この記事では、夜行バスは安くなるタイミングについて書いています。
できるだけ交通費を抑えたい・夜の間に移動して効率よく観光をしたい。
そんなときにぴったりなのが夜行バスです。
例えば東京〜大阪間の移動も、新幹線なら約14,000円かかるところを夜行バスならかかる費用は5,000円ほど。
約1/3に費用を抑えられるのは助かりますよね。
そんな安くて便利な夜行バスですが、実は予約するタイミングによってさらに費用を抑えることができるんです。
そこで今回は、夜行バスが安くなるタイミングを調査!
夜行バスで利用できるセールやキャンペーン情報をまとめているので、ぜひチェックしてくださいね。
夜行バスが安くなるタイミングは?
夜行バスが安くなるタイミングは全部で3つ。
- 休み明けの月曜日
- 長期休み明け
- 乗車直前
休み明けの月曜日
夜行バスが安くなるタイミングの1つめは、休み明けの月曜日です。
バスに限らず、旅行やお出かけなど遠出をする人が増えるのは土日祝日などの休みの日。
そして、仕事がある月曜日というのは夜行バスを利用する人が減ってしまいます。
少しでも夜行バスを利用する人が増えてほしいとのことで、各バス会社は月曜日出発の夜行バスの料金を安く設定するんですね。
東京⇔大阪間の夜行バスで料金の最安値を比べてみましょう。
3月の月曜日 | 4,500円(税込) |
3月の金曜日 | 7,500円(税込) |
同じ時間・同じバスであっても、月曜日と金曜日で3,000円(税込)もの差があります。
また、月曜日だけでなく、火曜日・水曜日も同様に料金が安いことが多いです。
「絶対にこの日に用事がある」のであれば仕方ないですが、「いつ旅行に行こうかな」とまだ決めていないなら、月曜日など安い曜日を選ぶと交通費を節約できますよ。
長期休み明け
夜行バスが安くなるタイミングの2つめは、長期休み明けです。
ゴールデンウイーク・夏休み・年末年始といった、長期休み明けは夜行バスの料金がグッと下がります。
これは、休み明けの月曜日が安くなるのと同じ理由。
長期休み明けは夜行バスを利用する人が減る閑散期であるため、料金がグッと安くなります。
長期休み明けであれば、土日でもいつもより夜行バスの料金が下がるのが特徴。
東京⇔大阪間の夜行バスで料金の最安値を比べてみると、
2024年5月7日(火曜日) | 3,980円(税込) |
2024年5月3日(祝・金曜日) | 7,500円(税込) |
ゴールデンウイーク明けの平日火曜日と、ゴールデンウイーク真っ只中の祝日・金曜日では3,520円(税込)の差があります。
長期休み中は人出も多く、ゆっくり観光もできないですよね。
行く日時を少しずらすだけで、夜行バスの料金は抑えられますし、ゆっくり旅行も楽しめておすすめです!
乗車直前
夜行バスが安くなるタイミングの3つめは、乗車の直前。
夜行バスの料金はあらかじめ決められていますが、まれに乗車直前にその料金が値下がりすることがあるんです。
「直前割」という名前で割引されていることが多く、一度予約された座席がキャンセルによって空席になった場合に直前割の対象になります。
割引額はバス会社によって違いますが、中には50%オフになることも!
注意点は、「直前割」で座席が販売されるのは不定期で、必ず販売されるとは限らないこと。
「直前割」を期待して夜行バスの座席を買うのを待っていたら、そのまま座席が完売したなんてことは十分にあり得ます。
「急に遠出する必要が出てきた」ときなど、夜行バスに乗る必要が出てきたときは、各バス会社のHPで「直前割」対象のバスが出ていないかチェックしてみましょう。
夜行バスを安く予約する方法
タイミングに関係なく自分の好きなときに夜行バスを利用したい!
そんな人のために、ここからは夜行バスを安く予約する方法を3つ紹介します。
- バス会社の各種割引を利用して予約する
- 楽天トラベルから予約する
- 「バスブックマーク」から予約する
バス会社の各種割引を利用して予約する
夜行バスを安く予約する方法の1つめは、バス会社の各種割引を利用して予約すること。
バス会社は多くの人に夜行バスを利用してもらうために、さまざまな割引を用意しています。
各種割引とその内容をまとめたのがこちら。
早割 | 14日前・7日前など、あらかじめ決められた期日までに予約することでバス料金が安くなる |
学割 | 乗車時に学生証を提示することでバス料金が安くなる |
会員割 | メルマガ会員・プレミアム会員などバス会社の会員になることでお得に夜行バスのチケットが買える |
ネット限定割 | ネットで予約&決済を済ませることでバス料金が安くなる |
各種割引の内容はバス会社によってさまざまですが、複数の割引を併用することでより安く夜行バスに乗れるようになります。
あらかじめ乗るバス会社が決まっている場合におすすめ。
バス会社の窓口で予約するのもいいですが、その場合でも一度バス会社のHPをチェックしておくといいですね。
楽天トラベルから予約する
夜行バスを安く予約する方法の2つめは、「楽天トラベル」から予約すること。
楽天トラベルでは夜行バス・高速バスの取り扱いもあり、他の旅行と同じように各種クーポンが使用できるんです。
例えば、「楽天トラベルスーパーセール」時に配布している各種クーポンは様々。
- 3,500円(税込)以上で使える500円オフクーポン
- 6,000円(税込)以上で使える1000円オフクーポン
- 利用条件なしの10%あるいは20%オフクーポン
20%オフのクーポンを使えば、東京⇔大阪間の夜行バス料金4,500円が3,600円になります。
乗車するバスのランクを下げずに料金だけ下げられるのは嬉しいですね。
また、楽天トラベルから予約するもうひとつのメリットは楽天ポイントがたまる・使えるということ。
通常1%のポイント付与がありますが、キャンペーン時には最大+ 10%のポイントが付与されることも!
