この記事では、日本製の掃除機おすすめについて書いています。
最近の掃除機は性能が良いものが多く、一見するとどれも同じに見えますよね。
しかし、掃除機は商品によって機能も使い心地もさまざま。
自分の家に合った掃除機を選ぶことで掃除の時間がグッと楽になるんです。
人気なのは海外メーカーの掃除機ですが、実は日本の家には日本製の掃除機がおすすめ!
細かな気配りや使いやすさは日本製ならではなんです。
今回は、そんな日本製の掃除機のおすすめ商品を紹介!
メリット・デメリットや選び方のポイントもまとめているので、ぜひチェックしてください
日本製の掃除機を使うメリット
まずは、日本製の掃除機を使うメリットを2つみていきましょう。
- 日本人の体形に合ったサイズで使っていて疲れにくい
- 日本の家に合ったサイズと機能で使いやすい
日本人の体形に合ったサイズで使っていて疲れにくい
日本製の掃除機を使うメリットのひとつめは、使っていて疲れにくいということ。
日本製の掃除機は、主な顧客である日本人の体形に合わせて作られているので、使っていて負担にならないようになっているんです。
ここで、日本製の掃除機と海外製の掃除機のサイズを比べてみましょう。
幅×奥行き×高さ | 重さ | |
---|---|---|
パナソニック「充電式掃除機 MC-NS100K」 | 213×130×1045mm | 1.5kg |
ダイソン「V12s Detect Slim Submarine」 | 257×253×1129mm | 2.2kg |
注目すべきは、高さと重さ。
高さに関しては8.4cm、重さに関しては0.7kgの差が両者にはあります。
数字にしてみるとほんのわずかな差かもしれませんが、実際にダイソンの掃除機には「長くて使いにくい」という声がありました。
日本人の平均身長は外国人に比べて低いため、海外メーカーの掃除機では使いにくさを感じてしまうんですね。
また重さに関しても、日本製の掃除機は小柄な体系の日本人に向けて軽いものが多くなっています。
持ったときに重たさを感じる掃除機は、使っていくうちにストレスを感じるように。
なので、「毎日使いやすい掃除機が欲しい」という人は日本製の掃除機がおすすめです。
日本の家に合ったサイズと機能で使いやすい
日本製の掃除機が合っているのは日本人の体形だけではありません。
日本の家に合ったサイズと機能が揃っているのも、日本製の掃除機を使うメリットです。
海外の家に比べて比較的狭い日本の家。
日本製の掃除機はそんな日本の家のサイズに合わせてヘッドの奥行きや厚みを計算して作られています。
ヘッドが小さいと小回りが利くので、細かいところまで掃除機をかけられますよ。
また、海外メーカーの掃除機の口コミでは「稼働音がうるさい」という声が多くなっています。
これは、海外では家同士が離れているから掃除機の音を気にする必要がそこまでないと考えられているため。
でも、隣近所と家同士が近いという特徴を持つ日本では掃除機の音は気になるポイント。
音がうるさいと使う時間も限られますし、近所への迷惑も考えてなかなか使いにくくなっちゃいますよね。
その点、日本製の掃除機は「音の静かさ」を重視して作られているのが特徴。
「日本で使いやすい日本の家のための掃除機」という点でも、日本製の掃除機はおすすめです!
