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【2024年版】石油ストーブはトヨトミとコロナどっちがいい?徹底比較

石油 ストーブ トヨトミ コロナ 比較

この記事では、石油ストーブはトヨトミとコロナどっちがいい?をテーマに書いています。

身体の芯まで温まる石油ストーブは寒い季節には欠かせない暖房器具。

風が出ないので「エアコンは乾燥するから苦手」なんて人にもぴったりです。

そんな石油ストーブ、存在感が大きいから買うなら自分好みのものを選びたいですよね。

そこで今回は、石油ストーブの業界2大ブランドであるトヨトミとコロナのどっちがいいか徹底比較!

どちらも人気があってよく比べられますが、それぞれにはない特徴やメリット・デメリットがあるんです。

石油ストーブはトヨトミとコロナどっちがいい?

石油 ストーブ トヨトミ コロナ どっちがいい

それでは、石油ストーブはトヨトミとコロナどっちがいいのか紹介していきます。

結論から言うと、

簡単な操作で便利な機能を使いたいのであればトヨトミ

反射形石油ストーブを選ぶならコロナがおすすめです。

どちらも価格に関して言うと大きな違いはありません。

そうなると、石油ストーブを選ぶ決め手は自分の生活スタイルに合っているかどうか

生活家電ですから使い勝手の良さもポイントですよね。

ここからは、トヨトミとコロナ、それぞれの石油ストーブの特徴メリット・デメリットについて詳しく紹介していきます。

トヨトミの石油ストーブの特徴

1952年に石油コンロの販売を開始して以来、70年以上にもわたって石油燃料製品を製造し続けているトヨトミ。

そんなトヨトミの石油ストーブの特徴を4つ紹介します。

  • すぐに暖まるスピード点火
  • においを抑える消火方法
  • 7色に輝くレインボーストーブ
  • いざというときも安心の安全設計

トヨトミの石油ストーブの特徴は、電子点火を採用していること。

どんなに機能が良くても、暖まるのに時間がかかってしまうのは避けたいですよね。

その点、トヨトミの石油ストーブは点火つまみを回すだけですばやく放電し、芯に点火させます。

点火するときには「ピー」と動作音がするのもポイント。

「つけたつもりがついてなかった」なんてことも避けられます。

コロナの石油ストーブにも電子点火を採用している機種はありますが、トヨトミに比べて種類は少なめ。

トヨトミの石油ストーブは、対流形石油ストーブ・反射形石油ストーブともに電子点火を採用しています(電池レス石油ストーブのぞく)。

起動の早さはトヨトミのほうが優勢と言えるでしょう。

注目

石油ストーブはにおいが気になるなんてのも、昔の話。

トヨトミの石油ストーブは、火を消すときに一気に消さず徐々に消していきます。

ゆっくり火を消すことで嫌なにおいの元になる未燃ガスを燃やす切ることができるので、においが出にくくなるんです。

石油ストーブをインテリアとして考えている人にもトヨトミの石油ストーブはおすすめ。

トヨトミの石油ストーブの「レインボーストーブ」なら、炎が虹のように七色に輝きます。

炎の色が変化するのはガラスに特殊なレインボー加工を施したトヨトミならではの技術なんです。

白熱電球で40Wの明るさがある七色の炎。

ほのかに部屋を照らす炎は見ているだけでもリラックスできますよね。

部屋を暖めるだけではない役割がトヨトミの石油ストーブにはあります。

また、いざというときの安全さも石油ストーブの大事なポイントですよね。

トヨトミの石油ストーブは対流形は油タンクが2重構造に、反射形は逆止弁を採用することで灯油がこぼれるのを防ぎます

万が一ぶつかったり、灯油交換の際に転んだりしても安心ですね。

さらに、対流形石油ストーブには耐震自動消火装置が搭載されています。

石油ストーブが強い衝撃を受けると自動消火する機能。

地震などいつくるか予測できない災害時、とっさに火を消すのはなかなか難しいですよね。

耐震自動消火装置は点火スイッチをまわす(あるいはつまむ)だけでセットされます。

せっかくの安心機能も使わないと意味はないので、使うたびに自動で消火装置がセットされるのは心強いし便利ですよね。

簡単な操作で便利な機能を使いたい人に、トヨトミの石油ストーブはおすすめです。

トヨトミの石油ストーブのデメリットは、全体的にタンク容量がやや小さいということ。

例えば、対流形石油ストーブのスタンダードモデルである「KS-67H」の17畳モデルのタンク容量が6.3Lなのですが、コロナの対流形石油ストーブの17畳モデルはタンク容量が7・0L。

0.7Lの差ですが、燃焼継続時間で言うと約1時間ほど違いが出てきます。

少しでも給油の手間を減らしたい人はコロナの石油ストーブのほうがいいでしょう。

コロナの石油ストーブの特徴

暖房器具だけでなく空調機器や給湯器も製造・販売するコロナ

そんなコロナの石油ストーブの特徴を4つ紹介します。

  • 遠赤ブレードで身体の芯までポカポカ
  • 火力調節幅で自分好みの暖かさに調整
  • トリプル消臭で気になるにおいを1/3にカット
  • 給油をもっと簡単に「よごれま栓」

コロナの石油ストーブは反射形石油ストーブがメイン。

その中でも「SX-E3523WY」「SX-E2923Y」には遠赤外線放射量が30%もアップする遠赤ブレードが搭載されています。

身体の表面だけでなく、芯から温めることができるので、特に寒い地域に住んでいる人にぴったり

また火力調節幅が最大30%と大きいのも、コロナの石油ストーブの特徴。

使う場所やその日の気温によって火力を細かく調整できるので、より心地よい温度に設定して使えますよ。

コロナの反射形石油ストーブには徐々に火を消してにおいを抑えるだけでなく、「触媒燃焼においとり」「クリーン燃焼」のトリプル消臭により、石油ストーブ特有のにおいを抑える効果が搭載。

