この記事では、2万円以下で買えるプロジェクターについて書いています。
壁に映像を映して、映画館気分が味わえると人気のプロジェクター。
一昔前まではそこまで種類も多くありませんでしたが、需要が増えた今家庭用のプロジェクターがたくさん発売されています。
金額が高くなればなるほど性能もアップしますが、できるならお手頃で高性能なものが欲しいですよね。
ただ、プロジェクターは見た目には違いが分かりにくく、どれを選んだらいいか迷ってしまうことも…。
そこで今回は、プロジェクターの中で2万円以下でおすすめのものを紹介します!
選び方のポイントもまとめているので、ぜひチェックしてくださいね。
2万円以下のプロジェクターの選び方
2万円以下のプロジェクターの選び方で大切なポイントは全部で5つ。
- 明るさ
- 解像度
- コントラスト比
- 接続方法
- 設置方法
明るさをチェック
まずは、プロジェクターの明るさをチェックしましょう。
明るさは輝度やルーメンとも呼ばれ、「最大輝度:〜ルーメン(LM)」と表示されることが多いです。
ルーメンの数値が高くなればなるほど、画面の明るさがアップします。
プロジェクターの明るさがなぜ大切かというと、ルーメンの数値が低いと日中など明るい部屋でプロジェクターを使ったときに画面がはっきりと映らないから。
ぼやっとした薄い映りになってしまい、これではせっかくの映画なども楽しめません。
暗い部屋だけでプロジェクターを使用するならルーメンの数値は200〜400、最大1000もあれば十分。
ですが、日中や明るい部屋でもプロジェクターを楽しむなら最低でも2000以上はルーメンの数値があるものを選びましょう。
2万円以下のプロジェクターでは探すのが難しいかもしれませんが、3000もあれば鮮やかな映像を楽しめますよ。
解像度をチェック
せっかくプロジェクターを使って映像を見るなら、解像度も忘れてはいけないチェックポイント。
解像度とは簡単に言えば映像の美しさのことで、数値が低いと映し出される映像が15倍速で録画したかのように荒くなってしまいます。
最近流行りの「4K」は解像度が3840×2160で、最も映像が美しいとされるもの。
4kテレビで観るともっとCGっぽく見えるここ、プロジェクターだと割と自然に見えるので良いね。
— KAGASEKNIGHT (@thekagaseknight) August 25, 2021
今日もワカンダの夕日は綺麗だ。 pic.twitter.com/EfswCET21Y
ただし、2万円以下のプロジェクターで4K対応のものはなかなかないかもしれません。
目安となるのは、HD(ハイビジョン)と呼ばれる1280×720の数値があるもの。
これはDVDの解像度なので、最低でもこれだけの解像度があれば違和感なく映像を見られるようになります。
コントラスト比をチェック
コントラスト比とは、簡単に言えば「画面状のメリハリ」のこと。
コントラスト比が大きくなるほど、画面の色合いがはっきりとします。
黒色ははっきりと映り、他の色は鮮やかになるので、風景画や自然画などを美しいものをよく見るのであれば、コントラスト比にもこだわりましょう。
2万円以下のプロジェクターでは、残念ながらそこまでコントラスト比は重視されません。
コントラスト比が低くても映像を映すことができるので、どうしても軽視されてしまうんですね。
2万円以下のプロジェクターであれば、最低でも1000:1のコントラスト比があればまずまずでしょう。
あまりに値段が安いものは極端にコントラスト比が低い傾向があるので、購入前によく確認してくださいね。
接続方法をチェック
プロジェクターをスマホやパソコンなどと接続して使う場合もあるでしょう。
買ってから「使えなかった…」とならないよう、事前に希望の接続方法をチェックしておくことは大切です。
プロジェクターの接続方法は有線タイプ・無線タイプの2つに分かれます。
接続タイプ | 特徴 | |
---|---|---|
HDMI | 有線 | ・パソコン/テレビ/レコーダーなど対応している機種が多い ・比較的映像がきれい |
VGA DVI | 有線 | ・パソコンに対応していることが多い |
USB | 有線 | ・パソコン/タブレットなどに対応 ・追加のケーブルがいらず簡単に接続できる |
Wi-Fi Bluetooth | 無線 | ・スマホやタブレットから映像を取り込みたいなら一番手軽な方法 ・ケーブルのわずらわしさがない |
