この記事では、圧力鍋のデメリットについて書いています。
圧力鍋は手間のかかる料理でも、時短で美味しく作れる便利なアイテムです。
圧力鍋を使って「時間のかかる煮込み料理を時短で作りたい」「光熱費の節約をしたい」と思っても、使い方が難しそうだし何がいいのかわからない。
そんな方も多いのではないでしょうか。
私も初めは”圧力鍋”という名前を聞いただけでなんだか難しそうで自分に使いこなせるのか不安でした。
でも実際に買ってみたら、短時間でメイン料理が完成するので忙しい日はとても助かりました。
また、圧力鍋は種類も豊富で何を選べばいいかわからず、購入するまで何度もお店に足を運びました…。
そこで今回は、圧力鍋のメリット・デメリットについてまとめました。
最後に、人気の圧力鍋おすすめ3選もご紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さいね!
圧力鍋は何がいい?メリットは?
それでは早速、圧力鍋は何がいいのか・メリットをご紹介します。
結論から言うと「手間のかかる料理を時短で仕上げたい」「食材本来の旨味を楽しみたい」「光熱費を安く抑えたい」なら圧力鍋がおすすめです。
では圧力鍋は何がいいのか、どんなメリットがあるのか1つずつみていきましょう。
時短調理で大活躍!
通常、水の沸点は100度ですが圧力が高い圧力鍋では120度ほどの高温で調理をすることができます。
そのため例えば3つの時短が可能です。
- 煮込み料理が短時間で完成する
- 硬い食材がすぐに柔らかくなる
- 面倒な下ごしらえが楽になる
火の通りにくい手羽元やスペアリブなどの骨付き肉も短時間でホロホロと崩れるくらい柔らかくなりますよ。
今日の晩ご飯は圧力鍋でスペアリブ作りました🍖😁
— 💫😋りくりん🌌🍻@博多に来んしゃい🎶 (@rikurin_mh) August 13, 2021
圧力かけた後、さらにとろみがつくまで煮込み、ホロホロに😁#ティファール#tifarl pic.twitter.com/gKJGhWXB1k
カボチャなどの硬い野菜もすぐに火が通るので、大きめにカットするだけでOKです。
面倒な下ごしらえを短時間で済ませられるのはとても嬉しいですよね。
栄養素を逃がさない
通常の鍋で野菜をゆでると野菜の栄養素がお湯に流れてしまいます。
圧力鍋なら少ない水で調理が出来るので、栄養素の損失を最小限にとどめる事ができますよ。
ガス代を節約できる
普通の鍋ならコトコト長時間煮込む必要がある料理も、圧力鍋で調理をするなら火を使っている時間は2つだけです。
- 火をつけて沸騰するまで
- 食材を入れて加圧する時間
圧力が下がるまでの時間は一切光熱費がかかりません。
では、通常1時間かかる煮込み料理に圧力鍋(加圧時間20〜30分)を使うことでどのくらいガス代を節約できるか見てみましょう。
火加減 | ガスコンロのガス代/1時間鍋 | ガスコンロのガス代/1時間圧力鍋 |
---|---|---|
弱火 | 約5円 | 約2.5円 |
中火 | 約20円 | 約10円 |
強火 | 約35円 | 約17.5円 |
長時間かかる煮込み料理でも、圧力鍋なら加熱はたったの数十分です。
そのため、圧力鍋を使えば光熱費を安く抑えることができます。
圧力鍋のデメリットは?
圧力鍋はメリットがたくさんあり便利な反面、例えば4つのような圧力鍋のデメリットがあります。
- 安全に使用できるか不安
- 調理の途中でフタを開けられない
- 電気圧力鍋は操作方法を覚えるのが大変
- 定期的なメンテナンスが必要
では圧力鍋にはどんなデメリットがあるのか早速みていきましょう。
安全に使用できるか不安…使い方を誤ると大事故に!?
不慣れな自分が安全に圧力鍋を使用できるのか…という不安から購入をためらう方も多いのではないでしょうか。
初心者が起こしがちな事故は、例えば3つの事があります。
- 圧力鍋の蒸気の出口を塞いだ
- 重曹を使用した
- 多量の油やお酒を入れた
圧力鍋の蒸気の出口を塞いでしまうと、異常な圧力がかかり爆発する恐れがあります。
また、重曹は加熱すると発砲する性質があり、ノズルや安全弁を詰まらせる恐れがあるので使用してはいけません。
規定以上の油やお酒の使用も、圧力が急激にあがり大変危険なので気をつけましょう。
事故が起きる原因のほとんどは、誤った使い方によるものです。
圧力鍋に付属している説明書をしっかり読んで、説明書の通りに使用すれば大丈夫ですので安心してくださいね。
調理の途中でフタを開けられない!
食材を入れて加圧調理を始めたら、圧力が下がるまでフタを開ける事ができません。
そのため途中で味見をしたりアクを抜いたりすることができないのがデメリットです。
また、食材は驚くほどすぐに柔らかくなりますが、中までしっかり味がしみ込むわけではないので含め煮が必要です。
電気圧力鍋は操作方法を覚えるのが大変!
