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【2024年版】ロボロックとエコバックスはどっちがいい?特徴を徹底比較

ロボロック エコバックス 比較

この記事では、ロボロックとエコバックスの比較について書いています。

ロボット掃除機は自動でお部屋の掃除機掛けをしてくれる便利な家電です。

近年、多くのメーカーがロボット掃除機の開発に力を注ぎ、性能や価格でしのぎを削っています。

なかでも、ロボット掃除機の代表格であるルンバを猛追しているのが「ロボロック」と「エコバックス」。

どちらも、多くの製品で吸引+水拭き可能があるという魅力があります。

では、ロボット掃除機を買うならロボロックとエコバックスどっちがいいのでしょうか?

今回は、ロボロックエコバックス特徴性能を徹底比較!

それぞれの魅力やポイント、購入前の注意点をお伝えするので、あなたがどちらを選ぶべきかしっかり吟味してくださいね。

ロボロックとエコバックスはどっちがいい? 

ロボロック エコバックス どっちがいい

それでは早速、ロボロックとエコバックスはどっちがいいのか紹介していきます。

結論から言うと、

強い吸引力が欲しいならロボロック

コスパの良い製品が欲しいならエコバックがおすすめです。

両社はどちらも、吸引と水拭き掃除が一台で完了するロボット掃除機を販売しています。

しかし、細かく比較していくと両社にはそれぞれに特徴が。

それぞれの特徴をしっかり理解することで、あなたが選ぶべきロボット掃除機がわかるでしょう。

ロボロックの特徴

エコバックス ロボロック 比較
参照:公式サイト

ロボロックは、中国の「Beijing Roborock Technology」、通称「Roborock(ロボロック)社」のロボット掃除機です。

2014年の7月に設立された比較的若いロボロック社ですが、すでに累計販売台数928万台を突破し、ロボット掃除機業界で急成長しています。

ロボロックの製品には、以下の4つの特徴があります。

  • 吸引力が強い
  • マッピング性能が高い
  • バッテリー容量が大きい
  • モップの自動給水と自動洗浄・乾燥+自動ゴミ収集まで可能な製品がある

ロボロックの魅力

ロボロックの製品はなんといっても吸引力が強いのが特徴です。

スペックの高い製品では5100Paもの吸引力があり、力強くゴミやホコリを吸引してくれます。

また、マッピング性能が高いのもロボロックの魅力。

「高精度LDSレーザーセンサー」を搭載し、掃除しながら部屋を360°スキャンすることで正確にマッピングすることができます。

さらに、多くのモデルで5200mAhもの大きなバッテリー容量をもつことも、ロボロックの特徴のひとつ。

1回の充電で3時間連続して稼働する大容量バッテリーなので、広いお部屋でも最後まで力尽きずお掃除してくれます。

ハイスペックモデルではモップの給水から洗浄・乾燥まですべて自動でこなす製品もあり、一台で床掃除のすべてをお任せできます。

注目

高い吸引力+正確なマッピングで、時間をかけてしっかり掃除できることがロボロックの特徴です。

ロボロックの注意点

ロボロックの注意点としては、アフターサービスに不満を感じる可能性があることです。

ロボロック製品には1年間のメーカー保証があり、期間内であれば無償修理ができます。

しかし、保証書がない場合や外的要因(水濡れ、破損、純正以外のアクセサリなどが原因)による故障は、保証期間内であっても有償対応に。

注意

保証書にはレシートや購入履歴を示す必要があるため、プレゼントの場合は特に注意が必要です。

また、サポートセンターに製品を送り、故障原因を確認した場合は、検査費用などとして6,600円を支払うことになります。

アフターサービスの良さを重視する方は、注意しましょう。

エコバックスの特徴

ロボロック エコバックス
参照:公式サイト

エコバックスは中国のメーカーで、日本にも「エコバックスジャパン」として日本法人を設立しています。

世界50の国と地域で展開し、ロボット掃除機の世界シェアはなんとNo.2

ロボット掃除機市場において、エコバックスはその地位を着実に確立させています。

エコバックスの床用ロボット掃除機は「DEEBOT(ディーボット)」。

エコバックスの「DEEBOT」は以下の4つの特徴があります。

  • コスパの良い価格
  • 吸引+水拭きによる高い細菌除去率
  • 高性能なマッピング技術
  • モップの自動給水と自動洗浄・乾燥+自動ゴミ収集まで可能な製品がある

