この記事では、マキタ掃除機の失敗について書いています。
「吸引力が強くて、充電が早い掃除機が欲しい!」
「マキタのコードレス掃除機が人気だけど、ゴミが吸えないって本当?」
マキタの掃除機を買おうとしても、マキタの掃除機は悪い口コミもあり、買って後悔しないか心配になりますよね。
実は、悪い口コミの理由は、機種選びによるものが大多数です。
特徴を知って目的に合った機種を選ぶことで失敗を防げます。
この記事では、8年間愛用している私が感じたマキタ掃除機の失敗談をお伝えします。
マキタの掃除機で失敗したポイントは?
それでは早速、マキタの掃除機で失敗したポイントをご紹介していきます。
私が8年間使って感じた、実際の使用感と失敗した4つのポイントをお伝えします。
機種によっては吸引力が弱い
バッテリー電圧の大きさによって、吸引力や使用時間が異なるのはご存じでしょうか。
マキタの掃除機には大きく分けて4種類(40V>18V>14.4V>10.8V)あり、電圧が高くなるにつれて大きな力が出ます。
吸い込み仕事率(W) | 1充電あたりの使用時間(分) | |
---|---|---|
40V (標準/強/パワフル) | 35~45/60~70/100~125 | 40/25/16 |
18V (標準/強/パワフル) | 15/42/60 | 50/20/15 |
14.4V (標準/強) | 10/29 | 40/20 |
10.8V (標準/強/パワフル) | 5/20/32 | 25/12/10 |
マキタの掃除機はゴミを吸わないという評価も多く見かけますが、低いバッテリー電圧を購入してしまったのが原因でしょう。
私が初めて購入したマキタの掃除機は10.8Vでした。これが失敗です。
10.8Vは一番強いパワフルモードでは、ゴミが取れますが10分しか使用できません。
10分では掃除が終わらず、メインで使用するには不便なため18Vを購入し直しました。
18Vにしてから、満足いく吸引力を維持したまま20分掃除が可能になりました。
見えるゴミはしっかり吸ってくれるので、ストレスなく使用できています。
スタンドがなく自立しない
マキタの掃除機にはスタンドがありません。
立てかけても倒れやすく、置き場に困りました。
床に転がして置くのも見栄えが悪いため、私は市販のスタンドを購入して使用しています。
2,000円ほどで購入できるので、ぜひ一緒に買っておくべきアイテムですね!
ゴミ捨て時にホコリが舞う
マキタの掃除機には、カプセル式・紙パック式・サイクロン式と3つの集塵タイプがあります。
以下が3つの集塵タイプの特徴です。
集塵タイプ | 特徴 |
---|---|
カプセル式 | ・カプセル部分をひねって開け、ゴミを捨てるタイプ。 ・ゴミ捨て時にホコリが舞う欠点があります。 ・ランニングコストなしは魅力。 |
紙パック式 | ・ボタンを押してフロントカバーを開け、紙パックごと手軽にゴミ捨てが可能。 ・衛生的ですが、紙パック購入のランニングコストがかかります。 |
サイクロン一体式 | ・サイクロンユニットを本体と一体化し、細かいゴミを遠心分離します。 ・吸引力が長続きし、フィルター目詰まりが起きにくいです。 ・ランニングコストもなく、ゴミ捨ても簡単です。 ・現在、40Vの1機種のみサイクロン一体式があります。 ・他の機種にはサイクロンアタッチメントを付けることが可能です。 |
私はコスト重視であったため、カプセル式を使用しています。
カプセル内の溝にホコリが溜まりやすく、捨てる時にホコリが舞うのが残念なポイント。
いくらゴミを払っても、溝やフィルターのホコリは取れずに蓄積する一方です。
きれい好きであれば、掃除機の掃除が必要になります。
ホコリが舞う点、カプセルが汚い点は紙パック式を利用すれば解決できます。
紙パック式は清潔で手間がかからない分、マキタ専用の紙パックを購入し続ける必要があります。
紙パック代がかかるので、費用を抑えたい方には不向きでしょう。
よく比較されるマキタの掃除機は紙パックとカプセル式どっちがいいのかは別記事で紹介していきます。
ぜひ参考にしてください。
音がうるさい
掃除中も充電中も音がうるさいと感じています。
マキタの掃除機は最高で、充電も早く、軽く、とにかく吸う。ただ、すげーうるさい。業者の音がする。工場でしか許されないレベル。フゥムさんを思い出します…
— ゲスナー (@gesunaa) January 20, 2023
掃除中はインターホンが鳴っても、大きな声で呼ばれても気づきません。
テレビはもちろん聞こえず、夜には使用できないレベルです。
充電中は冷却ファンが回るため、「ウィーン」と高音が響きます。
隣の部屋にいる分には我慢できますが、他の掃除機にはない特徴です。
日中は仕事で不在のため、朝か夜に掃除したいこともあり、もう少し静かだと助かるなと思っています。
マキタの掃除機を買ってよかったポイント
失敗だと感じたポイントをご紹介してきましたが、買ってよかったポイントもたくさんあります!
