この記事では、未経験プログラマー辞めたいと思った方に向けて書いています。
一生懸命プログラマーとして頑張ってきたけど、どこかで心が折れてしまった。
自分には才能がないのかも。プログラマーをやめたいな。と感じてしまう時があります…。
その気持ちとても分かります。
私自身も未経験からプログラマーを目指し、SESとして働いていた時期がありました。
結果として、このままではダメだと感じ、1年経たずでやめました。
今回は、未経験プログラマー辞めたいをテーマにどうすれば良いかなどを私の実体験と共にご紹介します!
未経験からプログラマーになってやめたい方は多い
それでは早速、未経験プログラマー辞めたいについて書いています。
実際、未経験からプログラマーになってやめたいと感じる方は非常に多いです。
私自身もしていたから言えますが、プログラマーの離職率は相当高いです!
厚生労働省が発表したデータによると、全職種の離職率の平均は約15%ほどなので、倍以上という酷い環境です…。
(参考:厚生労働省 「雇用動向調査」)
プログラマーを目指した時は、夢や希望を持ってIT業界に踏み込んだけど理想は違うと嘆く声もよく聞きます…。
ただし、これはプログラマーをやめた人の割合ではありません。
プログラマーという職は好きだけど、会社が嫌でやめたという方も含まれています。
アナタがやめたいのは、プログラマーなのか、今の会社なのか、しっかりと答えを出しておきましょう!
ここからは、未経験からプログラマーになった方の離職率が高い原因をご紹介します。
やめてもIT系の仕事は人手不足で転職しやすい
プログラマーの離職率が高い理由として、大きな要因は「転職しやすい」という点。
そもそもIT業界といっても、たくさんの職種があります!
- システムエンジニア
- サーバサイドエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- ネットワークエンジニア
- インフラエンジニア
- 組み込みエンジニア
- IoTエンジニア
- データベースエンジニア
- 社内SE
- テストエンジニア
などなど…
参考:パソナテック‐ITエンジニア15種類を一覧で一挙紹介!
プログラマーと言ってもたくさんの選択肢があります。
プログラマー以外の仕事に転職するのは大変ですが、IT業界内であれば比較的ラクに転職できます!
求人数も非常に多く、今後の需要も増えていく業界です。
ここ数年ずっと人材不足の業界なので、転職は他の職種よりもしやすいです。
我慢して働くのは時間の無駄
更に、離職率を高める要因として挙げられるのが「働き方改革」「多様性」と言った働き方の変化です。
一昔前は新卒至上主義で「会社を辞める=おかしい」と思われていました。
しかし今は違います。
多くの方が転職してより良い会社に入社しています。
転職する事が当たり前の時代になっています。
今の環境が嫌だ。と我慢しながら働くことはしなくて良い時代なんです。
転職が当たり前の時代なので、今よりも良い企業に転職するという選択肢もあります!
未経験からプログラマーになった方が辞めたいと悩む理由
ここからは未経験からプログラマーになった方がやめたいと悩む理由を紹介します。
- 仕事が上手く進まず残業が増える
- 給料が少ない
- 同じことの繰り返し
- 求められるスキルが高い
- 勉強する事や覚えることが多すぎる
あわせて対処法もご紹介するので、やめようか悩んでいる方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
仕事が上手く進まず残業が増える
未経験からプログラマーになると、必ずぶち当たる壁が仕事が上手く進まない問題。
基本的に、経験が浅いプログラマーには簡単なテストプログラム開発を割り当てられます。
しかし未経験から始めた私たちにとって簡単と言われる開発ですらスキルが足りず進まないです…
というか最初から出来る方が珍しいです。
今考えれば簡単な開発も、右も左もわからないプログラマーにとっては時間が掛かってしまいますよね?
時間が掛かったとしても納期は変わらないので、残業を増やして何とか対応するしかありません…
給料が少ない
プログラマー=高い給料を貰っているイメージの方もいます。
しかし、未経験から入ったプログラマーの給料は安い給料しか貰えません。
というかプログラマーってそんな高給取りではないです…
Youtubeやネット上で給料自慢をするプログラマーがいますが、大半がウソか死ぬほど残業している方です。
特に未経験からプログラマーになる方は、SES(客先常駐)として働く人も多く、給料は安くなりがちです。
「SES(客先常駐)=悪」という訳ではありませんが、デメリットばかりです。
SES(客先常駐)で働いている方は、今すぐ転職を考えた方が良いと思います。
私が働いてSES(客先常駐)がやばいと感じた理由についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ただ、全てのIT系職種が安い給料で働いているわけではありません。
上流工程を行うITエンジニアやIT業界で専門家(ネットワークとかセキュリティとか)として働く方は高い給料を貰っている方もいます!
