この記事では、高校生向けiPadおすすめについて書いています。
動画鑑賞やゲーム、イラスト描きなど、スマホよりも遊びの幅が広がるiPad。
最近では、学校の授業でiPadを使うこともめずらしくありません。
「高校生になったし自分だけの1台が欲しい」「専用のものを持たせてもいいかな」
そう思ったとき、気になるのはどのiPadを選んだらいいの?ということです。
種類が豊富な分、自分に合ったものが選べるのはいいですが、機能も価格もさまざま。
どのiPadがいいのか知りたいですよね。
そこで今回は、iPad高校生向けのおすすめを紹介していきます!
iPadの選び方も紹介しているので、ぜひチェックしてください。
高校生向けiPadの選び方
iPadは決して安くないものなので、どうせ買うなら自分に合ったものを選びたいですよね。
まずは、高校生向けiPadの選び方で大切なポイントを4つチェックしていきましょう。
- サイズ
- 容量
- Wi-Fi
- Apple Pencil
サイズ
1つめのポイントはサイズ。
一見似たような見た目のiPadですが、サイズには大きな違いがあります。
現在発売されているiPadは、大きく分けて
- iPad Pro
- iPad Air
- iPad
- iPad mini
の4種類。
それぞれ初代となる第1世代から、第5世代や第6世代というようにバージョンアップされて発売されています。
ただ、バージョンが古いと各種アプリのアップデートに対応していないなど不具合も多いもの。
また「どこでも手に入れやすい」という点から、今回は最新機種から数台のサイズを厳選して比較していきます。
各iPadのサイズをまとめたものがこちら。
画面サイズ | 重さ (Wi-Fiモデルの場合) | |
---|---|---|
iPad Pro | ・12.9インチ(第6・5世代) ・11インチ(第4世代) | ・682g(第6・5世代) ・466g(第4世代) |
iPad Air | 10.9インチ(第5・4世代) | ・461g(第5世代) ・458g(第4世代) |
iPad | ・10.9インチ(第10世代) ・10.2インチ(第9世代) | ・477g(第10世代) ・487g(第9世代) |
iPad mini | ・8.3インチ(第6世代) ・7.9インチ(第5世代) | ・293g(第6世代) ・300.5g(第5世代) |
まず、わざわざスマホでなくiPadを選ぶ以上、iPadのサイズは10インチ以上がおすすめ。
iPhone15が6.1インチなので、iPad miniの7.9インチや8.3インチではわざわざiPadを使う理由があまりないためです。
また、iPadのサイズを選ぶときに大事な「iPadをどこで使うか」ということを踏まえてサイズを選んでいきましょう。
家でも使いつつ、持ち運んで通学中や学校でも使いたいという人は、500g以下の重さのiPadを選ぶのがおすすめです。
iPadはタブレットの中でも軽量なのが特徴ですが、サイズが大きくなるにつれ重さはアップしていきiPad Pro(第6世代)だと682gに。
これは12型の小型パソコンと同じくらいの重さなので、頻繁に持ち運びするのは少し大変かもしれません。
ずっと家で使うのであれば、iPadの重さはそこまで重要ではありません。
「持ち運ぶかどうか」を考えて、iPadのサイズを選びましょう。
容量
2つめのポイントはiPadの容量です。
一般的に電子機器類の容量というと
- メモリ容量(動作環境に影響するもの)
- ストレージ容量(データの保存に影響するもの)
の2つになるのですが、iPadの場合メモリ容量はあらかじめ機器に決まって搭載されているので選ぶことができません。
ストレージ容量は、極端に言えば多ければ多いほど使い勝手はよくなります。
テキストを入力するなど勉強だけに使うのであれば64GBでも十分ですが、学校指定のアプリをダウンロードしたり、写真を保存しているとあっという間に容量はいっぱいに。
iPadは、他のタブレットのようにSDカードを入れて容量を増やすことはできません。
例えば、高校3年間などあらかじめiPadを長く使うことが決まっているなら、容量が多いものを選ぶのがおすすめです!
