この記事では、墓石が安くなる時期について書いています。
人生の中でそうそうないであろう、墓石の購入。
一生のうちに何度も買い換えることもないですし、何より亡くなった人を弔うためのものだから、適当には買えません。
ですが、墓石は平均価格が100万円を超えるとても高額な買い物。
少しでもお得に買えたら嬉しいですよね。
そこで今回は、墓石が安くなる時期について徹底調査!
墓石を安く買える方法についてもまとめたので、近いうちに墓石の購入を考えている人はぜひチェックしてください。
墓石が安くなる時期はある?
それでは早速、墓石が安くなる時期を紹介していきます。
結論から言うと、
墓石が安くなる時期は明確にはありません。
ですので、「そろそろ墓石を買おうかな」と考えたそのときが購入のベストタイミング。
必要を感じたときに墓石を購入して大丈夫です!
墓石が安くなる時期が明確にない理由
墓石が安くなる時期が明確にない理由は、墓石を購入するタイミングは人それぞれ違うためです。
例えば、衣料品であればシーズンが終わる時期に値段がグッと下がりますよね。
家電製品も年間を通してお得に購入できる時期というのがある程度示されています(冷蔵庫なら型落ち品が出る9月など)。
これは、衣料品や家電製品は「必要な人が増える時期」というのがある程度決まっているためです。
しかし、墓石には「必要な人が増える時期」というものがありません。
墓石が必要になる時期は人それぞれなので、墓石が安くなる時期も明確にはないんですね。
石材店によってはセールを行うことも!
一般的に安くなる時期がない墓石ですが、石材店によってはお盆やお彼岸の時期にセールを行うこともあります。
お盆やお彼岸はお墓参りのシーズンで、お墓の話題になることが多いからだと思われます。
また、あまり知られていないですが墓石にもアウトレット品が存在します。
墓石にもアウトレットって概念あるんだ pic.twitter.com/T6eveznZHs
— 安室奈美夫 (@strangeweek) September 7, 2020
なので、少しでも墓石を安く買いたいと思ったら、日ごろから石材店のHPやチラシをよくチェックしておきましょう。
石材店は地域密着型が多いので、日ごろから墓石の相談などでコミュニケーションを取っておくといいですね◎
墓石が安くなる時期を教えてもらえるかもしれませんよ。
ただ、いつ安くなるかわからない時期を待っていて、必要なときに墓石が手に入らないと意味がないですよね。
そのため、墓石を購入するときはあまり安くなる時期にはこだわらず、必要なときに買うのがおすすめ。
墓石が安くなる時期は明確にはないですが、安く買える方法であればいくつかあるので次の項目で詳しく見ていきましょう。
墓石を安く買える方法5選
ここからは、墓石を安く買える方法を5つ紹介します。
墓石を選ぶときのポイントも一緒にまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。
安い石材を選ぶ
墓石を安く買える方法のひとつめは、安い石材を選ぶことです。
石材は墓石のベースとなる部分。
大きく墓石の費用を抑えようと思うのであれば、まずベースから考える必要があります。
墓石の石材は、大きく分けて国産と外国産の2種類。
石材の1才(さい)あたりの単価をまとめてみました。
マホガニー(中国産) | 37,250円 |
真壁(日本産) | 59,000円 |
クンナム(インド産) | 69,000円 |
日本大島(日本産) | 130,000円 |
上記は一例ですが、中国産と国産では1才あたり数万~十数万ほどの差があるのが分かります。
石材を安いものにするだけで、墓石の値段をグッと抑えられます。
ちなみに、墓石の石材選びで大切なのは2つ。
- 吸水率(低いほうが水を吸い上げず水はけが良い)
- 圧縮強度(高いほうが頑丈)
「安い中国産の石材は不安…」という人も、吸水率や圧縮強度をきちんとチェックすれば十分満足できる墓石を選べますよ。
墓石のサイズの小さくする
墓石のサイズを小さくするのも、墓石を安く買うための方法です。
石材をどれだけ使用するか=墓石を大きくするかで墓石の値段は上がっていきます。