日本製の掃除機を使うデメリット
いざ使い始めたときに「思ってたのと違った…」とならないよう、日本製の掃除機を使うデメリットについてもチェックしておきましょう。
ただ、そうは言ってもそこまでデメリットはありません。
強いて言うならば、日本製の掃除機は海外製に比べてデザイン性に劣るということでしょうか。
これは掃除機に限ったことではないのですが、家電のデザインに関してはやはり海外のほうがおしゃれなものが多いと人気です。
日本では家電はあくまで道具であり、使わない時は閉まっておくという意識があるためかもしれません。
人目につくものじゃないからデザインにこだわる必要はないということですね。
ただ、掃除機は汚れが気になったときにさっと使えるほうがいいもの。
そのときに掃除機のデザインが良ければ、部屋の中に出しっぱなしにしておいても気にならないからいいですよね。
最近では日本製の家電もデザインを重視したものが増えてきています。
ですが、掃除機に関してはあと一押し頑張ってほしいところ。
出しっぱなしでもおしゃれな掃除機がいいという人は、海外メーカーの「ダイソン」や「シャーク」の掃除機がおすすめです。
日本製の掃除機の選び方
日本製の掃除機と言っても種類はたくさん。
ここからは、自分に合った掃除機を選ぶためのポイントを4つ紹介します。
選び方:形で選ぶ
日本製の掃除機の選び方でまず大事なのが、掃除機の形。
現在日本製の掃除機は以下の4種類に分かれています。
- スティックタイプ
- キャニスタータイプ
- ハンディタイプ
- ロボットタイプ
4つの掃除機のそれぞれの特徴をまとめました。
スティックタイプ | コードレスが多く、小回りのきいた掃除ができる 気になったときさっと掃除したい人向け |
キャニスタータイプ | 持続力が高く吸引力が落ちにくい 広い部屋をしっかり掃除したい人向け |
ハンディタイプ | 持ち運びしやすく、掃除機が使いにくい 場所も掃除できる車の中もきれいにしたい人向け |
ロボットタイプ | 自動で掃除してくれる 掃除の手間を減らしたい人向け |
掃除する場所が広いのであればキャニスタータイプが最後まで吸引力が落ちにくいのでおすすめです。
ロボットタイプで掃除の手間を減らすのもいいですね。
マンションなど部屋自体がそこまで広くないのであれば、スティックタイプで十分満足できるでしょう。
ハンディタイプは、車の中や階段など掃除機を使いにくい場所の掃除に最適。
4つの掃除機はそれぞれ利点があるので、自宅の広さや「掃除機に何を求めるか」で選ぶといいでしょう。
選び方:コードの有無で選ぶ
以前の掃除機と言えばコードがあるのが当たり前でしたが、最近ではコードレス掃除機が主流になってきています。
コードを引っ張り出してコンセントに差し、部屋が変わったらまたコンセントを差し替える。
ひとつひとつの動作は簡単ですが、毎日のこととなると手間になります。
その点、コードレス掃除機はコードの抜き差しの手間がかかりません。
コンセントがない場所も掃除できるので、利便性の高さでいえばコードレスが優勢です。
ただ、コードレス掃除機は使用時間が短いのが難点。
コード付きであればコンセントに差している間はずっと掃除できますが、コードレスだと長くて15分ほどしか持ちません。
パワーを上げると稼働時間はさらに短くなります。
こまめに掃除をするのならいいですが、広い部屋をある程度しっかり掃除したいと思ったらコード付きの方が使いやすいでしょう。
選び方:集じん方式で選ぶ
掃除機の集じん方式は、紙パック方式とサイクロン方式の2種類あります。
掃除機を選ぶときはこの集じん方式にも注目して選んでみましょう。
昔ながらの紙パック方式は、掃除機のお手入れが面倒な人におすすめ。
ゴミがたまったらそのままポイっとゴミ箱に捨てるだけ。
掃除機本体が汚れにくいので清潔さを保つことができます。
紙パックには多くのゴミが溜められるのでゴミ捨ても月に1〜2回でOK。
難点は、紙パックを買う必要があるということです。
最近の主流になってきているサイクロン方式は、紙パックは必要ないのでコストを抑えたい人におすすめです。
ゴミが目に見えて溜まっていくのが分かるので「掃除をした!」という実感も得られやすいですね。
ただ、ゴミを溜める容量がそこまで大きくないので、こまめにゴミ捨てが必要です。
使ううちにダストボックスが汚れてくるので、月に1回は定期的な掃除もしないといけません。
紙パックの分コストを抑えたい人はサイクロン方式が、ダストボックスの掃除の手間をなくしたい人には紙パック方式がおすすめです。
選び方:ブラシの種類で選ぶ
最近の掃除機はブラシの種類も豊富になってきています。
ブラシを付け替えることができる掃除機を選ぶと、掃除できる箇所が増えてより家の中がきれいになりますよ。
特によくセットになっているのがこの2種類のブラシ。
- 布団ブラシ
- 隙間ブラシ
布団ブラシが付いているものなら、専用の布団クリーナーを買う必要がありません。
隙間ブラシは、家具の隙間やサッシの隙間など細かい箇所を掃除するのに適しています。
ですが、ブラシは結局自分で付け替えなければいけません。
「都度付け替えるのが面倒…」という人は、ブラシの種類にはこだわらずシンプルな掃除機を選んだ方がきちんと使いこなせておすすめです。
日本製の掃除機おすすめ4選
選び方のポイントが分かったところで、ここからは日本製の掃除機のおすすめを4選紹介していきます。
スティックタイプ・キャニスタータイプ・ハンディタイプ・ロボットタイプの4種類を集めたので、ぜひチェックしてくださいね!
