会話やビジネス英語はもちろん、教員、翻訳家などが知識を深められるほどの専門的な内容まで網羅されています。
日本語で言うと、一般的な辞書には載っていない専門用語もしっかり確認ができるため、専門的な企画書や論文などを作成する際にとても役立ちます。
信憑性が高く内容も充実しているため、スマホより電子辞書を見る機会が増えたという声も聞かれるほど。
検索のしやすさや複数辞書検索機能といった便利さも高い支持を得ています。
ビジネスモデルを探している方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
教養・生活モデル
見聞を広めたい方にとって、電子辞書は強い味方になってくれるでしょう。
教養や趣味といった内容に重点をおいたモデルは、暮らしに役立つ知識や一般常識、歴史や俳句など幅広い分野の内容が詰まっています。
電子辞書から知り得た知識で、より毎日が豊かなものとなるでしょう。
カシオとユーキャンの通販ブランド「ココチモ」が共同開発した商品。
「ココチモ」はシニア向け通販のため、シニア層にはもちろんですが、その他の年代にも大変評価が高く、楽天の「電子辞書」「家電」ランキング1位を獲得しています。
特徴としては、脳トレや健康コンテンツの多さ。
やはりシニア向けでは?と感じるかもしれませんが、侮るなかれ。
内容は大変濃いもので、やり始めたら夢中になってあっという間に時間が過ぎていくほどです。
他にも、通常の辞書には反映されていないような時事用語や流行語が収録されており、現代社会にしっかりとマッチ。
また、海外・国内問わず旅行に役立つコンテンツや歴史・俳句・落語といった趣味に結びつく内容も多数揃っており、満足度の高いものとなっています。
まとめ
誰もがスマホを持っている現代では、電子辞書の必要性を感じない方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、電子辞書には電子辞書ならではのメリットがあります。
電子辞書は、製品ごとに設定されている対象年代があり、それによってコンテンツ内容が変わってきます。
もちろんスマホでも十分に情報収集はできるでしょう。
しかしながら、スマホの情報は真意の判断が難しく、誤って覚えてしまう可能性が高いことが懸念されます。
その点、電子辞書は情報源に信頼がもて、安心ですね。
また、勉強中にスマホが傍にあることで誘惑に負け集中できないということも。
インターネットと切り離して使うことができる電子辞書は、学習にあたってとても優秀なのです。
そんな魅力たっぷりの電子辞書。アナタにピッタリの商品を選んでください。