この記事では、電子レンジの中古はやめたほうがいい?について書いています。
「電子レンジを中古で買うのはやめたほうがいい?」
「中古の電子レンジを買うときの注意点は?」
こんな悩みを抱える人は多いですよね。
食材の温めや冷凍食品の調理に欠かせない電子レンジは、身近な調理家電のひとつです。
身近だからこそ、新生活の準備や買い替えなど、電子レンジを購入する機会は多くなります。
出費がかさみがちな新生活や故障による急な買い替えでは、できるだけ安く買いたいものですね。
できるだけ電子レンジをGETするには、中古品を選ぶという方法があります。
しかし、中古品の購入は価格が抑えられる一方、性能や衛生面などのデメリットも。
そこで今回は、電子レンジの中古はやめたほうがいいかどうかを解説!
電子レンジを中古で買うデメリットや注意点、お得に買えるおすすめショップも紹介します。
電子レンジの中古はやめたほうがいい?
結論をお伝えすると、
電子レンジの中古はやめたほうがいいです。
電子レンジを中古で買う場合、いくつかのデメリットがあります。
また、電子レンジは製品によって新品でも安く買えることも、中古を避けるべき理由です。
温め機能に特化した製品なら1万円前後で購入できるため、中古を選ぶメリットが少なくなります。
中古品を選ぶメリットよりもデメリットの方が大きくなりがちなので、電子レンジの中古はおすすめしません。
電子レンジの中古を買うデメリットは?
電子レンジの中古を買うデメリットには、以下の4つが挙げられます。
- 内部性能の劣化
- 故障のリスク
- 保証期間がない
- 衛生面の不安
内部性能の劣化
中古の電子レンジのデメリットのひとつは、内部性能の劣化です。
内部性能の劣化は外見では判断できないため、実際に使用するまでわかりません。
性能の劣化により温めに時間がかかったり、加熱ムラが起こったりする可能性があります。
さらに劣化が進んだ製品では、ある日突然動かなくなってしまう…なんてことも。
中古の電子レンジの内部性能の劣化により、思うように調理できない恐れがあるため注意です。
故障のリスク
故障のリスクがあることも、中古の電子レンジを買うデメリットのひとつです。
内部性能の劣化の恐れがあるため、中古は新品よりも当然故障のリスクが高くなります。
有償の修理が必要となる場合、数万円程度の費用が必要になる場合も。
修理内容 | 修理費用の目安(税込) |
電気回路部品、基板などの交換 | 13,200~22,000円 |
マグネトロン、電気回路部品、基板などの交換 | 22,000~29,700円 |
電気回路部品、基板などの交換 | 22,000~38,500円 |
参考サイト:https://jp.sharp/support/repair_cost_oven.html
修理費用と購入費用と合わせると、結局新品を買った方が安くなる場合もあるでしょう。
また前オーナーの使用頻度により、寿命が短くなるのも中古のデメリットです。
中古の電子レンジを選ぶときには、故障のリスクや短命さを理解しておきましょう。
保証期間がない
中古の電子レンジでは、保証期間がないこともデメリットのひとつです。
新品で電子レンジを購入すると、1年間のメーカーや店舗独自の5年間保証などが付きます。
しかし、中古で購入する多くの場合には、これらの保証期間がありません。
故障で修理が必要となった場合には、全額自分での負担が必要になります。
有償修理では数万円程度の費用を要する場合もあるため、手痛い出費となるでしょう。
衛生面の不安
衛生面の不安があることも、中古の電子レンジのデメリットです。
中古の電子レンジはほとんどの場合、前の持ち主の使用方法や設置環境は分かりません。
また電子レンジの庫内はヨゴレが取れにくく、完全に清掃するのはかなり難しいです。
ヨゴレが付いたままになっているとカビや細菌などが繁殖し、健康被害が出る恐れも。
口にするものを扱うため、電子レンジ庫内の清潔さは非常に気になりますね。
中古の電子レンジを選ぶときには、衛生面のリスクがあることを含めて慎重に検討してください。
中古の電子レンジを買うときの注意点
中古の電子レンジのリスクやデメリットを知っていてもなお、できるだけ安く買うために中古を選ぶ人もいますよね。
そんなアナタのために、中古の電子レンジを買うとき注意点を5つお伝えします。
- 製造年を確認
- メーカーをチェック
- 保証書の有無
- クリーニングされているか?
- 販売者は信頼できるか?
電子レンジのチェックポイントや販売者の確認が、中古の電子レンジを買うときのポイントです。
製造年を確認
中古の電子レンジを買うときには、まず製造年を確認しましょう。
電子レンジの寿命は通常10年程度とされています。
製造年が長期間経過していると寿命が短くなるだけでなく、故障のリスクも高いです。
また発売開始から長期間が経過していると修理用パーツがなく、修理できない可能性も。
価格が非常に安い中古品の製造年は、10年近く前であることもあります。
値段だけでなく、製造年もしっかりチェックするようにしましょう。
メーカーをチェック
購入しようとしている電子レンジのメーカーをチェックしておくことも重要です。
国内のメーカーであれば修理などの万が一のアフターサポートの面で安心できます。
一方で海外メーカーの製品は、定格電流が合わずに使用できない場合や日本語でのサポートがない場合も。
ほとんどの外国の電化製品は100Vより高電圧なので、使用するには昇圧変圧器(アップトランス)が必要。
中古でも万が一を考えて使えるように、国内メーカーの電子レンジを選んだ方が安心です。
保証書の有無
中古の電子レンジを購入するときには、保証書の有無を確認しましょう。
新品の電子レンジは1年間のメーカー保証と数年間の販売店の保証が付きます。
しかし、中古の電子レンジの多くはメーカー保証期間が過ぎ、保証は受けられません。
メーカー保証が残っている製品は安心ですが、中古でも値段が高くなりがちです。
一方で、中古品を販売するショップでは、独自の保証を付けているところもあります。
保証があるショップを選べば購入してすぐに壊れた!というリスクにも備えられるでしょう。
クリーニングされているか?
