この記事では、アイビスペイント用タブレットおすすめについて書いています。
アイビスペイントは、誰でも本格的なイラストや漫画が描けるアプリ。
スマホやパソコンにも対応していますが、紙に描くように直感的にお絵描きしたいのであればタブレットの使用がおすすめです!
ただ、一口にタブレットといってもさまざまなメーカーから販売されており、どれを選んだらいいか分からないですよね。
そこで今回は、アイビスペイント用のタブレットのおすすめを紹介!
自分にぴったりのアイビスペイント用タブレットの選び方もまとめているので、ぜひチェックしてくださいね。
アイビスペイント用タブレットの選び方
アイビスペイント用タブレットの選び方で外せないポイントは3つ。
- サイズ
- 対応OS
- メモリ容量・ストレージ容量
サイズをチェック
アイビスペイント用タブレットを選ぶときは、最初にタブレットのサイズをチェックしてください。
まずは市販されているタブレットのサイズを確認してみましょう。
インチ数 | 対角線の長さ | 重さ |
---|---|---|
7インチ | 17.78cm | 300g以下 |
8インチ | 20.32cm | 300~400g |
10インチ | 25.4cm | 400~500g |
11インチ | 27.94cm | 400~500g |
12インチ | 30.48cm | 600~700g |
13インチ | 33.02cm | 700~800g |
アイビスペイントをどこで使うかによっても変わりますが、おすすめは10インチ以上のサイズです。
というのも、iPhone15のインチ数が6.1なので、10インチ以下だとスマホでお絵描きしているのとあまり差がないから。
タブレットでアイビスペイントを使うメリットは、紙に描くように直感的に絵を描けることがあると思います。
インチ数が小さいとタブレットである必要性があまり感じられないんですね。
そのため、スマホよりも大きく、スケッチブックにペンで描くように絵が描ける10インチ以上のサイズがおすすめということです。
10インチ以上のサイズになると、「アイビスペイントを家の中だけで使うかどうか」ということも視野に入れて選んでみましょう。
サイズが大きくなるにつれ一度に描けるエリアは広くなりますが、その分本体重量が重くなっていきます。
13インチになると小型のパソコンに近い重さになるので、外で持ち運びするのは少し大変です!
家の中だけで据え置きで使うならいいですが、「気軽に持ち運んで絵を描きたい」というのであれば10インチか11インチあたりが使いやすいですよ。
対応OSをチェック
アイビスペイントはアプリのため、タブレットのOSに対応していないと使うことができません。
アイビスペイントが対応しているOSをまとめたものがこちら。
Windows版 | ・Windows 10 バージョン2004以降 ・Windows 11 バージョン21H2以降※ARM版非対応 |
iOS版 | ・iPhone5s以降 ・iPad Pro ・iPad 5以降 ・iPad mini 2以降 ・iPod touch(6世代)以降を含める ・iOS12以上のiOSデバイス及びiPad OS 13.1以降のiPad |
Android版 | ・Android 5 以降のスマートフォン、タブレット |
フリマアプリなどで中古で手に入れたタブレットはOSが古く、アイビスペイントに対応していないことがあります。
対応していないと、そもそもアイビスペイントのアプリをダウンロードすることすらできません。
タブレットを選ぶときは必ずOSが上の表のどれかにあてはまるか確認してくださいね。
メモリ容量・ストレージ容量をチェック
アイビスペイントでは豊富なブラシやスタンプ、スクリーントーンといった素材を使ってお絵描きができます。
しかし、素材が多くなればなるほどアプリ自体の容量も大きくなるわけで。
タブレットの容量が少ないと、スムーズにお絵描きできなかったり、描いた絵を保存しておけなくなります。
なので、タブレットを選ぶときはメモリ容量とストレージ容量をしっかり確認しておきましょう。
メモリ容量が影響するのはタブレットの動作環境、ストレージ容量が影響するのはデータの保存です。
タブレットでネットを見るくらいならメモリは4GB以下でもいいですが、ストレスなくアイビスを使うなら4GB以上あったほうがおすすめです。
一方、ストレージ容量は64GBがおすすめ。
イラストデータだけであれば1点の容量は数MB〜数百MBほどですので、1MBのイラストなら100点保存しても使う用量は1GBだけ。
それなら64GBもいらないんじゃ?と思うかもしれませんよね。
しかし、イラストにフィルタをかけたり着色したりすれば、当たり前ですがイラストデータの容量は簡単にアップ。
あっという間にストレージ容量がいっぱいになってしまいます。
また、アイビスペイントには作画工程を動画に撮って保存したり、各種SNSでシェアできる機能があります。
他にはないこの機能、いざ使おうと思ったとき容量が足りないとショックですよね…。
アイビスをとことん楽しむのであれば、迷ったら容量は大きめを選ぶようにしましょう。
ちなみに、アイビスペイントは月額300円(税込)の「プレミアム会員」を用意しています。
プレミアム会員限定の機能が使えるのですが、その中には20GBのクラウドストレージ容量がセットになっています。
タブレット容量と併せて、こちらの機能を使ってもいいですね。
アイビスペイント用タブレットおすすめ3選
ここからは、アイビスペイント用タブレットのおすすめを3選紹介していきます。
それぞれの特徴もまとめているので、ぜひ比較してお気に入りを見つけてくださいね!
