この記事では、ベビーカーはいくらの買った?について書いています。
赤ちゃんと出かけるときによく使うのが、ベビーカーや抱っこ紐ですね。
私は2人の子どもを育てていますが、長男はベビーカー、次男は抱っこ紐をメインで使っていました。
長男のときは車を所有していなかったので、何をするにもベビーカーに乗せて連れまわしていましたよ。
抱っこが好きだったけれど、ベビーカーを嫌がる様子もないため、よく寝てくれていましたね。
ところで、ベビーカーを買うとき、どのくらいの価格帯がよいのでしょうか…?
赤ちゃんを乗せるものだし、安全性はもちろん、機能性なども気になりますね。
今回はベビーカーはいくらの買った?をテーマに、どんなベビーカーが買われているのか、価格別・目的別で紹介します。
ベビーカーはいくらの買った?
ベビーカーは、様々なメーカーから沢山の種類が販売されており、購入するときもどんなものを選ぶか迷ってしまいますよね。
生後1ヶ月から使える「A型ベビーカー」、生後7ヶ月ごろから使える「B型ベビーカー」など、多くのタイプがあります。
その中で「価格」に注目して選ぶなら、いくらのベビーカーを買う人が多いのでしょうか?
最も多かったのが、10,000~20,000円(税込)という価格でした。
「安全性を確保したうえで手ごろな価格」を考えると、上記の価格で落ち着くという結果です。
色々調べていく中で分かったのは「何を基準に選ぶか」で、価格帯が決まってくるということ!
- 安全性
- 機能性
- ブランド
- デザイン
上記の基準に加えて「使用する時期」「使い方」「子育て環境」など、選び方は人それぞれです。
因みに、私はB型ベビーカーに含まれる「ベビーバギー」を購入しましたよ。
- 生後7ヶ月~3歳ごろまで使えるベビーカー
- B型ベビーカーに含まれ、A型ベビーカーより軽量でコンパクトな設計
長男のときは初めての子育てなので、色々と不安がありました。
「せっかく買っても赤ちゃんが嫌がったら使えない」という心配があり、最初はA型ベビーカーをレンタルして使っていましたね。
首がすわり、しっかりとおすわりができるようになってきたころ、借りていたA型ベビーカーを返却しベビーバギーを買いました。
購入したベビーバギーは、西松屋のプライベートブランドである「SmartAngel」の商品で、10,000円(税込)以下でしたね!
使わないときはコンパクトにたためるし、置く場所にも困らないのがよかったですね!
次男が生まれてからも、長男を連れて歩くことが多かったため、3歳まで使えるベビーバギーは使い勝手がよかったです。
まだ身を乗り出すことも多かったので、付属品として取り外し可能なフロントガードも買いましたよ。
付属のベルトは、車で使うチャイルドシートのような作りですが、安全性を考えて最初のうちは取りつけていました。
私はベビーバギーを購入しましたが、大切なのはママ・パパ・子どもに安心なベビーカーを選ぶことです。あなたがこだわる基準から、最適なものを選びましょう。
ベビーカーは価格別で何が違うの?
ベビーカーの価格相場には幅があり、10,000~100,000円(税込)以上となっています。
一般的に50,000円以上は「高級ベビーカー」と呼ばれますが、海外では100,000円以上のものも多くありますよ。
高価格なベビーカーは、機能性とデザインに優れているのが特徴です!
また「有名ブランドのものか」「最新モデルか」でも、価格は変わってきますよ。
ここからはベビーカーの種類を2つに分け、価格別の機能やデザインなどを紹介していきます。
- 【高価格】乗り心地がよく多機能なA型ベビーカー
- 【低価格】軽くてシンプルな作りのB型ベビーカー
では、それぞれの特徴を見ていきましょう。
【高価格】乗り心地がよく多機能なA型ベビーカー
A型ベビーカーは、生後1ヶ月から赤ちゃんを乗せられるため、多機能であるぶん価格の高いものが多いです。
- 生後1ヶ月から使用可能
- 寝かせた状態でも使える
- 赤ちゃんの様子をチェックできる
新生児に対応しているタイプが多いA型ベビーカーは、産後すぐに必要なママの味方になってくれます。
私自身が検診で病院を受診した際、A型ベビーカーに赤ちゃんを乗せて検診にくるママを何人か見かけました。
家族に付き添いを頼めないときなどは、赤ちゃんを寝かした状態で使えるから、とても便利ですよ!