Wi-Fi
3つめのポイントは、Wi-Fiモデルの違いです。
今発売されているiPadには
- Wi-Fiモデル
- Wi-Fi+Cellularモデル
の2つが用意されています。
Wi-Fi+Cellularモデルのほうが約20,000円ほど価格が高くなっていますが、大きな違いは”SIMカードの有無”。
Wi-FiモデルのiPadは、SIMカードに対応していません。
そのため、iPadでネットを利用するのであればWi-Fiに繋ぐ必要があります。
一方、Wi-Fi+CellularモデルのiPadはSIMカードを挿入して使うため、Wi-Fiがない場所でもiPadをネットに繋げられるのが特徴。
ただし、iPadを各通信会社の通信プランに契約しないと使うことはできません。
「どちらを選んだらいいの?」と迷いますよね。
外でもiPadをネットにつなげたいならWi-Fi+Cellularモデルが便利なんですが、必ずしもWi-Fi+Cellularモデルじゃないとネットが繋がらないなんてことはありません。
- 公共のフリーWi-Fiを使う
- モバイルWi-Fiを持ち歩く
- スマホのテザリング機能を使う
ことでWi-FiモデルのiPadも外での使用が可能だからです。
Wi-Fiモデルだからって困るというようなことは、最近は少ないかもしれませんね。
ですので、シンプルに本体代が高くなるのと毎月の通信費がかかることから、Wi-Fi+CellularモデルではなくWi-Fiモデルがおすすめ。
自宅内にWi-Fiがあるなら、iPadもWi-Fiモデルで十分です。
Apple Pencil
4つめのポイントは、Apple Pencilの対応です。
iPadで絵を描く・タッチペンで作業をしたい人は、対応しているApple Pencilについてもチェックしておきましょう。
現在発売されているApple Pencilは以下の3種類。
- Apple Pencil (第2世代)
- Apple Pencil (USB-C)
- Apple Pencil (第1世代)
それぞれに対応しているiPadをまとめたものがこちらです。
Apple Pencil (第2世代) | Apple Pencil (USB-C) | Apple Pencil (第1世代) | |
---|---|---|---|
iPad Pro (第6・5・4世代) | 〇 | 〇 | × |
iPad Air (第5・4世代) | 〇 | 〇 | × |
iPad (第10世代) | × | 〇 | 〇 |
iPad (第9世代) | × | × | 〇 |
iPad mini (第6世代) | 〇 | 〇 | × |
iPad mini (第5世代) | × | × | 〇 |
タブレットでイラストや漫画を描きたいという人の中には「Apple Pencil (第2世代)を使いたい!」という人もいるかと思います。
Apple Pencil (第2世代)は、iPad本体にくっつけてワイヤレス充電ができる・ペン先をタップして操作できるなど、とにかく高機能。
ペンの使用頻度が高い人は、多少値段が高くてもApple Pencil (第2世代)がおすすめです!
iPadを選ぶときは、Apple Pencil (第2世代)に対応しているものを選びましょう。
高校生向けiPadおすすめ3選
選び方が分かったところで、ここからは高校生向けおすすめiPadを3選紹介していきます!
特徴をチェックして、ぜひ自分に合ったiPadを選んでください!
iPad(第9世代)
1つめのおすすめは、iPad第9世代です。
最新機種である第10世代との違いは主に以下の3つ。
- 搭載されているチップの性能が1段階下がる
- アウトカメラが1200万画素から800万画素に下がる
- Apple Pencil(第2世代)に対応していない
確かに第10世代の方が高機能ではあるのですが、高校生が普段使いするには第9世代でも十分。
チップの性能が下がってもネットやゲームにそこまで大きな影響はありません。
画面の大きさも第10世代と0.7インチしか変わらず、タブレットならではの大画面を堪能できますよ。
何より、Amazonでの販売価格が第9世代は49,800円(税込)〜なのに対し、第10世代は68,800円(税込)からと、約20,000円近い差があります。
購入時の価格を抑えながらも、基本的な性能はきちんと押さえたiPadが欲しいという人にiPad(第9世代)はおすすめです!
iPad Air(第5世代)
トップボタンにTouch IDを搭載したことで画面をすっきり。
10.9インチと大画面ながら、厚さ6.1ml・重さ461g(Wi-Fiモデル)と、持ち運びしやすいサイズになっています。
さらに、周囲の光によってタブレット画面の色温度を自動的に調整する「True Tone」と反射防止コーティングを搭載。
外でiPadを使う際のストレスを軽減してくれます。
また、iPad Air(第5世代)はApple Pencil (第2世代)に対応していることから、タッチペンを頻繁に使う人におすすめ。
ワイヤレス充電ができること・ペン先のタップでツール切り替えができることから、よりスムーズに作業が進みますよ!
持ち運んで外でiPadを使うことが多い人・5色のカラーバリエーションから好きな色を選びたい人にiPad Airはおすすめです。
iPad Pro(第6世代)
12.9インチもの大きな画面が特徴のiPad Pro(第6世代)。
Split Viewといって画面を2分割して作業した際、これだけの大きさなら2分割しても十分画面が見えるので作業の効率性がグンとアップします。
重さが682g(Wi-Fiモデル)もあるので持ち運びには向きませんが、別売りのキーボードと一緒に使用してパソコン代わりに使うのがおすすめ!
処理性能が高くサクサク動かせて、どんな作業もノンストレス。
値段こそ高いものの、パソコンと併用と思えば手が出せない価格ではないですよね。
勉強用としてだけでなく、1台でゲームや音楽も楽しみたいという人にiPad Proはおすすめです!
まとめ
iPadで高校生におすすめのモデルをまとめました。
たくさんの種類があって迷ってしまうiPadですが、「主にどこで使うか」を基準にして種類を絞っていきましょう。
また、勉強だけに使うか、それともゲームやイラストなど趣味にも使いたいかでぴったりのiPadは変わってきます。
言い換えれば、この2つのポイントさえきちんと抑えれば自分にあったiPadを選べるということ。
記事を参考に、ぜひ高校生向けのiPadを選んでみてくださいね!