エコバックスの魅力

エコバックスの魅力は何といってもコスパの良い価格で展開していることです。

DEEBOTは5万円代~10万円以内の製品が多くラインナップされ、最上位モデルでも20万円以下で購入できます。

また、現行のすべての製品で水拭きと吸引の清掃ができ、多くの製品が自動ゴミ収集機を搭載。

10万円以内に収まるにもかかわらず、水拭き機能と自動ゴミ収集機がついているのは、非常にコスパが良いと言えるでしょう。

高い細菌除去率を誇るのもエコバックスの製品の魅力。

roborock ecovacs

水拭き+吸引による清掃により、99.26%と高い細菌除去率を誇る製品もあります。

MEMO

高性能な距離測定センサーとHDRカメラ、超高速AIチップを搭載することで、正確なマッピングを作成することが可能に。

暗所もしっかり障害物を検知できるので、外出中や夜間でも清掃可能です。

ロボロック同様、モップの給水・洗浄・乾燥を自動で行える製品もあり、高い利便性を誇っています。

エコバックスは、コスパ良く、ゴミ収集機やマッピングなど、充実した機能があるのが特徴です。

エコバックスの注意点

エコバックスを選ぶ際の注意点は、海外メーカーに抵抗がないかという点です。

エコバックスは中国のメーカーであり、製造も中国で行われています。

とはいえ、エコバックスは20年以上ロボット掃除機の研究開発に力を注ぎ、高い製品品質を誇っています。

今や、エコバックスはルンバに次いで世界第2位のシェアを誇り、ロボット掃除機の競争が激しいヨーロッパでも2位獲得。

注目

アフターサービスも真摯に対応していて、宮城県にある日本国内の工場で修理対応してくれます。

ただ、どうしても中国メーカーの製品には抵抗があるという人はエコバックスは向かないかもしれません。

ロボロックとエコバックスの性能差 

ロボロックとエコバックスの性能を比較していきましょう。

今回は以下の性能・ポイントを比較していきます。

  • 価格
  • 吸引力
  • 自動ゴミ収集機能
  • バッテリー容量
  • 充電時間
  • 最長稼働時間
  • 本体ダストボックス容量
  • 静音性

今回は両社の最も優れたフラッグシップモデルとスタンダードモデルの二種類で比較します。

なお、ロボロックの静音性はメーカーの明確な公表がないため、参考とさせていただきます。

【フラッグシップモデル】

ロボロックエコバックス
製品名S7 MaxV UltraDEEBOT X1 OMNI
税込価格(円)217,800178,000
吸引力5100Pa5000Pa
自動モップ洗浄
自動給水
自動ゴミ収集
バッテリー容量5200mAh5200mAh
充電時間(時間)66.5
最長稼働時間(分)180260
本体ダストボックス容量 (ml)400ml420ml
静音性65dB(参考)68dB
MEMO

フラッグシップモデルとして、ロボロックは「S7 MaxV Ultra」、エコバックスは「DEEBOT X1 OMNI」を比較します。

価格は両者とも、公式オンラインショップを参考にしています。

価格のついては、エコバックスの方が4万円ほど安く、エコバックスに軍配。

吸引力はどちらもレベルの高い争いですが、わずかながらロボロックが優秀という結果に。

大きな違いが出たのは最長稼働時間。エコバックスの方がおよそ2倍長い時間運転が可能です。

本体のダストボックス容量はエコバックスの方が若干大きく、多くのゴミを収集できます。

ポイント

フラッグシップモデルにつき、モップの自動洗浄+給水+自動ゴミ収集はどちらも標準搭載。

バッテリー容量は5200mAhとどちらも大きく、充電時間、静音性はさほど変わらないという結果になりました。

フラッグシップモデルでは、コスパで選ぶならエコバックス強い吸引力が欲しいのであればロボロックが良いでしょう。

【エントリーモデル】

ロボロックエコバックス
製品名Roborock Q7+DEEBOT N8 PRO+
税込価格(円)126,28085,000
吸引力2700Pa2600Pa
本体ダストボックス容量 (ml)750ml420ml
バッテリー容量5200mAh3200mAh
充電時間(時間)64
最長稼働時間(分)180110
静音性64.8dB(参考)58dB
参考:ロボロック公式サイト/エコバックス公式サイト
MEMO