正直、トータルを考えるともっと早く買えばよかったと思っていますし。
ここからは、実際に使って感じた買って良かったポイントを5つ紹介します。
マキタのコードレス掃除機買ってよかった かなりオススメ
— りさ (@lsmngreen) March 26, 2020
長所)
・コードレスで機動性抜群
・車のお掃除も可
・吸引力が良い
・1kg前後で女性も使いやすい重さ
・ダイソンより圧倒的に安い
短所)
・ヘッドが回転するから自立しない
→スタンドを買うと解決する
・毛足の長いカーペットは合わない pic.twitter.com/1Hcri2WQG7
充電が早い
マキタの掃除機には、バッテリー内蔵型のタイプと、取り外して充電するカートリッジタイプのものがあります。
取り外し可能なカートリッジタイプは、充電時間約20分。
ダイソンの掃除機でさえ、充電に3時間は要します。他社のコードレス掃除機と比較しても、圧倒的に充電時間が短いです。
バッテリーが消耗した場合でも、バッテリーのみの買い替えで対応できます。
本体ごと買い替えでないのは嬉しいです。
子供たちの食べこぼしなど、1日に何度も掃除機をかけるため充電が早いと助かります。
安い
吸引力が十分な18Vは、バッテリーと充電器付きで25,000円~30,000円程度です。
10.8Vだと12,000円~15,000円で購入できます。
他の掃除機と比べてもかなり安く、コスパの良い掃除機ですね♪
耐久性も高く、18Vの30,000円でも8年間使用できており、まだまだ壊れる様子も見られないため私はとても満足しています。
また、今回ご紹介している価格はあくまで、公式サイトの参考価格です。
ネットなどで購入すれば5,000円以上も安く購入することもできますよ♪
詳しくは「マキタの掃除機はどこで買うのがお得?」でまとめているので、ぜひ参考にしてください!
回転ブラシのないヘッド
特に女性に多いですが、知らない間に床に自分の髪の毛が落ちていることがありませんか?
別の掃除機で回転ブラシに髪の毛が絡まり、苦労して取った経験があります。
マキタの掃除機は回転ブラシがないおかげで、長い髪の毛を絡めることなく吸ってくれます。
カーペットのゴミを吸いにくい欠点はあるものの、フローリングであれば回転ブラシがない方が使いやすいのでオススメです。
故障しない
マキタは国内トップシェアを誇る電動工具の製造・販売会社です。
マキタの掃除機は、建築現場や駅や店の掃除で多く使用されてきました。業務用であるため、とても丈夫です。
8年使っている今でも壊れたことはありません。吸引力も衰えることなく満足しています。
車の掃除に便利
付属のノズルを変えることでコンパクトにもなり、車内の掃除も可能です。
車に使用する目的はありませんでしたが、子供がお菓子をとにかく食べこぼすため非常に役に立っています。兼用できるのは魅力的です。
【結論】マキタの掃除機はどんな人におすすめ?
