この記事では、ケーズデンキとヤマダ電機どっちが安い?について書いています。
家電を買うときの定番といえば「家電量販店」
家電量販店はどこも「うちの店が一番安い!」というのを売りにしているので、他店との価格競争が激しくなっています。
それは大手であるケーズデンキとヤマダ電機も同じ。
両店ともチラシを見れば安さをアピールしているのが分かりますが、実際にはどっちで買ったほうがお得なのか気になりますよね。
そこで今回は、家電量販店大手であるケーズデンキとヤマダ電機はどっちが安いのか徹底的に比較しました。
「お得に買い物したい」という人はぜひチェックしてみてくださいね。
ケーズデンキとヤマダ電機どっちが安い?
それでは早速、ケーズデンキとヤマダ電機どっちが安いのか紹介していきます。
結論から言うと、
「修理保証のある商品を安く買うなら」ケーズデンキ、
「消耗品を安く買うなら」ヤマダ電機がおすすめです。
値段だけで言えば、家電量販店は店頭にて商品の値引きをしてくれるためケーズデンキとヤマダ電機で大きな差はありません。
そうなると、比べる対象として重要になってくるのはポイント還元率やアフターサービスの充実さですよね。
ここからは、ケーズデンキとヤマダ電機の特徴について詳しく説明していきましょう。
ケーズデンキの特徴
「新製品が安いケーズデンキ♪」のCMでもおなじみ、ケーズデンキの特徴を4つ紹介します。
- 業界最高水準の長期無料保証
- お得がいっぱいのあんしんパスポート
- その場で現金値引
- 店頭での支払方法が豊富
他の家電量販店にはない、ケーズデンキならではの特徴と言えば「あんしんパスポート」。
保険料・加入料・保証金 | なし |
免責金額 | なし |
保証限度額 | なし |
保証回数限度 | なし |
通常、大型家電は修理保証が有料のことも多い中、ケーズデンキはあんしんパスポートを提示するだけで無料。
ケーズデンキの購入後のアフターサービスの手厚さはアフターサービス満足度調査で2位に選ばれるほど
参考:オリコン顧客満足度
また、あんしんパスポートを提示すれば表示価格から3〜5%現金値引してくれるのも大きな特徴です。
長く使うような家電や高額家電は、あんしんパスポートを提示すれば安さと修理保証の手厚さを両方手に入れることが可能ですよ。
あんしんパスポートはそれだけではありません。
個人的に「助かる!」と思ったのが購入商品データを保存してくれるサービス。
過去に購入した商品の品番やサイズまで事細かに調べてくれるんです。
さらにケーズデンキの人気の秘密は、その場でズバッと現金値引きしてくれるところにもあります。
「ポイントで還元するのではなくその場で値引きしよう」というのがケーズデンキの考えなんですね。
家電量販店にしょっちゅう行く人でないと、せっかくのポイントも無駄になってしまいます。
ケーズデンキは普段あまり家電量販店に来ない人にも優しいお店だなと感じました。
さらに、店頭での支払方法が豊富なのも、お客側からすれば嬉しいサービス。
- 15種類のバーコード決済
- 電子マネー決済
- クレジットカード決済
- キャッシュカード決済
- ギフトカード決済
ケーズデンキで支払えない方法はないんじゃないかというくらいの充実っぷり。
キャッシュレス決済ならポイントもたまりますし、お得に買い物できます。
そんなケーズデンキのデメリットをあげるとすれば、他の家電量販店に比べて商品のバラエティーのなさでしょうか。
最近の家電量販店は日用品やおもちゃの販売はもちろん、飲料や食品を取り扱っているところも多くあります。
しかし、ケーズデンキは家電一本。
家電量販店にディスカウントストアのような品揃えを求める人からすれば、家電しか置いていないのは不便と言えるでしょう。
その分、店内で商品を見やすいというメリットもあるのですが「一度でいろいろ買物を済ませたい」という人は次に紹介するヤマダ電機がおすすめです。
ヤマダ電機の特徴
家電だけでなくインテリアやリフォームも扱うヤマダ電機の特徴を4つ紹介します。
- 10%ポイント還元
- イベントが豊富で体験してから買える
- オリジナル家電が安い
- 家電の買取をしてくれる
ヤマダ電機ではポイント還元率が10%と家電量販店の中でも最高水準。
ポイント還元率は支払方法によって変わります。
現金払い | 10% |
ヤマダ LABI ANAカード払い | 10.5%(0.5%は永久不滅ポイントで付与) |
他社のクレジットカード払い | 8% |
スマホアプリを利用したデジタル会員になれば、誕生月にポイントがもらえたりポイントバックされるゲームに挑戦できたり、特典も満載。
ヤマダ電機をよく利用するなら会員登録はマストです。
「家電は試してから買いたい」という人にもヤマダ電機はおすすめ。
ヤマダ電機では頻繁にイベントを開催しており、実際に家電を試して性能を確認することができるんです。
重さや使い勝手の良さなんかは、見本を見てるだけじゃ分かりませんよね。
いつどのようなイベントを開催しているかは店舗によって異なるので、ぜひチラシをチェックしてみてください!