製品のクリーニングがされているかどうかも、中古の電子レンジを選ぶポイントです。
庫内が汚れている製品は不衛生なだけでなく、焦げ付きが起こる恐れも。
実店舗の場合は製品を直接しっかりチェックし、インターネットの場合には販売者に確認してみましょう。
展示品など新品未使用の場合は、実際に食材を扱っていないので衛生面での不安が少ないです。
クリーニングをしっかりしている製品や新品未使用品などを選ぶと、中古でも衛生面で安心できるでしょう。
販売者は信頼できるか?
販売者が信頼できるかどうかも、中古の電子レンジを選ぶ際には重要です。
中古の電子レンジの購入には寿命の短さや故障など、多少のリスクが伴います。
素人の故人が販売するフリマサイトよりも、未使用品を取り扱う中古販売店の方が、製品のスペックや衛生面で安心です。
ショップによっては独自の保証制度やクリーニングサービスを行っています。
あなた自身が信頼できる販売者かをよく検討してから、購入しましょう。
電子レンジの中古をお得に買えるショップ5選
最後に中古の電子レンジをお得に買えるショップを次の5選で紹介します。
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- ソフマップ・ドットコム
- リユース家電 HAPPY
- リサイクルショップ
楽天市場
「楽天市場」ではセカンドストリートなどの中古販売店がショップを展開しています。
ショップに商品の状態を問い合わせができたり、ショップ独自の製品保証やサービスも充実。
商品検索のトップ画面で商品状態がわかるので、多くの製品の中から気に入る一台が探しやすいです。
楽天ポイントを貯めたり使えるので、楽天サービスを利用することが多い人に向いています。
お得なポイント制度が魅力♪
Yahoo!ショッピング
「Yahoo!ショッピング」でも、中古の電子レンジを安く買うことができます。
家庭用だけでなく業務用の電子レンジも充実しているのがYahoo!ショッピングの特徴です。
ストアのレビューが大きく表示されるので、販売店の対応が不安な人も安心できますね。
商品の問い合わせがワンクリックでできるので不安や疑問をすぐに確認できるのもポイント。
Yahoo!系列には「Yahoo!オークション(ヤフオク)」があり、より安く中古の商品が購入できます。
できるだけ価格を抑えて電子レンジを買いたい人は、ヤフオクもチェックしてみましょう。
Paypayで更にお得♪
ソフマップ・ドットコム
ソフマップ・ドットコム(Sofmap.com)では多くの中古の家電製品を取り扱っています。
展示品を中心に豊富に中古の電子レンジを取り扱っていているのが特徴です。
電話でカンタンに商品の問い合わせや相談ができるリモート接客があるのもポイント。
ソフマップでは月額316円(税込)で5年間もしくは購入時に3,140円(税込)の支払いで長期保証が受けられます。
展示品など未使用品を中心に選びたい方におすすめのショップです。
リユース家電 HAPPY
「リユース家電HAPPY」は徹底したクリーニングで清潔な商品を提供しているのが魅力です。
クリーニングだけでなく、厳しい商品検査や動作確認もしっかり行っています。
ハッピーでは製造年数の浅い中古品を中心に取り扱っているのもポイント。
販売している電子レンジは2020年代のものが多く、古い製品でも2015年のもの。
徹底したクリーニングや厳しい商品検査に魅力を感じる人に、おすすめのショップです。
リサイクルショップ
自分で直接商品を見て選びたい人には、実店舗のリサイクルショップがおすすめです。
商品を確認するだけでなくスタッフと直接話ができるので、商品の情報を詳しく聞くことができます。
実店舗に売られている商品との出会いは一期一会なので、気に入る一台が見つけられたらラッキーですね。
ショップによっては、店舗独自の保証を設けているリサイクルショップもあります。
例えば、セカンドストリートでは家電製品に最大6カ月返金保証があり、期間中に不具合が出た場合には返金が可能。
購入前後のショップの対応が気になる場合には、事前にGoogleの口コミなどをチェックするのもおすすめです。
まとめ
今回は電子レンジの中古はやめたほうがいいのか、について解説しました。
結論として、
安く買えるメリットよりもデメリットの方が大きくなるため中古の電子レンジはやめたほうがいいです。
中古の電子レンジを選ぶデメリットは以下が挙げられます。
- 内部性能の劣化
- 故障のリスク
- 保証期間がない
- 衛生面の不安
電子レンジの中古は外見がキレイでも内部が劣化している可能性があり、すぐに壊れてしまうリスクがあります。
また口に入れる食品を取り扱うため、カビや細菌など衛生面も心配です。
それでも中古の電子レンジを選ぶ場合には、製造年数やメーカー、保証制度をしっかりチェックしてください。
販売者の信頼度も含めて検討し、リスクを納得したうえで自己責任で購入しましょう。
本記事で製品や保証に不安の少ないショップを紹介しているので、ぜひ購入前にチェックしてみてくださいね。
ぜひ、今回の記事を参考にあなたが満足する電子レンジを見つけてくださいね。