給料に悩んでいるなら、もっと高い給料が貰えるIT職種を目指してみてはいかがでしょうか。
同じことの繰り返し
プログラマーは、システムやアプリを開発することが仕事です。
人によっては様々な開発を経験できると思ってプログラマーを目指す方もいます。
ただ、実際には毎日やることは同じようなことばかりです。
1つの案件・開発はすぐに終わるわけではありません。
開発といってもバグ修正なども入れると膨大な時間が掛かりますし、毎日やる作業は繰り返しという事も多々あります。
同じ個所を開発→テスト→バグ修正のサイクルで何度も繰り返したりもします。
最初の方はプログラミングが楽しい思っても、毎日パソコンと睨めっこしながら作業することに嫌気が差すことも…。
本当にプログラミングが好きなのかも分からず、プログラマーとして働いてみるとしんどくてツラいからやめたいと感じるようになったりします。
求められるスキルが高い
未経験プログラマーは「求められるスキル」に困惑するケースも多いです。
今までやってこなかった言語や技術をいきなり振られる事もあります。
当然うまくいきませんよね?
そんな時に「自分のスキルが足りない」と落ち込む人が多いです。
マイナス思考になっていくと、毎日プログラミングすることがツラくなっていきます。
IT業界の世界は、日々進化しています。
最先端の技術は更新され続けるので、学んだスキルが通じないことは多々あります。
求められるスキルが上がっていくのは、当然のことです。
常にアナタのスキルをアップデートしていく必要があります!
勉強する事や覚えることが多すぎる
先ほども伝えたように、IT業界の変化は激しいです。
プログラマーになった後でも、IT関連のことについて勉強していかないと追いつけない業界です。
正直、こういう変化を楽しめないという方は、IT業界で生きていくのはしんどいですね….。
今後もプログラマーとして活躍するには、常に最新情報をキャッチアップして、新しい技術を身につけるべきです。
そうすることでアナタ自身の能力も上がりますし、最新技術を扱える人材は給料も高くなります!
未経験プログラマーが辞めたいと感じた時にやるべきこと
ここからは、プログラマーをやめたい・やめる時に気を付けるべき事をご紹介します。
後で後悔しないためにも、しっかりと注意しておきましょう。
バックレはNG!しっかり退職意思を伝えるべき
良い大人なので無いとは思いますが、バックレだけは絶対にやめましょう。
やめたい理由はちゃんと伝える
先ほども言った様に、転職する事は悪い事ではありません!
今の時代、転職しない人の方が少ないです。
アナタがプログラマーを辞めたいという意思を理由もつけてしっかりと伝えましょう。
なぜやめたいのかをしっかり伝えることは、次の転職活動でも役立ちます。
その時の練習だと思って、アナタがSESをやめたい理由を整理しておきましょう。
やめさせてくれないなら退職代行を使うとラク
やめたいという意思を伝えても、なかなか納得してくれない会社もあります。
「ここでやめたら…」
「他でも通用しない…」
など、色々言われることもあるでしょう…。
正直そんなことを言ってくるのは無視して辞めれば良いですし、企業側が退職を断る事は出来ません。
ただ、なかなか強く言いにくい方や「退職の手続きで会社の人と会うのすらしんどい」という方もいますよね?
そんな時は「退職代行サービス」を検討してみてはいかがでしょうか。
退職代行サービスを使えば、すべての退職手続きを代行してくれます。
多少のお金はかかりますが、会社とのやり取りやすべての退職手続きを代わりにやってくれるので精神的にラク。
退職の交渉もしてくれるので、会社がやめさせてくれないと悩む方でも安心して利用できます!
やめる前に転職先を決めておくべき
もうひとつ大切な事があります。
それは、転職先を決めておくことです!
転職先を決めずに仕事をやめてしまうと、金銭面で非常にしんどくなります…。
私も経験しましたが、転職先がなかなか決まらずかなり苦しい生活をしました…
多少の貯金があったので何とかなりましたが、仕事が無い・お金がなくなるという2つの不安は、とてつもないです。
アナタに莫大な生活資金の貯金があれば別ですが、やめる前に転職先を決めておくことは大切です。
また、転職活動には転職エージェントを使ってみてはいかがでしょうか。
転職エージェントを利用することで、様々なメリットがあります。
- アナタに合った非公開求人を提案してくれる
- 転職のプロにキャリア相談ができる
- 応募書類の添削を受けられる
- 面接対策ができ、選考通過率がアップする
- 企業とのやり取りを代行してくれる
- 企業の採用担当者にアピールしてくれる
- 内定決定後もサポートしてくれる
アナタひとりで転職活動をしていると見過ごしてしまうポイントを抑えられます。
特に、重要なのが非公開求人です!
非公開求人は、その転職エージェントでしか紹介していない求人です。
最近では、企業側が人材を見つけるのはエージェントが一般的です。
エージェントを使うだけで採用される確率はグンとアップします。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1(累計37万人以上の方が転職を実現)の転職エージェント。
転職者の8割が利用するほど大人気の転職エージェントなので、困ったら登録しておくべきです!
doda
dodaは、20代から50代まで業界や業種を問わずに対応してくれる業界最大手の転職エージェントです。
全国に拠点をもっていて、安定感、企業の多さ、対象の広さや実績から多くの方が信頼しています。
求人の量・質ともに満足度の高く、初めてエージェントを使う方でも安心です!
まとめ
アナタがプログラマーをやめたいと思う事はおかしいことではありません。
世の中の多くの未経験プログラマーがやめたいと感じています。
今では転職するのが当たり前の世の中です。
アナタもこの機会に転職を目指してみてはいかがでしょうか。
ただし、アナタがやめたいのが”プログラマーなのか” ”今の会社なのか”はしっかりと考えておきましょう!