この記事では、IHクッキングヒーターが安い時期について書いています。
火力を細かく調整できて、火災のリスクも少ないIHクッキングヒーター。
使い勝手の良さから、買い換えのタイミングでIHクッキングヒーターに変えようかなという人もいると思います。
そうなると、気になるのはIHクッキングヒーターを安く買う方法。
決して安い買い物じゃないから、クッキングヒーターが安い時期があれば知りたいですよね。
そこで今回はIHクッキングヒーターが安い時期について調査!
IHクッキングヒーターを買うときの注意点についてもまとめているので、ぜひチェックしてくださいね。
IHクッキングヒーターが安い時期はいつ?
IHクッキングヒーターが安い時期は全部で4つ。
- 新作が発売されたとき
- 3月の引っ越しが増えるとき
- 決算セールのとき
- リフォーム業者が閑散期に入ったとき
なぜ安く買えるのか、くわしく解説していきましょう。
新作が発売されたとき
IHクッキングヒーターが安い時期のひとつめは、新作が発売されたときです。
より使い勝手のいいものをお客さんに届けるため、メーカーはニーズに合わせて新作のIHクッキングヒーターを発売します。
新作が発売されたからといってこれまで販売していたものが売られなくなるわけではありません。
むしろ、積極的に売って在庫を減らしていきたいと販売店は思っているんですね。
新作が発売されたときはこれまで販売していたIHクッキングヒーターの値段がグッと下がります。
いわゆる「型落ち品」となるわけですね。
新作が発売されたから「型落ち品」となるだけで、品質には何の問題もありません。
型落ち品になるだけで約2万円〜5万円近く値段が安くなることも。
「最新の性能が搭載されたIHクッキングヒーターじゃないと」というのでなければ、型落ち品でも十分満足できるでしょう。
ビルトインタイプのIHクッキングヒーターの新作が発売されるタイミングは、残念ながらはっきりと分かりませんでした。
しかし、卓上タイプのIHクッキングヒーターであれば、9月など調理家電の新作が発売されるのと同じタイミングで安くなることが多いです。
3月の引っ越しが増えるとき
3月の引っ越しが増える時期も、IHクッキングヒーターが安い時期と言えます。
というのも新生活が始まるタイミングで、新しくIHクッキングヒーターを買ったり買い換える人が増えるから。
需要を見込んで、家電量販店で「引っ越しセール」を行うことが多いです。
IHクッキングヒーター単品でも安く買えますが、洗濯機や電子レンジなど他の家電とセット販売されることも。
まとめ買いすることで単品で買うよりも安く買えたりするので、新生活が始まる人はこのタイミングで買いそろえてもいいですね。
決算セールのとき
IHクッキングヒーターは、家電量販店やリフォーム業者の決算の時期に安く買えることがあります。
決算の時期は3月が一般的ですが、家電量販店では3月に合わせて9月も決算シーズン。
決算の時期はとにかく売り切りたいと考えているので、IHクッキングヒーターの値段もグッと低くなる可能性があります。
各家電量販店では「決算セール」という名目でセールが始まるので、3月と9月の時期はチラシをよくチェックしておきましょう。
当サイトでは、家電量販店の決算セール時期について詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
リフォーム業者が閑散期に入ったとき
IHクッキングヒーターは街のリフォーム業者も取り扱っています。
ですので、リフォーム業者が閑散期に入ったときはIHクッキングヒーターも安くなることがあります。
リフォーム業者の閑散期は5月〜10月ごろ。
反対に、だんだん寒くなってくる冬から春にかけての11月〜4月は繫忙期になります。
閑散期はリフォーム業者もお客さんを呼び込みたいと思っているので、さまざまなキャンペーンやセールを行います!
IHクッキングヒーターの購入だけでなく工事も一緒にお願いしたいと思っているなら、リフォーム業者の閑散期を狙いましょう。
IHクッキングヒーターを安く買う方法は?
ここからは、実際にIHクッキングヒーターを安く買う方法を4つ紹介していきます!