これにより、従来の石油ストーブに比べてにおいを1/3カットすることに成功しました。

トヨトミの石油ストーブには徐々に消火してにおいを抑える効果しかないため、よりにおいを気にせず石油ストーブを使いたい人はコロナの反射形石油ストーブがいいでしょう。

また、石油ストーブを使うと避けられないのが灯油の交換。

コロナの反射形石油ストーブにはフタが本体と一体型の「よごれま栓」を採用しています。

  1. つまみを引いてフタを開ける
  2. フタを押してパチンと閉める

2ステップで灯油交換時に手が汚れるのを防ぎます。

きちんとフタが閉まったかどうかは、パチンという音とカラーでチェック

確実にフタが閉まったことを確認できるので安心ですね。

コロナの石油ストーブは暖かく消臭機能に優れています。

寒い地域に住んでいて石油ストーブを使う頻度が高い人は、コロナの石油ストーブを選ぶと快適に過ごせますよ。

ただ、コロナの石油ストーブは対流形石油ストーブが1種類しかないのがデメリットです。

上記の機能は全て反射形石油ストーブに搭載されているもの。

対流形石油ストーブはいたってシンプルな作りで、機能面で言うとトヨトミに劣ってしまいます。

対流形石油ストーブで高機能なものが欲しい人・好みのデザインやサイズを選びたい人はトヨトミを選ぶのがいいでしょう。

トヨトミとコロナの違い

ここからは、トヨトミとコロナの石油ストーブの違いについて5つの項目で比較していきます。

トヨトミコロナ
対流形石油ストーブの種類10種類1種類
反射形石油ストーブの種類10種類9種類
暖かさ
(反射形石油ストーブの場合)
多面反射板採用でムラなく暖かく・遠赤ブレード搭載で放射量が従来品より30%アップ
・火力調節幅最大30%
消耗品の部品オンラインストアで取扱いありオンラインストアで取扱いあり
安全面・耐震自動消火装置(対流形石油ストーブのみ)
・給油時消火装置(反射形石油ストーブのみ)
・耐震自動消火装置(対流形石油ストーブのみ
)・給油時自動消火装置(反射形石油ストーブのみ)
耐震自動消火
装置のセット方法
点火スイッチを入れると自動でセット耐震セットスイッチを入れてからでないと点火できない

トヨトミとコロナの石油ストーブの大きな違いは種類の豊富さ。

反射形石油ストーブの種類はトヨトミが10種類、コロナが9種類とそこまで差はありません。

ここ最近人気がある対流形石油ストーブになると、トヨトミが10種類あるのに対しコロナは1種類。

どちらかというと、コロナは反射形石油ストーブのほうに力を入れているようですね。

遠赤ブレード搭載・火力調節幅最大30%のことからもそれが分かります。

いざというときの対応はトヨトミとコロナのどちらも同じ。

部品が消耗すればオンラインストアで購入できますし、耐震自動消火装置・給油時自動消火装置ともにばっちり搭載されています。

トヨトミは耐震自動消火装置が点火スイッチを入れると同時にセットされるのに対し、コロナは別でセットしないといけません。

以上のことから、種類の多さや操作性はトヨトミが充実していることが分かります。

反射形石油ストーブに関してはコロナのほうが高機能と言えるでしょう。

トヨトミの石油ストーブがおすすめなのはどんな人?

石油 ストーブ トヨトミ コロナ 比較

トヨトミの石油ストーブがおすすめなのは以下にあてはまる人です。

  • 豊富なデザインやサイズから好みのものを選びたい人
  • 安全機能を漏れなく使いたい人
  • 石油ストーブに暖かさ以外の機能を求める人

トヨトミには、対流形・反射形ともに豊富な種類の石油ストーブが揃っています。

自分の好みや部屋のサイズに合わせて石油ストーブを選べますよ。

注目

点火スイッチを入れるだけで安全装置がセットされるので、毎日安心して石油ストーブを使いたい人にもぴったり。

「レインボーストーブ」を選べば七色に輝く炎の明かりを楽しめます。

暖房器具としてだけでなく、インテリアとしての役割果たしてくれるのがトヨトミの石油ストーブです。

コロナの石油ストーブがおすすめなのはどんな人?

コロナの石油ストーブがおすすめなのは以下にあてはまる人です。

  • 寒い地域に住んでいて暖かさを重視したい人
  • 石油ストーブのにおいを気にせず使いたい人
  • 給油のストレスを減らしたい人

寒い地域に住んでいて身体の芯から暖まりたい人は、コロナの反射形石油ストーブを選んでください。

注目

放射線量を30%アップさせることで、従来の石油ストーブに比べてより暖まることができます。

細かく温度調節もできるので、その日の気温に合わせて快適な温度を選べますよ。

消臭機能が高かったり、給油の際手が汚れにくいのもポイント。

毎日ストレスなく石油ストーブを使いたい人にコロナの反射形石油ストーブは最適です。

まとめ

石油ストーブはトヨトミとコロナのどっちがいいのかまとめました。

トヨトミとコロナはどちらも石油ストーブの業界2大ブランドですので、安全面で言えば大きな差はありません。

ただ、トヨトミとコロナの石油ストーブにはそれぞれ特徴があるので、自分の生活スタイルや好みで選ぶと生活に欠かせないアイテムとなります。

簡単な操作で便利な機能を使いたいならトヨトミが、反射形石油ストーブで暖かさを重視するならコロナがおすすめ。

記事を参考に、自分に合った石油ストーブを選んでくださいね。