この記事では、出産祝い商品券は嬉しくないについて書いています。
出産祝いの定番のひとつに商品券があります。
あげる側としては「好みかどうかわからない物をあげるくらいなら、商品券で好きな物を買って欲しい!」と思いますよね。
とはいえ「出産祝いで商品券をもらっても嬉しくない」という声を聞いて心配になったり「商品券と現金ならどっちがいいの?」とさらに悩んだりと、本当に商品券でいいのか迷うものです。
商品券にはメリットがある反面デメリットもあります。
この記事では商品券が嬉しくないと言われる理由を確認しておきましょう。理由がわかれば対策ができますよ!
送る時の注意点や、商品券と現金だったらどっちがいいのか決めるポイントも解説します。
出産祝いの商品券は嬉しくない?
まずは「出産祝いに商品券をもらっても嬉しくない」という意見を紹介します。
商品券のデメリットとも言えるので、しっかり確認していきましょう。
- 使えるお店が限られるから
- 心がこもっていないと思われる
- 買い物に行けない
使えるお店が限られるから
嬉しくない理由のひとつは、商品券を使えるお店が限られているからです。
特定のお店の商品券であれば、その店舗でしか使えません。
送る相手の自宅近くにないお店の商品券をうっかりあげてしまうと、かなり困らせてしまいますよ!
例えば『UCギフトカード』はどんなお店で使えるか見ていきましょう。
利用できる主なお店
・百貨店(伊勢丹、三越など)
・ショッピングセンター(イオン、イトーヨーカドーなど)
・ドラッグストア(マツモトキヨシ、ウエルシアなど)
・ホームセンター(カインズホーム、コーナンなど)
とても多いですよね。
しかし、子供向けショップのトイザらスや西松屋では利用できません。
イオンやイトーヨーカドーの一部専門店でも使えない場合があります。
このように利用できるお店が多いとはいえ、どこでも使えるわけじゃないのがネックです。
また近くにあっても普段利用しないお店だと使いづらいという声もあります。
行きやすい、または利用する予定があるお店の商品券なのかよく考えましょう。
心がこもっていないと思われる
出産祝いが商品券だと「味気ない、心がこもっていない」と感じる人もいます。
理由は「何が欲しいか聞いてほしかった」「考えるのが面倒だから商品券にしたと感じる」というものです。
コミュニケーション不足で送る側の気持ちがうまく伝わらないと、こんな風に思われてしまいます。
買い物に行けない
商品券をもらっても、赤ちゃんがいるとなかなか買い物に行けないという方もいます。
またこのご時世、そもそも外出を控えている場合もあります。
ほとんどの商品券は実店舗でしか利用できず、ネットショッピングでは使えません。
仮に出掛けても、赤ちゃんと一緒だとゆっくり買い物できないので使えずにいるなんてことも。
出産祝いに商品券を渡すメリット
商品券を嬉しくないと感じる方がいる一方で、とても喜んでくれる方もたくさんいるんですよ!
商品券を渡すメリットを4つ紹介します。
- 好みを知らなくてもいい
- 物が増えない
- かぶっても困らない
- 内祝いを考えやすい
好みを知らなくてもいい
商品券を送る最大のメリットは、相手の好みを知らなくていいことです。
せっかくプレゼントをあげるなら、相手の好きなモノを選びたいですよね。
しかし、職場の同僚や親戚などそこまで把握していないとか、友達だけど最近の趣味をしらない場合もありますよ。
正直、もらう側も好みじゃないモノより商品券が嬉しいという声は多いです。
物が増えない
出産祝いをもらう側にとって、お祝いはうれしい反面大きさがあるモノだと保管が大変です。
慣れない赤ちゃんとの生活で掃除がままならない場合もあるんですよね。
そんなとき商品券なら保管場所で困らせません。
かぶっても困らない
たくさんの方から出産祝いをいただくと、不思議と同じモノをもらうときがあります。
商品券だったらかぶっても全く困りませんね!
