この記事では、エアコンは三菱とパナソニックどっちがいいについて書いています。
暑い夏も寒い冬も年中必須なエアコン。
引越しや買い替えの際にどこのメーカーのエアコンを買うべきか悩んでしまいますよね。
今回は特に人気のある三菱とパナソニックのエアコンはどっちがいいのか比較しました。
各社の特徴やメリット・デメリットをまとめましたのでぜひ参考にしてください。
エアコンは三菱とパナソニックどっちがいい?
それでは早速、エアコンは三菱とパナソニックどっちがいいのか紹介していきます。
エアコンはメーカーごとに強みが異なり、何の機能を求めるか優先順位を決めて選ぶことが重要です。
結論から言うと、
人感センサーや自動運転の性能の良さを求める人は三菱
エアコンの機能はもちろん、その他の機能も求める人はパナソニック
両社の特徴をよく理解して自分にあったエアコンを選びましょう。
三菱エアコンの特徴
三菱のエアコンは高精度な人感センサーや電気代を抑えられる、さらに簡単にお手入れが可能なことなど魅力満載です。
ひとつひとつご紹介していきます。
高精度な人感センサー
三菱のエアコン「霧ヶ峰」シリーズの最大の特徴は赤外線による人感センサー「ムーブアイ」が搭載されていることです。
業界イチとも言われる非常に高性能なセンサーが、部屋にいるひとりひとりの手先・足先の温度まで計測してくれます。
ムーブアイすごい♪
— SHINJI (@shinji0728) January 29, 2016
0.1℃単位で色んな所の温度見てくれとるらしい。
無駄に動いてみるよね(笑)
それに空気清浄機もお掃除ロボットも搭載されとるって凄い時代やねー。 pic.twitter.com/K9ydjvJRdE
家族内で暑がりと寒がりが別れることがありますが、ムーブアイは体感温度まで検知してくれます。
部屋にいる全員が快適に過ごせるように温度を調節してくれます♪
省エネNo.1
無駄のない温度を保つことは省エネにも繋がり、三菱のエアコンFZシリーズでは4年連続省エネNo. 1の実績があります。参考:三菱公式サイト
どれぐらい省エネなのか、簡単に電気代を計算して比較してみました。
■三菱のFZシリーズの14畳クラスであるMSZ-FZ4022Sを使用した場合
期間電力消費量(年間で消費する電力量の目安)は970kWhです。
東京電力の電力量料金は1kWhあたり約22円なので年間の電気代は『970kWh×22円=21,340円』となります。
■パナソニックの同ランクであるLXシリーズの14畳モデルCS-LX403D2の場合
期間電力消費量が1,066kWhなので年間の電気代は『1,066kWh×22円=23,452円』です。
差額は2,112円となります。仮に10年使用した場合、三菱の方が21,120円安くなります。
電気代は近年どんどん上がってきているので少しでも電気代を安く抑えたい方にはぴったりです。
取り外せてお手入れ簡単
前面パネルやフラップ部分が外せるので自分で簡単にお掃除ができるのも特徴のひとつです。
私も三菱のエアコンを使用していますが、この機能が決め手となり購入しました。
エアコンはカビが生えやすい家電なのでちょっとした汚れが気になることは多々あります。
そんな時にすぐに自分で掃除ができ、常に清潔に保てるのは嬉しいポイントです。
逆に自分でお手入れはしたくないという方には、この機能はあまり役に立ちませんので違うメーカーでの購入をおすすめします。
霧ヶ峰REMOTE
最近、自宅のlot化が注目されていますが、三菱のエアコンにもその機能が備わっています。
スマートフォンやスマートスピーカーで専用アプリ「霧ヶ峰REMOTE」を使用することで外出先や別室からの遠隔操作が可能になります。
電源のオンオフや温度設定、タイマー設定などが出来ます。
そしてこのアプリのすごいところは遠隔操作だけではありません。
アプリ内の「おかえりON」という機能とスマートフォンを連動させておけば、自宅に近づくと冷暖房の必要性に応じて自動的にエアコンが作動してくれます。
暑~い外から帰宅すると家の中も暑い🥵って思ったことはありませんか?