エントリーモデルでは、自動ゴミ収集機能が標準搭載されている製品を選びました。

ロボロックは「Roborock Q7+」、エコバックスは「DEEBOT N8 PRO+」を紹介します。

価格は、エントリーモデルでもエコバックスの方がおよそ4万円ほど安く、軍配が上がりました。

ロボロックでは10万円以内で購入できる安価な製品もあるのですが、ゴミ収集機能が搭載されていないため、今回はQ7+を比較対象としました。

吸引力はさほど変わりがないものの、わずかにロボロックが勝利

本体ダストボックスの容量はロボロックの方が1.7倍とかなり大きく、ロボロックの方が多くのゴミを本体に溜められます。

本体ダストボックスが大きいと自動ゴミ収集機能がない掃除機を選んだ時に、ゴミ捨ての手間が減ります。

自動ゴミ収集機能が不要であれば、ゴミ捨ての手間が減るロボロックの製品は選ぶ価値は大きいでしょう。

大容量バッテリーを搭載しているロボロックは、バッテリー容量と稼働時間で優れているという結果に。

静音性はエコバックスの方が小さく、静かにお掃除をしてくれます。

エントリーモデルは価格や静かさで選ぶならエコバックス吸引力やバッテリー容量の大きさで選ぶならロボロックが良いでしょう。

ロボロックをおすすめしたい人 

ロボロック エコバックス 比較

特徴や性能差がわかっても「結局どっちを買うか迷う」という方もいますよね。

そんな方のために、どんな人におすすめなのかをご紹介します。

まずは、ロボロックがおすすめな人からです♪

ロボロックがおすすめな人
  • 吸引力にこだわりたい
  • 広い家・部屋に住んでいる
  • 自動ゴミ収集機能は不要
  • アフターサービスはさほど重要視しない

吸引力の強さに重点を置きたい人は、ロボロックを選びましょう。

上位モデルであれば5100Paもの吸引力の高い製品が多くラインナップされていて、しっかりとホコリやゴミを吸引してくれます。

また、お家やお部屋が広い人にもロボロックはおすすめです。

ロボロックでは多くのモデルで大容量のバッテリーを搭載しているので、広いお部屋もしっかりお掃除を完遂してくれます。

自動ゴミ収集機能はあまり必要ない人も、ロボロックを選ぶとよいでしょう。

MEMO

本体ダストボックス容量が大きいロボロック製品を選ぶことで、ゴミ捨ての回数が少なくなるメリットがあります。

アフターサービスをさほど重要視しない方も、ロボロックが向いています。

ロボロックは独自の品質管理や厳しい認証をクリアしていますが、一定数アフターサービスに不満を感じる方も

万が一故障した場合でも、有償修理や買い直しを前向きに考えられるのであれば、ロボロックは十分に試す価値があるでしょう。

エコバックスをおすすめしたい人 

続いてはエコバックスがおすすめな人をご紹介します。

エコバックスがおすすめな人
  • 徹底的にキレイにしたい
  • コスパの良い製品が欲しい
  • 水拭き機能・自動ゴミ収集機能は必須
  • 海外メーカー製品でも、サポートはしっかりほしい

床を徹底的にキレイにしたいならエコバックスがおすすめです。

エコバックスのDEEBOT N8 PRO+なら、吸引+水拭きにより細菌の99.26%を除去でき、床をより衛生的に保つことができます。

コスパの良い製品が欲しい人もエコバックスを選ぶとよいでしょう。

MEMO

エコバックスではフラッグシップモデルでも20万円以下、お手頃な製品であれば7万円ほどで購入できます。

お手頃な価格に加えて、現行のすべての製品で吸引+水拭きが可能、かつ多くのモデルで自動ゴミ収集機能を標準搭載しているのも魅力です。

また、海外メーカーの製品であってもサポートがしっかりほしい人にも、エコバックスはイチオシ。

日本法人があるため、万が一の時にも日本人スタッフが手厚くサポートをしてくれます。

注目

製品に不備があった場合、30日以内なら返品可能で、全ての製品に1年間の無償修理保証サービスもついています。

海外メーカーでありながら、アフターフォローがしっかりしているのもエコバックスの魅力です。

まとめ

ロボット掃除機は日々開発が進み、どんどん便利になっています。

ロボロックもエコバックスも自動でモップの洗浄まで任せられる製品を生み出し、床掃除にまつわるすべてを一任することができます。

どちらも魅力的な製品を送り出していますが、細かい部分ではそれぞれに特徴があります。

強い吸引力と大容量のバッテリー、容量の大きい本体ダストボックスが欲しいならロボロックがおすすめ。

コスパの良い製品と自動ゴミ収集機能、しっかりしたサポートが欲しいならエコバックがおすすめです。

あなたがなにを重要視するかによって、選ぶべき一台は変わります。

ぜひ、あなたの求める機能・ライフスタイルを基に、あなたがもっとも満足するロボット掃除機を選んでくださいね。