この記事では、勉強用タブレットのおすすめについて書いています。
紙で勉強するよりも効果的で、スキマ時間も有効に使えると話題のタブレット学習。
今では、子どもから大人まで、勉強にタブレットを使う人が増えています。
タブレット学習は、子どもだけでなく、高校生や大学生をはじめ、社会人にも定番の勉強法なのです。
しかし、一言でタブレットと言っても、種類は様々。
勉強用のタブレットを購入したいけれども、どれを選べば良いのか分からない、という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、勉強用タブレットの選び方と、勉強用タブレットおすすめ10機種をご紹介します。
勉強用タブレットの選び方
勉強用タブレットを選ぶ際は、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?
使いやすいタブレットを選ぶポイントを5つ、ご紹介します!
画面サイズで選ぶ
タブレット学習に最適な画面のサイズは、10インチ。
10インチあれば、学習アプリや、オンライン授業など動画内の細かい文字まで読めます。
小さい画面でテキストや図表を見続けていると、目が疲れてしまいますが、10インチ以上の大画面なら、目への負担も軽減できます。
また、マルチウィンドウ機能で、複数の画面を同時に開いて勉強ができます。
たとえば、参考書を開きながらノートアプリでノートを取ったり、英文を読みながら辞書アプリで分からない単語を調べたり。
大画面タブレットなら、より勉強もはかどりますね。
さらに、10インチであれば持ち運びも可能なサイズ。
見やすさと機動性を兼ね備えたちょうどよいサイズといえます。
ただし、移動中や外出先をメインで使いたいなど、持ち運ぶことが多い方には、より小さいサイズもお勧め。
8インチ以下ならば片手で持てるサイズなので、屋外での使用にも便利です。
また、画面サイズは小さいものほど価格が安くなるので、価格重視で小さいサイズを選ぶというのも一つですね。
通信方法で選ぶ
通信方法はWi-Fiと、LTE(SIMフリー)の二種類です。
ポイントは、タブレットをどこで使いたいか。
自宅やキャンパス内、カフェなど、Wi-Fi環境のあるところでのみ使う場合はWi-Fiモデルを。
屋外など、Wi-Fi環境のないところでも通信を行いたいという方は、SIMフリーモデルを選ぶと良いでしょう。
しかし、SIMフリーモデルは、Wi-Fiモデルに比べて1~2万円ほど機種代が高くなります。
加えて、月々の通信費もかかります。
タブレットはWi-Fiモデルが多く、SIMフリーモデルは選べる機種も少なめ。
Wi-Fi環境下で使うことが多い方は、Wi-Fiモデルをお勧めします。
万が一、ネット環境のないところで通信が必要になった場合は、スマホからデザリングを行うという手段もあります。
OSで選ぶ
タブレットに搭載されているOSは、主に下記の4つがあります。
- Windows・・・officeのソフトが使える。ビジネス向け
- Android・・・機能性、カスタマイズ性に優れている
- iPad OS・・・直観的で使いやすい。iPhoneユーザーにお勧め
- Chrome OS・・・Webブラウザ上で全ての作業が可能。Googleのサービスに特化
普段お使いのスマホのOSと合わせる、というのも一つです。
iPadであればiphoneと、AndroidタブレットであればAndroidスマホと同期ができます。
自分にとって使いやすいOSを選びましょう。
ストレージ容量/メモリで選ぶ
タブレットのスペックにも種類があります。
通常、勉強に使うのに必要なスペックは、以下のとおり。
- ストレージ容量は32GB以上
- メモリ(RAM)は2GB以上
高校生、大学生が勉強のみで使う、学生の間だけ使いたいという場合には、こちらで十分といえます。
社会人が勉強以外にも使いたい、より長く使い続けたいという場合には、さらに高スペックなものを選ぶと良いでしょう。
ストレージ容量に関して、講義動画などの大きなデータをたくさん保存したい場合には、64GBなど、より大容量のものを選びましょう。
もしくは、microSDカード対応のタブレットなら、カードを挿入してデータ容量を増やすこともできます。
メモリに関しても、より軽快な動きを求める方や、複数のアプリを同時に使いたいといった方は、3GB以上のメモリのものを選ぶと良いでしょう。
手書きの可否で選ぶ
勉強では”書いて覚える”ということも大切です。
タブレットで勉強をしていると、手書きでメモを取りたくなることも多いもの。
そんなときに、手書き対応のタブレットなら、専用のペンを購入することで、直接書き込むことも可能です。
タブレットでノートを取りたいという方や、タブレットのデータ上に書き込みたいという方は、手書き対応のタブレットを選びましょう。
様々な種類があるので、買う前にお試しで実際に使ってみるのもおすすめ!タブレットのレンタルというのもアリですよ♪
勉強用タブレットおすすめ10選
ここからは、勉強用におすすめのタブレット10機種をご紹介します!