工事のいらない卓上タイプ、工事の必要なビルトインタイプともに安く買う方法は同じ。
決して安くはない買い物になるので、できるだけ安く買う方法をしっかりチェックしておきましょう。
- セールを狙って買う
- 値引きをする
- アウトレット品を買う
- ネットで買う
セールを狙って買う
IHクッキングヒーターを安く買う方法のひとつめは、セールを狙って買うということ。
定価で買うと結構な値段がするIHクッキングヒーターですが、セール品を狙えば手頃な価格で購入できます。
家電量販店やリフォーム業者ではたびたびIHクッキングヒーターのセールを開催。
特に、新作が発売されたあとは旧モデルのIHクッキングヒーターが30〜50%オフになることもめずらしくありません。
「急ぎでIHクッキングヒーターが必要」というのでなければ、新作が発売される9月以降まで買うのを待った方がいいでしょう。
リフォーム業者であれば5〜10月の閑散期をチェックしてください。この時期は施工が少なく比較的余裕がある時期。
お客さんを呼び込むために、セールが行われることが多いです。
値引きをする
「今すぐにIHクッキングヒーターが必要」という人だと、セールまで待てないですよね。
そんなときは、家電量販店に行ってIHクッキングヒーターの値引きをお願いするという方法があります。
家電量販店で値引きというとなんだかハードルが高いですが、実は家電量販店で働くスタッフからすれば値引きはよくあること。
値引きありきで家電の価格が決められている場合もあるんです。
ただ、値引きにはいくつかコツがあります。
「IHクッキングヒーターを安くしてください」とお願いするだけと、コツを押さえて値引きするのとでは値引き額が大きく変わってくることも。
押さえておきたい値引きのコツはしっかりとちぇっくしておきましょう!
- あらかじめ欲しいIHクッキングヒーターを決めてからお店に行く
- 客足の少ない曜日・時間帯を狙う(平日夕方や雨の日など)
- 可能なら、他の家電とまとめ買いする
特に大きな値引きが期待できるのは、他の家電とのまとめ買いです。
お店側としても在庫がさばけるのは助かるので、まとめて買ってもらえるお客さんは大事にしたいもの。
IHクッキングヒーターとまとめ買いする家電にもよりますが、2〜3万円値引きされることもありますよ。
アウトレット品を買う
「訳アリでもいいから安く買いたい」という人におすすめなのが、アウトレット品を買うことです。
アウトレット品といっても、その多くは新品未使用のものがほとんど。
安く売られている理由としては、
- IHクッキングヒーターが入っていた箱がつぶれている・汚れている
- 型落ち品
- 展示品
などが多く、品質的には問題のないことが多いです。
誰かにプレゼントするには向いていないですが、自宅で使用する分には十分ですよね。
例えば、ヤマダ電機オリジナルのIHクッキングヒーター「YIH-E14G2」は定価が14,080円(税込)ですが、アウトレット品だと11,080円(税込)に。
箱のつぶれなどがあるだけで3,000円も安く買うことができてお得です。
ひとつ問題点があるとすれば、アウトレット品は常時販売しているわけではないということ。
「見つけたらラッキー」なので、店舗やネットをよくチェックしておきましょう。
ネットで買う
IHクッキングヒーターを安く買うのにおすすめなのが、ネットで買うこと。
重たいIHクッキングヒーターを自宅まで運んでくれる・わざわざ店に行く必要がない・自宅でじっくり検討できると、ネット購入はメリットがたくさん。
プラス、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターであればネットで買うと「工事費込み」で販売されていることも多いんです。
例えば、パナソニックのビルトインタイプIHクッキングヒーター「KZ-G32AK」。
定価が51,329円(税込)なんですが、実店舗で購入し自分でリフォーム業者に工事をお願いすると以下の工事費がかかります。
既存撤去処分費や取り付け費 | 25,000~30,000円 |
現場経費 | 20,000円 |
電気配線工事※ | 30,000円 |
ガス閉栓工事費 | 3,000円 |