単純計算で、大きい墓石を建てようと思ったらそれだけお金がいるんですね。
墓石の大きさで故人を弔う気持ちは計れません。
無理に大きな墓石を用意するのではなく、予算や墓所に合ったものを選びましょう。
複数の石材店で見積もりをもらう
結婚式を挙げるとき、家を建てるとき。
人生において大きな買い物をするときは、いくつも相談して見積もりを出してもらいますよね。
墓石の購入も同じ。
平均して100万円以上かかる高い買い物なので、1つの石材店だけ見て決めるのではなく複数の店舗で見積もりをもらいましょう。
リアルな石材の相場が分かるので、相場より高い石材を購入させられるなんてことがなくなります。
複数の店舗で見積もりを取るのはめんどくさい!という人もいますよね。
私もいろんな店舗に足を運ぶのは疲れるし嫌です..。
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シンプルなデザインの墓石にする
墓地に行って見てみると分かりますが、一口にお墓といってもいろいろなデザインのものがありますよね。
墓石のデザインは様々な種類があります。
- 和型
- 洋型
- デザイン型
- 和型五輪塔
自分で好きな形に墓石をオーダーするデザイン型と、もとは身分の高い人のためのお墓だった和型五輪塔は値段が高い傾向があります。
特に故人の強いこだわりがなければ、和型や洋型でも十分満足できるお墓が用意できますよ。
また、お墓は外柵や供物台といったお墓本体以外の装飾をつけることで価格が上がります。
装飾をつけるときは、石材費だけでなく工事費も含めて全体でいくらかかるのかよく確認してくださいね。
アウトレット品やカタログオーダー品を選ぶ
衣料品や家電製品にアウトレット品があるように、実は墓石にもアウトレットが存在します。
墓石のアウトレット品とは、展示の際に多少傷がついてしまったものや商品の入れ替えで売れ残ってしまったものを指します。
ものによっては、販売価格の30~40%OFFで購入できるので非常にお得ですよね。
また、墓石をカタログから選んでオーダーするという方法もあります。
あらかじめ決まっているデザインから選ぶので、あれこれ悩む必要もなし。
自分でカスタムしたりオーダーメイドで注文するのに比べて、こちらも約30〜40%ほど安く購入できますよ。
カタログによっては値段が固定されていることもあり、より明朗会計で墓石が購入できますね。
墓石を買うときの注意点
最後に、墓石を買うときの注意点を2つ紹介します。
一度購入すると買い換えることはほぼない墓石。
購入してから後悔のないよう、しっかり注意点をチェックしておきましょう。
区画に合った墓石のサイズを選ぶ
墓石は自分の墓所の区画に合ったサイズを選びましょう。
また、墓地によっては墓石のサイズがあらかじめ決められていることがあります。
墓地全体の景観を考えてのことなので、事前に墓地にサイズの指定はないか確認しておきましょう。
信頼できる石材店を選ぶ
お墓を建てることは人生でそうあることではないため、多くの人はお墓に対して正しい知識を持っていません。
その弱みにつけこんで、高額な墓石を購入させようとする石材店が残念ながら存在するんです。
さらに、実際石材店を訪れた際は4つを意識して確認してください。
- 詳細が書かれた見積書を渡してもらえるか
- 決断を急かさないか
- こちらの話しをよく聞いてくれるか
- 墓石やお墓を建てるための説明を自主的にしてくれるか
墓石を購入するというのは大きな買い物なので、決して焦って決めないようにしましょう。
まとめ
墓石が安くなる時期はあるのか、また墓石が安く買える方法についてまとめました。
残念ながら、墓石には安くなる時期が明確にはありません。
石材店によっては独自にセールを行っていることもあるので、セールのタイミングを狙って購入するのもいいでしょう。
しかしながら、大事なのは複数の石材店に見積もりを出してもらい、じっくり考えることです。
「セールで今しか買えないから」と焦って買うと、サイズが合わないなどトラブルの元になることも。
後悔しない買物になるように、墓石を買うときは時間に余裕を持って動きましょう。