社会人には「Microsoft Surface GO3」が、大学生には「Apple iPad 第9世代」、高校生には「ASUS Chromeブック Detachable CM3」がおすすめです。
自分の好みにあった1台をみつけてくださいね。
Apple iPad 第9世代
OS | iOS |
画面サイズ | 10.2インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 64GB/3GB |
バッテリー駆動時間 | 10時間 |
重量 | 487g |
通信方法 | Wi-Fi・LTE(cellularモデル) |
直感的で使いやすいインターフェースが魅力の、iPad。
性能が高く、クリエイティブな作業にもおすすめのタブレットです。
他のタブレットに比べ、少し価格が高いのが難点ですが、この「第9世代」はiPadシリーズの中で最も安価。
画面分割機能で、参考書とノートを二つ並べて使ったり、書類スキャン機能を使って、参考書をデータ化したり、勉強に使える機能も盛りだくさんです。
iPhoneと同期することもできるので、iPadで作ったデータを、手元のiPhoneで見るということも簡単にできます。
シンプルな操作性で初心者にも使いやすいため、高校生、大学生、社会人とすべての方におすすめのタブレットです。
iPadは学習以外にもオールマイティに使える便利なタブレットです。
勉強に利用している人も多く、持っていて損はない一台ですので、予算が許す場合には、ぜひ購入を検討してみてください。
NEC LAVIE Tab T10
OS | Android11 |
画面サイズ | 10.61インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 32GB/3GB |
バッテリー駆動時間 | 9時間 |
重量 | 460g |
通信方法 | Wi-Fi |
タブレットは海外製品が多い中、こちらは安心の日本製。
サポートも充実しており、購入後1年間は電話やチャットでの相談が何度でも無料。
勉強用タブレットとしての性能も十分で、microSDカードを挿入すれば、ストレージ容量を拡張することもできます。
また、高精細の液晶パネルにより、画面が非常に見やすいという特徴があります。
勉強以外にも、動画視聴やゲームの利用も快適に行えます。
きれいな画面を求める方や、機械の操作に不安でサポートを求める方、日本製が良い方におすすめです。
Lenovo Tab M8
OS | Android |
画面サイズ | 8インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 32GB/3GB |
バッテリー駆動時間 | 10時間 |
重量 | 320g |
通信方法 | Wi-Fi |
性能と安さの両方を兼ね備えているのが、LenovoのAndroidタブレット。
眼精疲労やブルーライトカットに配慮した独自のアイケアモードを搭載しており、長時間の使用でも目に優しい配慮がされています。
また、microSDカードを挿入し、容量を拡張することも可能。
こちらの8インチタイプは、わずか320gと軽量で、コンパクトでスリムなデザイン。
外出先でも使用したい方におすすめの機種です。
Lenovo Tab M10
OS | Android |
画面サイズ | 10インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 64GB/3GB |
バッテリー駆動時間 | 10時間 |
重量 | 460g |
通信方法 | Wi-Fi |
10インチタイプが良い方はこちら。
鮮やかな映像や上質なサウンドが特徴で、勉強以外にも読書や音楽を聞くのにも適しています。
画質や音質にこだわる方におすすめのタブレットです。
LTE(SIMフリー)タイプが良い方は、「Lenovo Tab M10 Plus (3rd Gen)」があります。
Amazon FIRE HD 10
OS | FIRE OS |
画面サイズ | 10インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 32GB/3GB |
バッテリー駆動時間 | 13時間 |
重量 | 434g |
通信方法 | Wi-Fi |
Amazonユーザーにお勧めなのが、Amazon製のFIREタブレット。
ストレージ容量は、microSDカードで、1TBまで拡張が可能なので、学習コンテンツをダウンロードして、屋外で利用することも可能です。
機能はシンプルで、主にkindleの電子書籍を読むのに適しています。
他の電子書籍ストアは利用できないものも多いため、kindleで書籍を購入する方向けです。
Amazonプライム会員ならば、Amazonでのショッピングはもちろん、プライムミュージックやプライムビデオを快適に視聴することができます。
また、FIREタブレット対応のスタイラスペンを購入すれば、手書き入力も可能です。
kindleで参考書や書籍を読む方、Amazonプライム会員の方におすすめのタブレットです。
電子書籍を読むのに最適なタブレットのため、資格勉強、語学学習をする大学生から社会人の方にもおすすめです。
Amazon FIRE 7
OS | FIRE OS |
画面サイズ | 7インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 16GB/2GB |
バッテリー駆動時間 | 10時間 |
重量 | 282g |
通信方法 | Wi-Fi |
安さと軽量さを求める方にお勧めなのが、同じくFIREタブレットの7インチのモデルです。
ストレージ容量が16GBと少な目ですが、こちらもmicroSDカードで拡張可能です。
重さはわずか282gで持ち運びにも便利。
片手で持てるサイズなので、電車の中などでも利用できます。