ここまで、失敗談やおすすめポイントと共にマキタの掃除機の特徴をお伝えしてきました。
特徴を踏まえて、どんな人がマキタの掃除機を買うべきなのか説明します。
マキタの掃除機がおすすめな方の特徴は3つです。
- コスパ重視
- 絨毯やカーペットを使っていない
- 車内の掃除もする人
一人暮らしの人こそマキタの掃除機を使うべき
一人暮らしであれば、間取りを考えても掃除機をかけるのは10分程度ではないでしょうか。
先にもお伝えしましたが、最もコスパがいいのが12,000円程で購入可能な10.8Vの掃除機です。
パワフルモードの使用で、吸引力と値段ともに満足できます。
日々の掃除として、さっと簡単に掃除機をかけたい方にはオススメです。
子育て中のママにもマキタの掃除機はおすすめ
子供はとにかく部屋を汚しますよね。
いくら掃除をしてもあっという間に汚くなり、悩みどころです。
パンくずや米などの食べ物、外から持ち込まれる砂・・・。
様々な物を吸い尽くし、高級掃除機は使いたくない気持ちもあります。
子供が幼いと、掃除機を倒したり遊んだり。我が家もガンガンぶつけられています。
丈夫で安価なマキタの掃除機であれば、掃除機が壊れる心配もせずに思う存分使えるのが利点です。
1日に何度も掃除が必要なママにとっては、充電が早いのも嬉しいです。
ぜひあなたもマキタの掃除機を試してみてはいかがでしょうか。
マキタの掃除機を買う前に注意すべき点は?
購入前に知っておくべき、マキタの掃除機を選ぶコツを3つお伝えします。
3つのコツを押さえれば、後悔のない機種選びができますよ!
注意点を理解して失敗を防いでください。
なるべくパワーのあるモデルを選ぼう
1回の掃除にどのくらいの時間がかかるのかを参考に、連続稼働時間を決めましょう。
ぜひカートリッジタイプから選んでください。
吸い込み仕事率(W) | 1充電あたりの 使用時間(分) | 値段 | |
---|---|---|---|
40V(標準/強/パワフル) | 35~45/60~70/100~125 | 40/25/16 | 5万円台 |
18V(標準/強/パワフル) | 15/42/60 | 50/20/15 | 3万円後半~4万円後半 |
14.4V (標準/強) | 10/29 | 40/20 | 3万円台 |
10.8V(標準/強/パワフル) | 5/20/32 | 25/12/10 | 1~2万円台 |
※値段は総合カタログ掲載のものを使用しています。ネット通販などであれば、この価格より1万円程安く売られています。
上の表を参考にして、最初に連続稼働時間を決めましょう。
そして予算内で吸い込み仕事率が高いものを選ぶと、あなたにぴったりの掃除機が見つかります。
好みの集塵タイプを選ぼう
3つの集塵タイプの特徴については、先にお伝えしました。
ここではメリット・デメリットに注目します。それぞれにメリット・デメリットがあるため、好みのものを選びましょう。
集塵タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
カプセル式 | ・ランニングコストなし | ・ゴミ捨て時にホコリが舞う ・フィルターやカプセル内の掃除が必要 |
紙パック式 | ・ゴミ捨てが簡単 ・衛生的 | ・紙パックを購入するコストがかかる |
サイクロン一体式 | ・ゴミ捨てが簡単ランニングコストなし ・吸引力が長続きする ・フィルター目詰まりが起きにくい | ・40Vの1機種のみ5万円台と値段が高い ・他の機種には、別売りサイクロンアタッチメントを付けることが可能だが、吸引力が下がる |
モードの切り替えやスイッチのタイプを選ぼう
中には2段階や3段階の、モード切り替えができる掃除機があります。
音が小さくても吸引力が弱いと意味がないと考え、私は切り替えのないものを選びました。
スイッチには2種類あり、特徴は以下の通りです。
スイッチタイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
トリガースイッチ (トリガーを握ると動く) | 小まめにオン・オフができる | 握り続ける必要があり、疲れる |
ワンタッチスイッチ (1度ボタンを押すだけで動く) | 握り方に自由があるので掃除しにくい場所でも楽 | なし |
私はトリガースイッチタイプですが、指が疲れると悩んだことはありません。
オン・オフが自在なので、子供のおもちゃを吸い込みそうなときにセーブがかけられて助かっています。
まとめ
種類が豊富なマキタゆえに、特徴を理解して選ばないと後悔することになります。
目的に合う機能を持った機種を選べば、マキタの掃除機を買っても失敗しません。
- コスパ重視の人
- 絨毯やカーペットを使っていない人
- 車内の掃除もする人
- 一人暮らしの人
- 子育て中の人
5つのいずれかに当てはまる人には特におすすめです。
満足できる掃除機を購入するには、2つの点に注意して選びましょう!
- バッテリー電圧(吸引力・連続稼働時間)
- 集塵タイプ
あなたに合った、安くて優秀なマキタの掃除機を手に入れてみてはいかがでしょうか。