実質10%オフで夜行バスが乗れると思うとお得ですよね。
普段から楽天ポイントをためている人は、「楽天トラベル」から夜行バスを予約するのがおすすめです!
ポイント還元率No.1♪
バスブックマークから予約する
夜行バスを安く予約する方法の3つめは、「バスブックマーク」から予約することです。
「バスブックマーク」は夜行バス・高速バスを検索し、そのまま予約できるサイト。
最大の特徴は、利用する経路と日時を選択すれば、その日に運行している夜行バスの料金を比較できることです。
カレンダーで一覧として料金が比較できるので、最安値も分かりやすいのがポイント!
いちいち各バス会社で夜行バスを検索する必要がないのは楽ちんですよね。
ただ、各種クーポンの配布などはないので、一度「バスブックマーク」で最安値を検索してからバス会社のHPをチェックするのがおすすめです!
最安値がすぐわかる♪
夜行バスを予約/利用する時の注意点
ここからは、夜行バスを予約/利用する時の注意点を2つ紹介します。
いざ乗ろうとしたタイミングで「困った…」とならないように、事前によく確認しておきましょう。
- 持ち込める荷物のサイズを確認しておくこと
- 停留所を確認しておくこと
持ち込める荷物のサイズを確認しておくこと
スーツケースやたくさんのお土産など、夜行バスで移動する際は何かしらの荷物を持っていきますよね。
夜行バスは「車内に持ち込める荷物」と「トランクに預ける荷物」でそれぞれサイズに規定があるんです。
例えば、高速バスを運営している「VIP LINER」では以下のように持ち込める荷物のサイズ・種類を定めています。
車内に持ち込める サイズ・種類 | 網だな(高さ19cm・奥行28cm)に入るもの |
トランクに預けられる サイズ・種類 | ・3辺の合計が155cm以内のもの ・乗務員の手を借りずに出し入れができるもの ・1人1つ |
サイズに関係なく、車内・トランク共に持ち込めない荷物は以下の通りです。
- 楽器
- 動物
- 自転車(折りたたみ含む)
- サーフボード
- スキー
- スノーボード
- 弓道の弓矢
- ゴルフバッグ
夜行バスの会社によって多少持ち込めないものに差はありますが、「電車やバスに持ち込めないものは夜行バスでも持ち込めない」と考えておくといいでしょう。
上記の荷物を夜行バスの旅行の際持って行ってしまうと、「乗車をやめるか」「荷物を諦めるか」のどちらかを選ばないといけません。
ただし、バスの種類によっては特殊な荷物でも受け付けてくれる場合があります。
事前に承諾書の提出が必要なので、バスを予約する際に承諾書も一緒に印刷して準備しておきましょう。
停留所を確認しておくこと
夜行バスを利用/予約する際は、事前に停留所を確認しておくのを忘れずに。
特に、何度も利用している慣れた夜行バスは注意が必要。
繁忙期や閑散期に一時的に停留所を変更することがあるからです。
「いつも乗ってるバスだから」とよく確認せずに予約すると、いざ乗ったときに目的地に向かわないバスだったなんて、困りますよね。
いつも乗ってるバスだからこそ、どの停留所に止まるのか、所要時間はどのくらいかかるのか予約前にチェックしておきましょう。
また、ダイヤ改正によってガラッと停留所が変わることもあります。
ダイヤ改正が行われたときは、バス会社のHPにお知らせとして出てくるので、こちらもよく確認しておきましょう。
まとめ
夜行バスが安くなるタイミングや夜行バスを安く予約する方法をまとめました。
夜行バスは格安の交通機関ですが、予約するタイミングを少し意識するだけで料金をグッと下げることができます。
ねらい目は、休み明けの月曜日や長期連休明け。
また、バス会社の各種割引を利用するのも忘れてはいけません。
「バスブックマーク」でバス料金を比較しながら、自分にとって最適な夜行バスを選んでみてくださいね。