— 【霧ヶ峰公式】ヶくん (@gakun_official) August 1, 2022
スマホアプリ「霧ヶ峰REMOTE」を使用している方は「おかえりON」の機能がおすすめ👍✨
スマホと連動して、自宅に近づくと自動で冷房の運転をオンにしてくれます!
是非使ってみてくださいね😊#エアコン #霧ヶ峰 #霧ヶ峰REMOTE
家に着いてからエアコンが稼働するまでの数分間の暑さや寒さを我慢する必要がなくなるのは嬉しいですね。
またAI換気アシストという三菱だけの機能もあります。
設定した換気窓に向かってエアコンから風を送ってくれる機能で、上手な換気をサポートしてくれます。
AIの力でお部屋の空気を確実に換気してくれるので人数が多く集まった時でも安心して過ごせます!
パナソニックのエアコンの特徴
続いてはパナソニックのエアコンの特徴をご紹介します。
パナソニックのエアコンの特徴はエアコン以外の空気清浄機能や加湿機能など他の機能も充実しているところです。
空気清浄機能「ナノイーX」でPM2.5も抑制
パナソニックの「エオリア」シリーズには空気清浄機能であるナノイーXが搭載されています。
ナノイーXは菌やカビ、PM2.5などの有害物質を抑制してくれる機能で、冷暖房や換気をしながらきれいな空気を部屋に送ってくれる優れ物です。
三菱のエアコンにもピュアミストという空気清浄機能が備わっていますが、PM2.5まで抑制してくれる点ではパナソニックの性能が上回っています。
ナノイーX単独の使用も可能なので、冷暖房を使わない季節でもペットやタバコ、料理などのニオイが気になる時に効果的です。
自動お掃除ロボット
パナソニックの大きな特徴に自動お掃除ロボットという機能があります!
自動お掃除ロボットによってエアコン内のフィルターに溜まった埃を屋外に排出してくれます。
「自動排出方式お掃除ロボット」
— 加藤匠吾(しょーやん)街のでんきやさん (@sumairuSHOGO618) June 25, 2020
パナソニックだからできる技術力‼️
フィルターのホコリを自動で
外部に放出してくれるなんて
めちゃくちゃ便利でいいね😊
この夏は、お掃除ロボット搭載
エアコンに期待です✨#エアコン#お掃除ロボット#パナソニック pic.twitter.com/dH9pN5ZCcv
自分でお手入れしたくないという方にはピッタリの機能ですね。
給水レス加湿
エアコンの暖房を使うと部屋が乾燥するので加湿器を別で置いている方も多いですよね。
これまで加湿機能のついたエアコンはダイキンからしか販売されていませんでしたが、ついにパナソニックからも登場しました。
エアコンでの加湿の仕組みは外気の水分を室外機から取り込んで部屋の湿度をあげるというものです。
パナソニックでは48分で50%程度まで湿度を上げてくれるので加湿器を別で用意する必要もありません。
部屋を加湿することにより体感温度が上がるだけでなく、美肌や美髪効果に加え、風邪予防もできるのでこの機能はメリットだらけと言えます。
足元暖房
寒い冬はとにかく足元から冷えてしまいます。
これは暖かい空気が上に上がり、冷えた空気が下に溜まる性質のためです。
パナソニックのエアコンではこの問題も解決してくれます。
#エアコン をつけても足元がなかなか暖まらない…なんてことはありませんか👀❓#エオリア の”足元暖房”機能はパワフルな温風で、冷えやすい足元もまるで足湯のようにぽかぽか◎
— Panasonic Japan公式 (@Panasonic_cp) January 20, 2019
くつろぎの時間に寒さを感じることなく、快適に過ごせます✨
詳しくはこちら⬇️ #大寒https://t.co/vMIKrJpwgZ pic.twitter.com/bJt2WLfIew
大きなフラップで一度にたっぷりの空気を取り込み、最高約60度の吹き出し温度で一気に暖め、冷える足元や部屋の広い範囲をポカポカに暖めてくれる機能です。
足元が温まると血管が拡張されてリラックス効果が期待されることや、むくみが解消されたりと健康に繋がることばかりです。
特に冷え性の方が多い女性に嬉しい機能です。
両社の性能差は?