Apple「iPad 10.2インチ 第9世代」
OS | iOS |
インチ数 | 10.2インチ |
容量 | ・メモリ- ・ストレージ64GB(256GBもあり) |
重さ | 487g |
特徴は3つ。
- サクサク動いてストレスなく作業できる
- Apple Pencilを使えば4096段階の筆圧で絵が描ける
- True Tone採用で使う場所を選ばない
操作性が一環しており、誰でも使いやすいのがApple社のiPad。
A13 Bionicチップを搭載しているため、従来のiPadより作業性が20%アップしているのが特徴です。
お絵描きアプリを使用しながらメッセージのやり取りなど、複数のアプリを同時に使用してもサクサク動くので、ストレスなくお絵描きできますよ。
また、Apple Pencil(第一世代)を使えば、4096段階の筆圧から自由にお絵描きを楽しめます。
通常、専門のお絵描きタブレットに設定されている筆圧レベル値は2048ほどなので、4096という数値が高いのが分かりますね。
紙の上に色鉛筆や筆、マーカーなどあらゆる画材を駆使して描くようにタブレットで絵を描けるので、絵を仕事にしたい人にもおすすめ。
長時間絵を描いていると、画面を見続けることで目が疲れてしまいますよね。
iPadには少しでも目の疲れを軽減するため、True Toneを採用。
周囲の光によってタブレット画面の色温度を自動的に調整してくれるので、結果的に目に負担がかかりにくくなっています。
いちいち自分で設定を変える必要がないので、作業の手を止めたくないときには助かりますね。
普段からApple製品を使用している人はもちろん、シンプルな動作で分かりやすいタブレットを探している人にiPadはおすすめです。
Samsung「Galaxy Tab S8+」
OS | Android |
インチ数 | 12.4インチ |
容量 | ・メモリ8GB ・ストレージ128GB |
重さ | 567g |
特徴は3つ。
- 大画面なのに薄くて軽い
- 付属のペンはタブレットに固定して充電できる
- MicroSDを入れれば最大1TBまで容量を増やせる
Galaxy Tab S8+は12.4インチという大画面ながら、重さはわずか567gで厚みは0.57cm。
12.4インチもあると自宅で据え置きで使うのが定番ですが、この軽さと薄さなら持ち運びも苦になりません。
別売りのキーボードをセットし自宅ではパソコンとして、外ではタブレットとして使う人も。
また、紙に描くような描き心地の良さが人気のS Penが付属されています。
なめらかな描き心地を楽しんだあとは、ペンはタブレットの裏にマグネットで固定。
そのまま充電ができるので、いざ使おうと思ったときに充電がなかった、あるいはペンが行方不明なんてことがなくなります。
ストレージ容量128GBともともと大容量のタブレットですが、MicroSDを入れれば最大1TBまで容量を増やせるのも特徴。
これならアイビスペイントで動画をたっぷり撮る余裕もありますよね。
Galaxy Tab S8+は、大画面でお絵描きがしたい人、たっぷり絵を保存しておきたい人におすすめです。
HUAWEI「MateBook E」
OS | Windows 11 Home |
インチ数 | 12.6インチ |
容量 | ・メモリ8GB ・ストレージ128GB |
重さ | 709g |
特徴は3つ。
- 12.6インチの大画面は有機EL搭載で鮮やか
- 筆圧レベル値4096のHUAWEI M-Pencil付属
- HUAWEI製のスマホと連携すればワンタッチでアクセス可能
12.6インチの大画面に有機ELを搭載しているMateBook E。
鮮明でありながら色のコントラストがはっきりしているので、描いたイラストが映えます。
細かい部分もしっかり描き込みたいという人はやっぱり大画面のほうがいいですね。
嬉しいのは、筆圧レベル値4096のペン「HUAWEI M-Pencil」が付いてくること。
紙に描くような繊細なタッチをタブレット上でも再現できるので、自作のイラストのクオリティを上げたいという人にはぴったりです。
さらに、同じHUAWEI製のスマホと連動させることによって操作性がアップ。
ワンタッチでマルチスクリーンにて作業ができるようになり、スマホで描いた絵にタブレットからすぐさまアクセスなんてことも可能です。
連絡の取りやすさはスマホがどうしても上なので、マルチスクリーンで打ち合わせしながらタブレット上で製作すれば作業もはかどりますね。
MateBook Eは特にHUAWEI製のスマホを使用している人、高性能のペンシルを追加料金なしで使ってみたい人におすすめです。
まとめ
アイビスペイント用タブレットのおすすめをまとめました。
本格的なお絵描きが誰でも気軽に楽しめるアイビスペイント。
使用するタブレットにこだわればお絵描きがよりはかどるようになります。
決して安い買い物ではないので、アイビスペイント用タブレットの選び方を参考に、自分に合ったものを選んでくださいね。