リクライニングの角度を調整できるうえ、シートやタイヤに振動を和らげる工夫が施されているので、より安全性が高くなっています。
そして、月齢の低い赤ちゃんはママの顔を見ていないと泣いてしまったり、様子が気になったりすることも多いです。
こまめに様子がチェックできるよう、シートの向きを変えられるものもありますよ。
- 「対面式」…赤ちゃんに対しママやパパが向かう合う形
- 「背面式」…赤ちゃんが進行方向を向く形
- 「両対面式」…ベビーカーを押す持ち手を切り替えると背面式にもなる形
私がレンタルしたA型ベビーカーは両対面式で、持ち手をクルッと返せば、対面と背面の切り替えができるものでした。
ただし、折りたたむときは背面式にしないとたためないので、泣いて落ち着かないとき以外は背面式のままで過ごしていましたよ。
クッション性の高いシートやワンタッチで開閉できるベルト、下部についた大きな収納カゴなど、使い勝手がよかったです。
赤ちゃんを日差しから守ってくれる日よけ幌も大きく、安定性と押し心地が抜群でした。
しかし、便利な機能があるぶん重く、持ち運ぶのは大変だったのを覚えています。
よく買われているA型ベビーカーをまとめたので、参考にしてみてください。
メーカー 公式価格 | 主な特徴 | |
---|---|---|
ピジョン ランフィRB3 | 約65,000円(税込) | ・滑らかな走行で思い通りに方向転換 ・ベルトが簡単に調整可能 ・高性能なクッション材 |
コンビ/スゴカル SwitchエッグショックAS | 約65,000円(税込) | ・やわらかく包み込む4層のエッグクッション ・小回りしやすくスムーズに移動可能 ・抱っこしたまま、片手で持ち運びできる |
アップリカ ラクーナクッション AF | 約63,000円(税込) | ・振動や衝撃から守るオメガクッション ・マグネットの力でベルト装着が簡単 ・色々な方向からの日差しをカバーする大きな日よけ幌 |
どのA型ベビーカーにも、何タイプかモデルがあります。
Amazonや楽天市場といった大手通販サイトでも購入できますので、検討してみてくださいね。
【低価格】軽くてシンプルな作りのB型ベビーカー
B型ベビーカーは、おすわりができるようになる生後7ヶ月ごろから使えるもので、A型ベビーカーに比べると機能がシンプルです。
- おすわりができるようになる生後7ヶ月ごろから使用できる
- リクライニングの機能はついてないものもある
- 機能がシンプルだから重量が軽くコンパクト
赤ちゃん自身がおすわりできるようになっているため、リクライニングの機能はないものもありますよ。
リクライニング機能がないだけで、とてもシンプルな作りになり、軽量で持ち運びが楽!
例えば、電車やバスといった公共交通機関を利用する場合、B型ベビーカーは折りたたみが簡単なため持ち込みも楽です。
折りたたまずにそのまま使っていたとしても、A型ベビーカーより場所を取らないですよ!
私の場合、子どもが歩けるようになってからも、ベビーカーに乗ってくれるうちは、できる限り乗せるようにしていました。
そうでもしないと、動きまわる子どもたちを目で追うことができなくなってしまうからです…。
また、歩き疲れて抱っこをねだるときも多く、荷物になってしまったとしても長時間移動をするときは持ち歩くようにしています。
ベビーカーに乗ってくれなくても、荷物運びで役立つから便利ですよ!
