この記事では、デュアルディスプレイをやめた理由について書いています。
2台以上のモニターを使ってPCの作業をするデュアルディスプレイ。
マルチタスクや複数のウィンドウを扱う作業にとても便利で、一度デュアルディスプレイにするともう戻れない!という人もいるほどです。
一方で「デュアルディスプレイだったけどやめた」、「デュアルディスプレイにして後悔」という声も。
モニターを買ったらもう後には引けないため、デュアルディスプレイにするべきかどうかは慎重に考えたいですよね。
安い買い物ではないですし…。
そこで今回は、デュアルディスプレイをやめた私が感じた後悔やデメリットをご紹介!
メリットと併せ、デュアルディスプレイがおすすめな人もあわせて紹介していきますよ。
デュアルディスプレイをやめた!デメリットは?
私がデュアルディスプレイをやめた理由は、以下の5つ!
- デスクが狭くなる
- 配線がごちゃつきがち
- 目・首が疲れる
- シングルディスプレイだけの環境で不便に感じる
- 集中力を乱しやすい
デスクや電源周りの物理的な問題や身体の疲れなど、いくつかのデメリットが挙げられます。
デスクが狭くなる
デュアルディスプレイのデメリットは、デスクが狭くなるのが1番多いです!
複数台のモニターを設置するため、当然スペースが必要です。
横幅や奥行きの小さいデスクでは圧迫感があったり、キーボードを置く場所が狭くなったりする可能性も。
私もデュアルディスプレイにしたせいでデスクが狭すぎて逆に作業がしにくくなりました…。
デュアルディスプレイにするなら奥行きが80cm以上もしくは、横幅が120cm程度あるデスクが望ましいでしょう。
小さいデスクは画面が近くなるため目・首の疲労が起こる可能性や、作業スペースが足らない恐れがあるので注意が必要です。
配線がごちゃつきがち
デュアルディスプレイは配線がごちゃつきがちなのも後悔につながるデメリット。
モニターのための電源やPCとのケーブルなど、配線が通常の倍、必要になります。
当然、配線を通す空間や電源確保のためのコンセントも必要に。
モニター裏の配線がごちゃつくと掃除がかなりメンドクサイです…。
デュアルディスプレイにするなら、デスク周りの配線スペースやコンセントに空きがあるかも確認しましょう。
目・首が疲れる
目や首が疲れやすいことも、デュアルディスプレイのデメリットのひとつ。
モニターが1台の場合は、目や首をあまり動かさずに作業ができます。
しかし、2台のモニターを使うと動かす範囲が大きくなるため、疲れやすくなりがち。
複数のモニターを比較するような目線を頻繁に動かす作業では、身体への負担はさらに大きくなっちゃいます。
また、色彩や明暗が異なる種類のモニターや大型のモニターを2台使うと疲れが増しやすくなります。
モニターを並列(横)に並べたり、輝度を抑えて使うと疲れにくくなりますよ。
シングルディスプレイだけの環境で不便に感じる
ディスプレイが1台のときに不便に感じることも、デュアルディスプレイの弊害のひとつ。
デュアルディスプレイの環境に慣れてしまうと、シングルディスプレイの画面の狭さが苦痛になることがあります。
外出先でノートPCを使うときなどは、画面が小さくて作業が進みにくくなる可能性も。
デュアルディスプレイが便利だからこそ起こる問題ですが、外出先での作業がストレスになりやすいことも覚えておきましょう。
外出先では、小さい画面でもこなせる作業を事前に準備しておくのがおすすめですよ。
集中力を乱しやすい
複数のモニターがあることで、集中力が乱れやすくなることもデュアルディスプレイのデメリット。
複数のウィンドウを開くことで別の作業が気になり、結局どの作業も中途半場に…。
私もYoutubeなどを流しているとつい作業が中断されちゃいました…
デュアルディスプレイは使い方によってはかえって作業全体の進みが悪くなるので、しっかり集中できる人じゃないと意味がないかもです!
デュアルディスプレイのメリットは?