これを使えば、重たい参考書を持ち歩く必要なく、いつでもどこでも勉強ができますね。
とにかく安いタブレットが欲しい方、持ち運びが便利なコンパクトサイズを求める方におすすめです。
Microsoft Surface GO3
OS | Windows |
画面サイズ | 10.5インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 64GB/4GB |
バッテリー駆動時間 | 11時間 |
重量 | 544g |
通信方法 | Wi-Fi・LTE |
タブレットでWindowsを使いたい方におすすめなのがこちら。
タブレットとノートパソコンの両方の機能を兼ね備えており、これ一台で二役をこなせる2 in 1タブレットです。
surfaceペンを使えば、手書き入力も可能。
また、別売りのキーボードを取り付けることで、ノートパソコンのようにも使えます。
ワードやエクセルなどのofficeソフトも標準搭載されているので、レポート作成やビジネス文書の作成にも適しています。
普段からWindowsを使い慣れている方や、パソコンの機能も欲しい方、officeソフトを使いたい大学生や社会人の方におすすめのタブレットです。
HUAWEI MediaPad T5
OS | EMUI |
画面サイズ | 10インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 32GB/3GB |
バッテリー駆動時間 | 10時間 |
重量 | 465g |
通信方法 | Wi-Fi・LTE |
中国メーカーのHUAWEIのこちらのタブレット。
高精細ディスプレイを搭載した大画面が魅力のタブレットです。
microSDカードで容量の拡張も可能です。
マルチウインドウ機能で、左右違う画面を表示することができ、学習にも便利です。
ブルーライトカットモードも搭載しており、目に優しい仕様。
また、高音質のステレオスピーカーを搭載しており、臨場感あふれるサウンドを楽しむこともできます。
勉強にはもちろん、高画質・高音質で映画なども楽しめます。
目に優しいタブレットを求める方、高画質・高音質で動画を見たい方はぜひ購入を検討してみてください。
Higrace タブレット
OS | Android13 |
画面サイズ | 10インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 64GB/6GB |
バッテリー駆動時間 | 15時間 |
重量 | 790g |
通信方法 | Wi-Fi |
同じく中国メーカーHigraceのタブレット。
10インチの画面サイズでありながら、価格は¥9,999と驚きの安さ!
ストレージ、メモリ、バッテリー駆動時間も平均以上の高規格で、学習アプリや動画学習におすすめといえます。
とにかく安さが売りのタブレットですが、動作が不安定といった口コミもあるようです。
容量の大きいゲームやアプリを使う方にはあまりおすすめできません。
画質はそこまで良くないですが、タブレットで参考書を読んだり、講義動画を見たり、学習に利用するには十分な性能だといえます。
オンライン授業を視聴する高校生や大学生の方にもおすすめですね。
Androidタブレットをとにかく安く手に入れたい、用途は学習がメイン、という方はぜひ購入を検討してみてください。
ASUS Chromeブック Detachable CM3
OS | Chrome OS |
画面サイズ | 10.5インチ |
ストレージ容量/RAMメモリ | 128GB/4GB |
バッテリー駆動時間 | 12時間 |
重量 | 506g(キーボードは別) |
通信方法 | Wi-Fi |
Chrome OSを搭載したこちらのChromeブック。
なんとはじめからキーボードとスタイラスペンがついています。
全てあわせて3万円代で購入できるのはとってもお得!
キーボードは着脱式なので、取り外してタブレットとして利用できます。
スタイラスペンも標準装備なので、本体にペンの収納場所があります。ペンを落としたり、なくす心配がないのはとてもありがたいですね。
Chrome OSは、Googleが開発し、Googleのサービスに特化したOS。
- メールは、Gmail
- 文書作成は、Googleドキュメント
- 表計算は、Googleスプレッドシート
- スライド作成は、Googleスライド
を利用することになります。
webブラウザのGoogle Chrome上で全ての処理を行うので、ソフトウェアのインストールは不要。
データはクラウド上に保存されるので、動作が軽く、起動が早いといった利点もあります。
クロームブックは、多くの教育機関でも採用されています。
キーボードを取り付けて簡単な文書作成も行いたいという方や、ブラウザ上でオンライン授業を見たり、受験勉強をする高校生にもおすすめのタブレットです。
タブレットでの勉強をより効率化するためには問題集や参考書を電子化しましょう♪
電子化することでいつでもどこでも勉強できますよ!
「電子化」と聞くと大変そうに聞こえますが、「スキャンピー」というサービスがおすすめ!
- 問題集や過去問などを電子化することも可能。
- 持ち運びが楽になるし、気になった際にすぐに検索できる
- 高品質なスキャンサービスをリーズナブルな価格で提供
- 簡単な操作で誰でも手軽に利用可能
勉強を捗らせたいならぜひ利用してみてくださいね!
まとめ
以上、勉強用のタブレットの選び方と、おすすめの10機種をご紹介しました。
オールマイティに使えるiPadは、全ての方におすすめ。
ですが、より安く購入したいという方、そこまでの性能を求めないという方は、他のタブレットもおすすめです。
タブレットを使って何がしたいのか、自宅メインで使うのか、屋外でも利用するのか、また学習以外にも使うのか、などにより、おすすめは変わってきます。
今回の記事を参考に、ご自分にあったタブレットを選んでくださいね。