高画質を求めるならHDMIが一番ですが、スマホやタブレットから気軽に映像を楽しみたいならWi-FiやBluetoothがぴったり。
プロジェクターに何を求めるかで接続方法を選びましょう。
設置方法をチェック
プロジェクターの設置方法は、据え置きタイプと天井吊り下げタイプの2つに分けられます。
据え置きタイプは、小さめサイズのものが多く、持ち運びできるのがメリット。
今日はリビング、明日は寝室と、日によってプロジェクターを使う場所を変えられます。
家族みんなで別々にプロジェクターを使いたい場合は、据え置きタイプがおすすめ。
一方、天井吊り下げタイプは、その名の通り天上から吊り下げて使うもの。
プロジェクターを置くスペースを確保する必要がなく、小さい子どもやペットがいる家庭におすすめです。
2万円以下のプロジェクターおすすめ10選
ここからは、プロジェクター2万円以下のおすすめを10選紹介していきます。
それぞれの特徴をまとめているので、ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
OWNKNEW プロジェクター
- 13000LMでしっかり明るい
- 4K対応で大きな画面でも美しい映像
- さまざまなデバイスに対応
2万円以下のプロジェクターにはめずらしく、13000LMもの明るさを持っているこちらの商品。
昼間に使用しても画面がぼやけるなんてことはなく、しっかりと映像が映し出されます。
さらに4K対応だから、迫力ある映像を大画面で見たい人にぴったり。
また、Wi-Fi・HDMI・USBなどさまざまなデバイスに対応しているのもポイント。
DVDプレーヤーはもちろん、AmazonFireスティックを使えばAmazonプライムも大画面で楽しめます。
据え置きのみですが、サイズが小さく邪魔にならないのも嬉しいですね。
映像の美しさにこだわったプロジェクターを探している人におすすめです!
Sawcnreo プロジェクター
- 360℃回転するスタンド
- コントラスト比12000:1でしっかりメリハリ
- Bluetoothヘッドホン・イヤホン対応
レトロなカラーリングがおしゃれなこちらのプロジェクターは、360℃回転するスタンドがポイント。
正面はもちろん、天井投影も可能です。
見やすい角度に調整できるので、寝ころびながらや座りながらなど都度ベストポジションで映像を楽しめますよ。
さらに電動台形補正が歪みを修正してくれるので、狭い部屋でプロジェクターを使う場合でも不具合を感じさせません。
また、コントラスト比が12000:1あるので映像の見やすさもばっちりです。
Bluetoothヘッドホンやイヤホンにも対応しているので、大きな音を出せないときも安心。
家族と住んでいて、個別でプロジェクターを使いたい人にはおすすめです。
WiMiUS モバイルプロジェクター
- 電動フォーカス機能で手間なしきれい
- 短焦点で狭いスペースでもばっちり映る
- HIFIスピーカー搭載
小型ラジオのようなデザインのこちらのプロジェクターは、取っ手付きで持ち運びに便利。
小さいながらも15000LM・コントラスト比14000:1と高機能です。
ポイントは、電動フォーカス機能。
プロジェクターによっては投影した後に自分でピントを調整しないときれいに映らない場合がありますが、こちらは電動フォーカス機能付きだから楽々。
リモコンのボタンを押すだけで、簡単にピントを調整できます。
時間も手間もかからないので、今すぐ見たいスポーツの試合やドラマを見逃しません。
また、最短85cmほどの距離があれば投影できる短焦点プロジェクターだから、狭い部屋でも使用OK。
HIFIスピーカー搭載で立体的なサウンドも楽しめます。
ピント調整のストレスがなくなるので、頻繁にプロジェクターを使う人におすすめです!
NICPOWホームプロジェクター
- 超小型サイズで持ち運び楽々
- 付属の三脚を使えば天井投影も可能
- ケーブルをつなぐだけの簡単設計
16.3㎝×13㎝×6.8㎝の超小型サイズのプロジェクター。
重さもわずか510gなので、家だけでなく職場や旅行先など、テレビがないところでも大画面で好きな映像を楽しめます。
付属の三脚を使えば天井投影も可能。
小型ながら明るさは9000LMあるので、朝や昼など時間を問わず使用できます。
HDMI・USB・AV・Audioといった複数の接続端子が搭載されており、スマホとの連携もケーブルをつなぐだけ。
誰でも簡単に操作できるのは助かりますね。
家だけでなくいろいろな場所でプロジェクターを活用したい人におすすめです!