スティックタイプ掃除機:Panasonic「パワーコードレスMC-SB33J」
- 1.3kgの軽量+前後左右に動くヘッドで操作性◎
- 丸ごと水洗いOKで清潔
- 壁ピタゴム付きでスマートに収納
スティックタイプ掃除機のおすすめは、Panasonicの「MC-SB33J」です。
特徴は、わずか1.3kgの重さ。
スティックタイプ掃除機は軽いものが多いですが、1.5kgを下回るものはほとんどなく、トップクラスの軽さといっていいでしょう。
「壁際集じん機能」と併用することで、しっかり部屋の隅々まできれいにできますよ。
また、ダストボックスが丸洗いできるのも嬉しいポイント。
何かと汚れがちなダストボックスだから、水洗いできるのは嬉しいですね。
さらに、Panasonicならではの特徴が「壁ピタゴム」。
通常スティックタイプ掃除機は立て掛ける際のスタンドが必要なんですが、Panasonicのスティックタイプ掃除機にはスタンドはなし。
掃除機本体に滑りにくいゴムがついており、スタンドなしでも掃除機を立て掛けることができます。
スタンドって結構かさ張るから、この壁ピタゴムならすっきりとスティックタイプ掃除機を収納できるのがポイント。
収納場所を選ばないので、家中で使えますよ。
キャニスタータイプ掃除機:日立「パワかるサイクロン CV-SP900J」
- 300Wの強力パワーでしっかり吸引
- ごみくっきりライトで残さずきれいに
- 自走式ブラシだから楽々
キャニスタータイプの掃除機のおすすめは、日立の「パワかるサイクロン CV-SP900J」。
約2.5kgの軽量ボディでありながら、高性能小型モーター搭載で吸込仕事率は300Wを誇ります。
東芝のキャニスタータイプ掃除機「VC-SG940X」が吸込仕事率180Wなので、パワーの強さが分かりますよね。
また、ヘッド部分にはLEDライトの「ごみくっきりライト」を搭載。
掃除する箇所を緑色に照らすことで、これまで見落としていた小さなごみを逃しません。
ライト付きだけどヘッドの重さはわずか350g、しかもブラシが回転する力で進む自走式。
力を入れずに、誰でも楽々掃除ができますよ。
ハンディタイプ掃除機:アイリスオーヤマ「ハンディクリーナーHCDーA1M-T」
- ブラシレスモーターでパワフルに吸引
- 豊富なアタッチメント
- 最長23分の長時間稼働
ハンディタイプ掃除機のおすすめは、アイリスオーヤマの「ハンディクリーナーHCDーA1M-T」です。
最大の特徴はDCブラシレスモーターを採用していること。
ブラシをなくしたことでより吸引にパワーを割けるようになりました。
また、付属の延長パイプとヘッドをつければスティックタイプ掃除機に変身。
しっかりした吸引力だから、スティックタイプとして使っても十分満足できます。
他にすき間ノズルとブラシノズルも付いているので、狙いを定めて掃除ができますよ。
コードレスでありながら最長23分という長時間稼働も自慢です。
ついでに気になった場所までとことん掃除してしまいましょう。
ロボットタイプ掃除機:Panasonic「RULO MC-RSF1000-W」
- 部屋の隅まですっきり三角の形
- 稼働音が気にならない静かさ
- 在宅掃除モードできれいを諦めない
ロボットタイプ掃除機のおすすめは、Panasonicの「RULO MC-RSF1000-W」です。
丸いロボットタイプ掃除機が多い中、こちらはおにぎりのような三角形の形が特徴。
部屋の隅に溜まりがちなホコリもしっかりきれいにかき集めます。
家にいることが多い人には嬉しいですよね。
また在宅ワークが多い人のために「在宅掃除モード」を搭載。
これは、人がいて掃除できなかった箇所を、全体を掃除したあとに再び掃除しにくるというものです。
レーザーが人の姿を感知して避けるから、じっくり仕事に集中して取り組めますよ。
まとめ
日本製の掃除機のおすすめや、日本製の掃除機のメリット・デメリットをまとめました。
掃除機というと「とにかく吸引力が高いものを」と思うかもしれませんが、日本製の掃除機は吸引力にプラスして使いやすさにこだわっています。
日本人の体形や日本の家屋に最適なサイズの掃除機というのは、海外メーカー商品にはあまりない日本製掃除機ならではですよね。
使い勝手の良い掃除機を選べば掃除がグッとはかどるはず。
ぜひお気に入りのひとつを見つけてくださいね。