工事費合計 | 45,000円~63,000円 |
IHからIHに取り替えるのか、ガスからIHに取り替えるかで工事費は大きく変わってきますが、安くともかかる工事費は45,000円(税込)。
IHクッキングヒーター本体と合わせると合計価格は96,329円(税込)になります。
一方、ネットで「工事費込み」の「KZ-G32AK」を選べば販売価格は68,129円(税込)。
自分でリフォーム業者に工事を申し込むよりも、28,200円(税込)も安くIHクッキングヒーターが購入できます。
しかも、商品保証や工事保証が付いているので安心もゲット。
IHクッキングヒーターは使う頻度も多いですから、もしものための保証もセットになっているのは嬉しいですね。
ただ、ネット販売されているIHクッキングヒーターでも「工事費別」の案内がある場合は別途工事費を支払わないといけないので注意してください。
ネット購入でおすすめなのが、「楽天市場」と「Yahoo!ショッピング」の2つ。
なぜなら、この2つのサイトであればそれぞれ楽天ポイントとPayPayポイントがたまるからです。
楽天市場は「お買い物マラソン」や「楽天スーパーセール」であれば最大10倍のポイントがもらえますし、Yahoo!ショッピングはPayPay支払ならいつでもポイント5倍。
単価の高いIHクッキングヒーターこそ、ネットで購入すれば効率よくポイントをためられますよ。
別記事では「IHクッキングヒーターの買い替えはどこがおすすめなのか」を紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね!
IHクッキングヒーターを買うときの注意点
ここからは、IHクッキングヒーターを買うときの注意点を2つ紹介します。
- サイズを確認しておく
- ビルトインタイプであれば日程に余裕を持って注文する
サイズを確認しておく
卓上タイプ・ビルトインタイプともにIHクッキングヒーターはサイズをよく確認しておきましょう。
卓上タイプのIHクッキングヒーターであれば、使える鍋の大きさが加熱調理の場合は直径12〜24cmのものと限られています。
それ以外の大きさの鍋はIHクッキングヒーターでは使用できないので、あらかじめ持っている鍋のサイズを確認しておいてください。
また、ビルトインタイプであれば「トッププレートのサイズ幅」の確認が必要です。
トッププレート幅は60㎝と75㎝の2種類あり、それぞれ特徴があります。
トッププレート幅60㎝ | コンパクトなためIH以外の調理スペースが確保できる |
トッププレート幅75㎝ | 熱い鍋の仮置きスペースができる |
トッププレート幅がどちらでも本体幅のサイズは60㎝と変わりません。
自分の使いやすい方を選んでくださいね。
ビルトインタイプであれば日程に余裕を持って注文する
IHクッキングヒーターがビルトインタイプであれば、日程に余裕を持って注文しましょう。
最近ではネットで購入しても即日配送などすぐに配送してくれるのがメリットですが、一緒に工事も注文した場合はそうもいきません。
工事に伴う人材や時間を確保し調整するために時間がかかるので、「今日注文して明日工事」なんてなかなかできないんですね。
実際に、楽天市場で工事費込みで販売しているIHクッキングヒーターは、配送予定日が5日目以降となっています。
どうしても時間がかかるのは仕方ないので、ビルトインタイプのIHクッキングヒーターを購入するときは日程に余裕を持って注文しましょう。
まとめ
IHクッキングヒーターが安い時期はいつか、またIHクッキングヒーターを安く買う方法をまとめました。
IHクッキングヒーターが安い時期は、新作が発売されたあとや3月の引っ越しが増えるとき。
またリフォーム業者が閑散期に入ったときも、お客さんを呼び込むためにIHクッキングヒーターが安くなる場合があります。
セールを狙ってIHクッキングヒーターを買うのは安く買うための基本ですが、おすすめはネットで買うこと。
工事費込みで販売されている商品を選べば、30,000円(税込)近く安く買えます。
IHクッキングヒーターはそう何度も買い替えるものではないので、よく吟味して納得のいくものを選んでくださいね。