圧力鍋には「ガスで加熱する圧力鍋」と、火を使わない「電気圧力鍋」の2種類があります。
電気圧力鍋は色々なモードが搭載されており、ボタンを押して放置しておくだけで安全に調理ができます。
しかし圧力調理以外にも「無水調理」「発酵調理」など多くの機能をもつ機種が多いため、モードごとに注意点や操作方法が異なり覚えるのが大変という声もあります。
操作方法は多めですが、簡単かつ安全に使用したいなら「電気圧力鍋」の方がおすすめですよ。
定期的なメンテナンスが必要!
ガスで加熱する圧力鍋は、蒸気を密閉するためフタの内部にゴムパッキンが付いています。
ゴムパッキンが劣化した状態で圧力鍋を使用するのは大変危険なので、定期的な交換が必要です。
その他の部品も定期的な点検が必要なので、メンテナンスが面倒だと感じる方にはデメリットになります。
また、面倒ではありますが安全に使用するために、ゴムパッキンが劣化していないか、蒸気を逃がす部分が詰まっていないか使うたびに必ず確認を行っています。
【結論】圧力鍋はどんな人におすすめ?
ここまでメリット・デメリットを紹介してきましたが、「まだ買うか迷う」という方もいますよね。
そんな方の為に、圧力鍋はどんな人におすすめなのか紹介します!
- 手間を省いて時短で調理をしたい人
- 離乳食や介護食など食材を柔らかく仕上げたい人
- 光熱費を抑えたい人
- いろいろなメニュー作りに挑戦したい人
圧力鍋の魅力は何といっても、時短で手間のかかる料理を作れることです。
また、電気圧力鍋なら無水調理や発酵調理など、難しい調理もボタン1つで出来るので色々なメニューに挑戦したい方にもおすすめです。
私は離乳食を作る際に、スピード調理で食材を柔らかくできるのでとても重宝しました。
硬い肉や魚の小骨もすぐに柔らかくできるので、子供はもちろん高齢の方の介護食作りにもおすすめですよ。
人気の圧力鍋おすすめ3選
カレー・肉じゃが・角煮などさまざまな料理が時短で作れる圧力鍋ですが、種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからないですよね。
そこで、楽天市場やAmazonで購入できる人気の圧力鍋をご紹介します。
使いやすさ重視なら「アサヒ軽金属 ゼロ活力なべ」
初心者でも簡単に調理ができて”使いやすさ”を重視したいなら「アサヒ軽金属 ゼロ活力なべ」がおすすめです。
ゼロ活力なべは、家庭用圧力鍋として世界最高クラスの調理圧・内部温度は約128℃もの高温となります。
そのため、沸騰してオモリが振れたら火を止めるだけで、加圧時間が0分で調理ができるメニューもあります。
「何を作っても上手にできる」「使いやすいのでほぼ毎日使用している」などといった高評価なレビューもたくさんありました。
沸騰してオモリが振れたら火を止めるだけなので、どの圧力鍋よりも使いやすく初めて買う方にはおすすめです!
コスパを重視したいなら「T-fal クリプソ ミニット」
簡単操作で片付けも楽々“コスパを重視したい”なら「T-fal クリプソ ミニット」がおすすめです。
また、ティファール独自のチタンコーティングで、炒め物も焦げつきにくくお手入れも簡単です。
また、フタがシンプルな構造なので部品の取り外しもなく、鍋本体とパッキンを外して洗う程度なので洗いやすくお手入れも簡単で気に入っています。
鍋としても圧力鍋としても使えてお手入れも簡単なので、コスパで選びたい方や鍋と圧力鍋を1つの製品で使い分けたい方におすすめです。
お洒落なデザインで選ぶなら「BRUNO crassy マルチ圧力クッカー」
お部屋の雰囲気も大事に”お洒落なデザインで選ぶ”なら「BRUNO crassy マルチ圧力クッカー」がおすすめです。
電気圧力鍋で、5種類の機能を搭載しています。
- ごはん
- スープ
- カレー
- 煮込み
- 肉じゃが
どのモードも下準備をしてボタンを押すだけで、簡単に調理をする事ができます。
鍋につきっきりになる必要が無いので、時間を効率的に使えてとても便利ですよね。
またBRUNOの電気圧力鍋は、コロンとした可愛い見た目や上品な色合いが人気です。
大好きなお友達たちから、結婚祝いに本当に素敵なものをいただいてしまったー!!BRUNOの電気圧力鍋😭うれしい😭大事に使います!!! pic.twitter.com/coUQvu4cXE
— りてこ (@mecchatabetai) June 11, 2022
見た目のお洒落さに加えボタン1つでほったらかし調理が出来るので、時間を効率的に使いたい方やデザイン性の高い電気圧力鍋をお探しの方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、圧力鍋は何がいいのか・メリット・デメリットについてご紹介しました。
圧力鍋は、時短で手の込んだ料理を簡単に調理できるなどの嬉しいメリットがある反面、定期的なメンテナンスが必要などといったデメリットも存在します。
また、鍋としても使える製品や多機能を搭載した電気圧力鍋など、各メーカーによっても魅力はそれぞれ異なります。
購入をご検討される際は、圧力鍋のメリットやデメリットをよく考えて、ご自分に合った素敵な1台を手に入れて下さいね。
ぜひ、今回ご紹介した人気の圧力鍋おすすめ3選も参考にしてみて下さい。