使うタイミングを分けられるのもメリットと言えます。
内祝いを考えやすい
金額がわかる商品券なら、出産祝いをもらったお返しの『内祝い』が考えやすくなります。
内祝いは関係性や地域性にもよりますが、半返し(半額)~3分の1程度です。
どのくらいのお返しがいいのか悩まなくて済みますし、内祝いが多すぎた・少なすぎたというトラブルも防げます。
出産祝いに商品券を渡す時の注意点
メリットがたくさんある商品券ですが、渡す時には注意する点が4つあります。
- 送る相手が使うお店がかどうか
- 有効期限に注意する
- メッセージやちょっとしたプレゼントもあげる
- ご祝儀袋・熨斗(のし)を利用する
送る相手が使うお店がかどうか
商品券は主に5つのタイプに分けられます。
・クレジットカード系
・子供向けショップ系
・ECサイト系
・スーパーマーケット系
・こども商品券
選んだ商品券が使えるお店が相手の自宅近くにあるのか、利用しやすい商品券なのかを考えて決めましょう。
クレジットカード系
Visa、JCB、UCなどクレジットカード会社が発行している商品券です。
利用できる店舗が多いため、送る相手がどんな店舗を利用しているかわからないときはクレジットカード系の商品券が無難でしょう。
子供向けショップ系
アカチャンホンポやトイザらス、西松屋など子供向けショップの商品券です。
お洋服やおもちゃ、オムツなど赤ちゃんが使うものがいろいろ揃っているので使い道に困りません。
ECサイト系
Amazonや楽天などのECサイト系の商品券で、各ネットショップで利用できます。
今はネットで買い物をする方も多いですよね。
赤ちゃんを連れて外出できない・控えている方にもオススメです。
スーパーマーケット系
イオンやセブン&アイなどのスーパーマーケット系の商品券もあります。
どちらもグループ各店で利用できるので、もらった側が好きなお店を選べるメリットがあります。
こども商品券
こども商品券は名前の通り子供向けの商品券です。
百貨店、おもちゃ屋さん、玩具専門チェーン店、スーパー、ベビー・子供服ショップ、レジャー施設など幅広いジャンルのお店で利用できるのが特徴です。
有効期限に注意する
商品券を購入するときは有効期限に注意しましょう。
産後すぐ買い物できない場合もあるので、長めの有効期限のモノを選びましょう。
メッセージやちょっとしたプレゼントもあげる
商品券を味気ないと思われないために、メッセージカードやちょっとしたプレゼントもあげると効果的です。
メッセージはかわいいカードにお祝いや労いの言葉を書くといいでしょう。
プレゼントはスタイや靴下、食事用エプロン、絵本などがおすすめです。
これらがあると、さらに温かみのある贈り物になりますよ。
ご祝儀袋・熨斗(のし)を利用する
商品券を送る時は現金と同様にご祝儀袋や熨斗(のし)を利用しましょう。
お店で買うときは、店員さんに出産祝い用と伝えると包装から熨斗(のし)までやってくれます。
ネットやコンビニで購入した場合は、自分でご祝儀袋を用意します。
親しい友人であればご祝儀袋ではなくても、かわいいラッピングでオッケーです!!
出産祝いは現金と商品券どっちがいいの?
商品券の良さを伝えてきましたが、現金の方がいいのかなと悩む方もいますよね。
やはり使い道の自由度は現金の方が高いですからね。
どっちがいいかで悩んだときは、2つの観点から決めてみてください。
送る相手との親しさで決める
送る相手との親しさでどっちを送るか決めましょう。
友人など親しい間柄→現金
職場の方や親戚→商品券
理由:現金は商品券よりさらに味気なさを感じる方がいます。
親しい友人なら「好きなもの買ってね!」とメッセージを伝えながら渡せるので、味気なさをカバーできますよ。
自分が現金に抵抗感があるかないかで決める
アナタが現金に抵抗感があるなら商品券にしましょう。
現金の方が使いやすいといっても、送る側が気持ちよく渡せなければ相手もうれしくありません。
現金に抵抗感がある方は無理に現金にする必要はないですよ。
まとめ
今回は出産祝いに商品券をもらっても嬉しくないという声について解説しました。
これは商品券のデメリットとも言えますが、渡す時の注意点に気をつければ対策が取れます。
商品券にはたくさんのメリットがあります。
もらっても嬉しくないと感じさせないように、この記事を参考にしてくださいね。