もちろん、デュアルディスプレイにはメリットもあります。
- 画面の切り換えが不要
- マルチタスクがしやすい
デメリットより数は少ないですが2つのメリットはハマる人には本当に便利で、デュアルディスプレイの大きな魅力ですよ。
画面の切り換えが不要
デュアルディスプレイの大きなメリットは、画面の切り換えが不要なことです。
「たったそれだけ?」と思う人もいるかもしれませんが、実は非常に大きなメリットになります。
シングルモニターで2つのアプリを使う場合、1つだけ表示して都度入れ替え、あるいはモニターを分割するのが一般的。
マウスやカーソルを動かして画面を入れ替えるのは1回につきたった数秒ですが、1日100回行えば300秒、つまり5分にもなります。
また、分割画面では端が表示されなかったり、動かすウィンドウを間違えたりなどストレスを感じることも。
デュアルディスプレイであれば切り替えの必要がなく、どちらのウィンドウも端まできっちり表示できます。
複数のウィンドウを広げての作業が多い人にとっては、作業時間もストレスも大きく軽減できるでしょう。
マルチタスクがしやすい
デュアルディスプレイでは、マルチタスクがしやすいこともメリットです。
たとえば、以下のような作業をする人にとって、デュアルディスプレイは特に便利といえるでしょう。
- Zoomしながら資料をまとめる
- ネットで調べながら文章をまとめる
- 複数のデータを見比べながら分析、作業する
- Excel・図面などを見ながら、別のアプリで作業する
- 動画の編集をする
複数のアプリを広げながら作業できるデュアルディスプレイは、2つのモニターでまったく異なる作業をしたい人に適しています。
また、複数のものを見比べながら作業をしたい人にも、デュアルディスプレイは向いています。
普段からマルチタスクでの作業が多い人は、デュアルディスプレイで得られるメリットが多いでしょう。
【結論】デュアルディスプレイはどんな人におすすめ?
ずばり、デュアルディスプレイは1~6に多く当てはまる人ほどおすすめです!
- 複数のウィンドウを使うことが多い
- マルチタスク作業が多い
- ウィンドウの切り替えに煩わしさを感じる
- シングルモニターの画面を分割して使っている
- デスクに2つのモニターを置いても問題ない
- 配線スペース・コンセントに余裕がある
まず、1~4に当てはまる人は恩恵が多く受けられるので、デュアルディスプレイがおすすめです。
そのうえで、5.6のようなスペースやコンセントに余裕があるかを考えてください。
スペースが確保できるなら導入を、厳しいのであれば大きめのモニターに変えるという方法を検討してみましょう。
デュアルディスプレイに関するよくある質問
- モニターを2枚置くデメリットは?
- モニターを2枚置くと、スペースが多く必要で、デスクが狭く感じられることがあります。また、視線を頻繁に移動するため、長時間の作業では首や肩に負担がかかりやすい点もデメリットです。配線が増えることで見た目が煩雑になる場合もあります。
- デュアルモニターはなんのため?
- デュアルモニターは、作業効率を向上させるために使われます。一方の画面で資料を開きながら、もう一方で執筆や作業ができるなど、複数のタスクを同時に処理するのに便利です。特にプログラミングやデザイン、動画編集などで役立ちます。
- ディスプレイを2台使うメリットは?
- ディスプレイを2台使うと、一度に表示できる情報量が増えるため、作業効率が向上します。例えば、会議中に資料を見ながらメモを取る、動画を編集しながらプレビューを確認するといった操作が快適になります。効率的に時間を使える点が最大のメリットです。
- ワイドモニターとデュアルディスプレイのどちらがよいですか?
- 用途によりますが、スペースや作業内容が重要なポイントです。ワイドモニターは視線移動が少なく、画面の分割機能を活用できます。一方、デュアルディスプレイは異なる作業を並行して行う場合に便利です。どちらが良いかは作業内容やデスク環境によります。
まとめ
今回はデュアルディスプレイのデメリットや後悔するポイントについてまとめました。
デュアルディスプレイのメリット、デメリットは以下の通りです。
メリット
- 画面の切り換えが不要
- マルチタスクがしやすい
デメリット
- デスクが狭くなる
- 配線がごちゃつきがち
- 目・首が疲れる
- シングルディスプレイだけの環境で不便に感じる
- 集中力を乱しやすい
メリット・デメリットを踏まえて、以下に当てはまる人にはデュアルディスプレイをおすすめします。
- マルチタスク作業が多い
- 複数のウィンドウを使う
- 日頃からウィンドウの狭さに煩わしさを感じている
上記の人には、コンセントやスペースなどの物理的な障害がないならすぐにデュアルディスプレイにすることをおすすめします。
逆に、27インチ以上のモニターを分割して使っている人など、現在の作業にさほど不満がない人は得られるメリットが小さい可能性も。
ぜひ、今回の記事を参考にしてあなたの作業内容やPC環境を考えながら、ストレスなく作業できる空間を作ってくださいね!