また、ヤマダ電機では「ヤマダオリジナル」も人気。
布団がなくても温かい「布団レスこたつ」など、大手メーカーにはないような商品を手頃な価格で販売できるのも、オリジナルだから。
「こんなの欲しかった」に対応してくれるのがヤマダオリジナルなんです。
いざ、ヤマダ電機で家電を買おうとなったとき、困るのがそれまで使っていた家電の処理。
ヤマダ電機なら、購入時に不要になった家電を買い取りしてくれるんです。
- 冷蔵庫
- エアコン
- 洗濯機
- テレビ
- レンジ
- 炊飯ジャー
- スマホ
など、まだ使えるものに限りですが買い取りOK。
処分するだけでもお金がかかるのに、買い取ってもらえるならラッキーですよね。
ヤマダ電機のデメリットは、他の家電量販店に比べて長期無料保証が弱いこと。
ヤマダ電機では指定機種に対して、メーカー保証1年にプラスして5年あるいは3年の無料保証がつきます。
「結構長期間保証してくれる」と思うかもしれませんが、期間によって保証内容が変わるんです。
1年目 | メーカー保証 |
2~3年目 | 技術工料・部品代・出張料が無料 |
4年目以降 | 技術工料のみ無料部品代・出張料は自己負担 |
保証回数制限はないものの、4年目以降は部品代・出張料は自己負担ということで長期無料保証としては弱いという印象です。
高額家電や長く使う家電を買うにはちょっと心もとないかなと感じます。
値段も安く壊れたら買い替えやすい消耗品の購入であればヤマダ電機はぴったりではないでしょうか。
ケーズデンキとヤマダ電機の違い
ここからは、ケーズデンキとヤマダ電機の違いを5つの項目で比較していきます。
ケーズデンキ | ヤマダ電機 | |
---|---|---|
店舗数 | 550店舗 | 1028店舗※グループ全体 |
ポイント還元率 | なし | 8~10.5% |
店頭での支払方法 | 現金15種類のバーコード決済電子マネークレジットカードキャッシュカードギフトカード | 現金7種類のバーコード決済クレジットカードデビットカードギフトカード |
無料修理保証 | 3・5・10年 | 4・6年※4年目以降は技術工料のみ |
ヤマダ電機はグループ会社も多いため店舗数が多く、あらゆる場所で見かけることができます。
家電以外も取り扱っているため、日々の買い物としても利用しやすいですね!
ケーズデンキにはポイント還元はないため、ポイントだけでみるとヤマダ電機が強いですね。
支払方法に関してはどちらもバーコード決済に対応していますが、種類で言えばケーズデンキが圧勝。
ヤマダ電機ではできない電子マネー決済も可能なので、あらゆるニーズに対応していると言えます。
購入後のアフターサービスに関してはケーズデンキが手厚いですね。
無料と有料のどちらも修理回数や限度額に上限はないため、いざというときも安心です。
以上のことから、購入後のアフターサービスに関してはケーズデンキが、日常的な買物のしやすさでいえばヤマダ電機が充実しています。
ケーズデンキはどんな人におすすめ?
両社の特徴やメリット・デメリットを紹介しましたが「結局どっちか迷う」という人もいますよね
そんな方のためにどんな人にケーズデンキがおすすめなのか改めてご紹介します。
- 修理保証の充実さを求める人
- ポイントの管理がわずらわしい人
- 欲しいものだけをさっと買いたい人
ケーズデンキは、アフターサービス顧客満足度で2位に選ばれるほど、購入後のアフターサービスが充実しています。
また、ポイント還元ではなくその場で現金値引きだから分かりやすいのもいいですよね♪
さらに、家電一本で勝負しているケーズデンキだから店内で「あれどこにあるんだろう?」と迷うことなくさっと買い物が済ませられます。
ここぞというときの大物家電の購入は、のちの安心も含めてケーズデンキで買うのがおすすめです。
ヤマダ電機はどんな人におすすめ?
ヤマダ電機は以下にあてはまる人におすすめです。
- ポイントをためて有効活用したい人
- 実際に体験してから買いたい人
- 家電以外の日用品もまとめて買いたい人
ヤマダ電機は最大10.5%という、業界最高水準のポイント還元率が魅力。
家の近くにヤマダ電機がある人は、ディスカウントストアのようにヤマダ電機を利用できます。
無料修理保証に関しては4年目以降は自己負担が増えるので、ヤマダ電機では消耗品を安く買うのがお得でおすすめです。
まとめ
ケーズデンキとヤマダ電機のどっちが安いか、比較しまとめました。
ケーズデンキとヤマダ電機は、値段に関してはそれほど大きな差はありません。
ただ、値段以外に何を重視するかで家電量販店を選ぶ基準は変わります。
大物家電を安心して買うならケーズデンキがおすすめ。
日常的な消耗品を安く買うならヤマダ電機がぴったりです。
買うものによって家電量販店を使い分けると、よりお得に買い物できますよ。