A型ベビーカーと同じように、B型ベビーカーの中でよく買われているものをまとめてみました。
メーカー 公式価格 | 主な特徴 | |
---|---|---|
ピジョン ビングル BB4 | 約35,000円(税込) | ・片手で折りたたみが可能 ・ベースになっているメッシュシートだけでも乗れる ・メーカー独自のシングルタイヤを使用し、思い通りの走行が可能 |
アップリカ マジカルエアーフリー | 約36,000円(税込) | ・ハンドル操作で全てのタイヤがフリーになり、真横へ移動できる ・ベルトの装着は、マグネットの力を使うことで簡単に可能 ・折りたたんで持ち運ぶときは、フロントガードを持ってOK |
コンビ Acbee plus AO | 約33,000円(税込) | ・伸びるカゴのおかげで荷物がたっぷり入る ・荷物を入れたままでも折りたたみ可能 ・大型ダブルタイヤを使用しているから、しっかり支えてスイスイ押せる |
B型ベビーカーも何タイプかモデルがあり、年々最新モデルが登場する傾向にあります。
調べていると、早い段階でB型ベビーカーに切り替えている人が多いことも分かりましたよ。
それぞれのメーカーで使い勝手も違ってきますが、ベビーカー選びの参考になれば嬉しいです。
【結論】ベビーカーはいくらのものを買うべき?目的別に選ぼう!
ベビーカーの購入時期は、人によって様々です。
私自身は長男を出産後、外出ができるようになってから、A型ベビーカーをレンタルしました。
次男に関しては、歳の差や生活環境を考え、B型ベビーカーが使えるまでは抱っこ紐で過ごしましたよ。
いくらのベビーカーを買うのがよいか、まずは「予算をどうするか」を考えましょう。
そして、あなたの生活環境からこだわる基準を選び、選んでいくとよいですね。
ここからはどんなベビーカーがよいのか「目的別」に3つのタイプを見ていきましょう。
- 【20,000円台】持ち運びしやすいのはB型ベビーカー
- 【50,000円以下】新生児期から使うならA型ベビーカー
- 【70,000円台】走行性にこだわるなら三輪タイプ
では、1つずつ見ていきます。
【20,000円台】持ち運びしやすいのはB型ベビーカー
生後1ヶ月から使えるA型ベビーカーに対し、B型ベビーカーは生後7ヶ月~3歳半ごろまでが対象になります。
軽量でコンパクトな商品が多くあり、持ち運びのしやすさが人気の理由ですよ!
A型ベビーカーに比べて、6,000~70,000円(税込)と低価格なのも魅力♪
そんなB型ベビーカーとA型ベビーカーの大きな違いは、リクライニング機能の可否です。
A型ベビーカー | ・リクライニング機能あり ・背もたれの角度:100~150度 |
B型ベビーカー | ・リクライニング機能がないものもある ・背もたれの角度:100度以上 |
リクライニング機能がないと、寝かせた状態では使えないので注意してくださいね。
また、B型ベビーカーの中には「AB型」「バギー」と呼ばれるベビーカーもあります。
- 「AB型」…高機能な「A型」とコンパクトで軽い「B型」のメリットを備えたもの
- 「バギー」…B型ベビーカーを、より軽くして機能をシンプルにしたもの
あなたの生活環境やスタイルに合わせて、使い勝手がよいものを選んでみてください。
- お出かけの頻度が少ない
- できるだけ低価格で抑えたい
はじめてベビーカーを買う人はもちろん、買い替えやセカンドベビーカーとしても、B型ベビーカーはおすすめです♪
持ち運びや収納にも便利なので、重さやコンパクトさなどで選ぶのもよいですよ。
【50,000円以下】新生児期から使うならA型ベビーカー
A型ベビーカーは、生後1ヶ月~最大4歳ごろまで使えて、安定性と収納力があります!
月齢の低い時期から使うことを想定して設計されているので、安定性に優れた作りになっていますよ。
また、下部には荷物を乗せられる大きめのカゴがついているため、徒歩で買い物に行く人にはピッタリです♪
私は長男を出産したとき、車を所有していなかったため、外出が可能になってからは徒歩で動き回ることがメインでした。
ミルクの飲みがよく、スクスクと成長した長男を抱っこで移動するのがキツくなってくると、ベビーカーは必需品になりましたよ。
赤ちゃんを連れてのお出かけも最初は不慣れなので、荷物も多くなってしまいがち…。
大容量のカゴは、お世話グッズをはじめ、おもちゃなども入れられるし、とても便利でした!
- お出かけの頻度が高い
- 早い時期から使い始めたい
出産予定日が春や秋の場合、天気も安定していてお出かけの機会が多いです。
ベビーカーの出番も高まるから、季節で考えるのもありですよ!