各メーカーの特徴が分かった所で、それぞれの性能を比較してみましょう。
最上級モデルの14畳用エアコンという条件で性能の比較をしました。
三菱FZシリーズ (MSZ-FZ4022S) | パナソニックLXシリーズ (CS-LX403D2) | |
AI機能 | ムーブアイmirA.I.+ 人の動きや体感温度までを0.1度単位で検知し最適な温度を保つ | 人工知能を搭載したエオリアAIで最適な運転を維持 |
空気清浄機能 | ピュアミストという電気を帯びたミストの力で菌を抑制 | 水から生まれた新ナノイーX搭載でPM2.5や菌を抑制 |
お手入れ | パーツを外して自分でお手入れが可能 | フィルターお掃除ロボット (ダストボックス方式) |
省エネ(消費電力が小さいほど電気代が安い) | 消費電力970kWh | 消費電力1,066kWh |
加湿機能 | なし | 給水レス加湿 |
遠隔操作 | 三菱REMOTE | エオリアアプリ |
0.1度単位で人の温度を検知してくれるAI機能、自分でできる掃除のしやすさ、省エネでは三菱が優勢です。
PM2.5まで抑制してくれる空気清浄機能、給水のいらない加湿機能、料金の面ではパナソニックが優勢になっています。
価格についてはパナソニックの方が約20,000円ほど安いです。
しかし三菱のエアコンは省エネ性能が良いので電気代がパナソニックよりも安くなる傾向にあるため、金額の差はそれほどないと言っていいでしょう。
パナソニックにしかない加湿機能や、三菱にしかない簡単手入れ機能など、どの機能を優先するかで決めることをおすすめします。
【2025年版】エアコンを買ってはいけない時期|買い時と安い時期まとめ
三菱のエアコンがおすすめなのはどんな人?
各メーカーの特徴を伝えられても「結局どっちがいいの?」と悩む方も多いですよね?
ここからは、どんな人がオススメなのか紹介していきたいと思います。
まずは、三菱のエアコンがおすすめな人からです!
- 数人が集まるリビングで使用する人
- 自分で掃除やお手入れをしたい人
- 電気代を抑えたい人
三菱のエアコンは人感センサーの性能の良さが最大の売りです。
換気アシストの機能もあるので数人が集まるリビングで使用する際などにその魅力が発揮されるでしょう。
また、気になった時に自分で簡単にお手入れできるのもポイントです。
業者クリーニングを毎回頼むのも高額ですし、少しの汚れは自分で落とせるとメンテナンス費用も抑えられます。
省エネにも力を入れているので電気代を安く抑えたい人にも三菱がおすすめです。
AIが効率の良い温度調節を自動でしてくれるので自分でリモコンを操作するより楽で快適です。
高性能なAI機能をもつ三菱のエアコンは心地よい温度で部屋を包み込んでくれます。
パナソニックのエアコンがおすすめなのはどんな人?
次は、パナソニックのエアコンをおすすめしたい人です。
- 空気清浄機や加湿器を別で購入したくない人
- 自動お掃除機能が欲しい人
- コスパを求める人
パナソニックのエアコンは空調機能以外にも空気清浄機能や加湿機能も併せ持つマルチな家電です。
何種類もの家電をわざわざ購入する必要がなく、部屋をスッキリさせたい人やコスパの高いエアコンを求める人におすすめです。
また自動お掃除機能はフィルターに溜まる埃を自動でお掃除してくれるので手間がかかりません。
私の様なめんどくさがりにはピッタリのエアコンですね♪
空気清浄機能や加湿機能は美容や健康にも繋がり、より快適なお家時間を過ごすことが出来ます。
まとめ
三菱とパナソニックのエアコンの特徴やメリット、デメリットをご紹介しました。
高性能な人感センサーによる快適性を求め、お手入れを自分でしたい方には三菱がおすすめです。
また空気清浄機や加湿器の機能を合わせ持つコスパの良さ、自動お手入れ機能を求める方はパナソニックをおすすめします。
どちらのエアコンもメリット、デメリットがあるので購入の際は自分がエアコンに何を求めるのか優先順位をつけることが大切です。
自分にあったエアコン選びをして快適な生活を手に入れましょう。