YOWHICKプロジェクター
- Bluetooth5.3搭載で通信速度がアップ
- 13000LM&4Kで高画質
- 最短80㎝の距離さえあればOK
手のひらサイズで重さわずか480gのコンパクトなプロジェクターです。
最新型のBluetooth5.3を搭載しており、これまでに比べて通信速度が約27%アップ。
映像だけでなくオンライン型のゲームをつないでもタイムラグが起きにくく、操作の邪魔をしません。
13000LMと4K対応だから画質に関しても満足度は十分。
テレビで見たまま、あるいはそれ以上の鮮やかな映像を大画面で満喫できます。
最短80㎝のスペースがあれば30インチの画面を表示できるので、スペースに余裕がなくても大丈夫。
天井吊り下げもできて、最大300インチの大画面を映し出せるプロジェクターは、2万円以下ではなかなかありません。
プロジェクターを使ってオンラインゲームをやったり、ライブ配信をよく見るという人におすすめです。
sainyer プロジェクター
- Android TV 9.0搭載
- スマホだけでなくリモコンでの操作も可能
- 50%ズーム機能付き
Android TV 9.0が搭載されたプロジェクターがこちら。
アプリをプロジェクターにダウンロードすることで、テレビやパソコンとつながずともさまざまな映像コンテンツを楽しめます。
操作が簡単なリモコン付き。
スマホでも操作できますが、リモコンを使えばより簡単にスムーズにプロジェクターが使用できますよ。
20000LM&4K対応の高画質な映像は、100〜50%の間でズーム調整が可能。
プロジェクターを動かさずとも、自分の見たい部分をしっかりチェックできますね。
テレビやパソコンのない部屋でもプロジェクターを使いたいという人におすすめです。
Jimveo プロジェクター
- 360℃回転するスタンド付き
- リモコンで歪みと鮮明度を簡単調整
- 最大75%のズーム機能
360℃回転するスタンドが付いたプロジェクター。
安定感のある太めのスタンドだから、好みの角度に調整してもぐらつくことがありません。
天井投影ができるだけでなく、持ち運びも簡単です。
最大300インチの大画面は75%までズームが可能。
さらに、電動フォーカス機能と台形補正機能はリモコンのボタンを押すだけでOKです。
あっという間に映像の歪みを調整するので、すばやく鮮明な映像を堪能できますよ。
いちいち時間をかけて調整する手間がないので、毎回違う部屋でプロジェクターを使うことが多い人におすすめです。
Yoton プロジェクター
- 厚さわずか2.15cmのコンパクトサイズ
- バッテリー内蔵でアウトドア使用可能
- DLP技術で色鮮やか
こちらは、厚みは2.15cm・重さは200gと現在発売されているプロジェクターの中でも最小サイズ。
さらに3400mAhのバッテリーを内蔵しているので、コンセントなしでも2時間の使用が可能です。
自宅での使用はもちろん、アウトドアでの使用もおすすめ。大自然の中で大きな映像を楽しめますよ。
色の再現性が高いDLP技術を採用しており、従来より色鮮やかに映像が映るのも特徴。
最大200インチまで映し出せるので、日常使いとしては十分満足できるでしょう。
プロジェクターを屋外でも使いたいという人におすすめです!
DEERFAMY 小型プロジェクター
- 三脚・据え置き・天井吊り下げの3形態に対応
- きれいな画面と迫力ある音楽
- 操作が簡単なリモコン付き
テーブルに置いて使うだけでなく、付属の三脚を装着して使ったり、天井から吊り下げて使うこともできるプロジェクターです。
子どもが小さいときやペットがいるときは天井吊り下げ、大きくなったら据え置きと、状況によって都度最適な設置方法を選べますよ。
15000LMと4K対応で映像の美しさもばっちり。
5GHI-FIスピーカーが臨場感のある迫力ある音を作り出すので、より映画やスポーツの世界に入り込めるでしょう。
操作が簡単なリモコンが付いているので、機械操作に慣れていない人も安心です。
映像と音にこだわった、臨機応変に使えるプロジェクターを探している人におすすめです。
ONOAYO プロジェクター
- 20000LMもの高輝度
- WiFi6技術搭載
- ループベルト付きで持ち運び楽々
2万円以下のプロジェクターにしてはめずらしく、20000LMもの明るさを持っているのが特徴のプロジェクターです。
従来のプロジェクターよりも色彩の再現性が高くなっているので、実物に近い色合いを堪能できますよ。
さらに、WiFi6技術搭載だから動画視聴やオンラインゲームでの映像の遅延を軽減。
ストレスなく存分に迫力ある映像を楽しめるのは嬉しいですね。
ありそうでなかったループベルト付き。
そのまま手でプロジェクターを持つだけでなく、肩掛け用のベルトを通せばカメラのように持ち運ぶことができます。
美しい映像で動画やゲームを楽しみたい人におすすめです。
まとめ
数あるプロジェクターの中から2万円以下のおすすめをまとめました。
プロジェクターは値段を出せばそれだけ良いものが手に入れられますが、かといって安いからといってダメということはありません。
最近のプロジェクターは価格が安くても高品質なものが多くあるためです。
今回紹介したプロジェクターの選び方を参考に、とっておきのプロジェクターを見つけてくださいね。