A型ベビーカーは作りがしっかりしているぶん、20,000~100,000円(税込)と価格の幅が広いです。
しかし、20,000円台でもしっかりしたA型ベビーカーを購入できますので、色々な商品を見てみてくださいね。
【70,000円台】走行性にこだわるなら三輪タイプ
三輪タイプのベビーカーは、前に1つ、後ろに2つのタイヤがついているものです。
「A型」と「B型」の区別もありますが、主である四輪タイプと大きく異なる部分があります。
それは、ママやパパが赤ちゃんと向かい合う「対面式」ができず、進行方向を向く「背面式」のみということ。
シートの向き以外、基本的な使用方法は四輪タイプと変わりません。
そのかわり、大きめの車輪や凹凸のあるタイヤを使うことで、四輪タイプよりも快適な走行性と押し心地を実現しています。
四輪タイプ | 三輪タイプ | |
---|---|---|
タイヤの数 | 4つ | 3つ |
シートのタイプ | 両対面式 | 背面式 |
価格(A型の場合) | 約20,000~120,000円(税込) | 約70,000~90,000円(税込) |
ポイント | 機能性を重視 | 走行性を重視 |
三輪タイプは見た目がスタイリッシュでおしゃれなデザインになっており、近年人気が出てきています。
海外メーカー品も多くシートが広いため、ゆったりと赤ちゃんを乗せられるのも嬉しいポイント♪
海外メーカー品を購入する場合は、海外の安全基準が適用されているので、しっかり確認しましょう。
三輪タイプを代表するベビーカーを2つ紹介します。
メーカー 公式価格 | 主な特徴 | |
---|---|---|
アップリカ スムーヴ プレシャス | 約80,000円(税込) | ・地面の熱やホコリ・排ガスから赤ちゃんを守るハイシート ・軽いハンドル操作でスイスイ進める ・中空構造のメンテナンスフリータイヤを採用し、優しい押し心地を実現 |
エアバギー ココブレーキ | 約80,000円(税込) | ・段差や凸凹した道でも押しやすく、歩きやすい走行性 ・エアタイヤが衝撃を吸収するので、振動が少なく静かに過ごせる ・360度回転の前輪タイヤだから、片手でも方向転換が楽 |
アップリカのスムーヴは、別売りのエアキャリーをドッキングすると、対面ベビーカーになります。
このほかに、ベビーキャリーやチャイルドシートといった5つの使い方ができるのも、選ばれている特徴ですね。
エアバギーは、日本国内で唯一、最新の欧州統一安全規格「EN1888‐2」に適合しているブランドです。11色のカラーからお好みのものを選べるのも魅力的♪
しかし、どちらも走行性はよいですが、デメリットな部分もあります。
・使用できる期間が3歳ごろ(体重15kg)まで
もし、きょうだいがいる場合、耐荷重をオーバーしてしまい上の子を乗せられないケースもありますよ。
・特徴であるエアタイヤが自転車のようにパンクすると、修理するまで使えない
メンテナンスとして、2ヶ月に1回ほど、専用ポンプで空気を補充する手間があります。
ただ、メリット・デメリットを十分理解したうえで、デザイン性を決め手に選ぶのはありです!
ベビーカー本体が重めだから、電車や階段での持ち運びには不向きであるものの、しっかりした安定感を持っていますよ。
普段よく使う交通手段や走行する道の凹凸などをイメージしながら、選んでみましょう。
- 走行性や押し心地を重視する人
- スタイリッシュなデザインが好きな人
周りとは違ったベビーカーを使いたいママにはピッタリな三輪タイプ♪気になったときは、よく調べてから検討してみてください。
まとめ
ベビーカーは大切な赤ちゃんを守り、お出かけを楽しくするベビー用品です。
購入を考えているなら「使用期間」や「あなたの生活環境・スタイル」に合ったものを選びましょう。
日本国内メーカーの場合は、安全基準をクリアしたSGマークつきのものか、必ずチェックしてくださいね。
赤ちゃんはもちろん、実際に使うママやパパが使いやすいのも重要ポイントです。
店舗で購入するときは、実際に動かしてみたり、赤ちゃんを乗せたりしてみてください。
価格帯が低いものであっても、しっかりとしたベビーカーを購入できますので、あなたの希望にあったものを見つけてくださいね!