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冷風扇はおすすめしない!私が使って感じたメリット・デメリット

冷 風扇 おすすめ しない

この記事では、冷風扇おすすめしないをテーマに書いています。

暑い夏を乗り切るために冷風扇を買おうと検討する方は多いです。

CMやネット通販でも「エアコンより安くて涼しい風が気持ちいい」「電気代もかからず快適な夏を過ごせる」などといったうたい文句であふれています。

しかし冷風扇は本当にそれ1台で夏を過ごせるほど涼しい家電なのか心配ですよね?

冷風扇をおすすめしない」なんて口コミもありますし、失敗はしたくないもの。

今回は冷風扇をおすすめしないと言われてしまう8つの理由を解説します。

冷風扇と扇風機/エアコンの違いもあわせてご紹介しますよ!

冷風扇はおすすめしない!使って感じたデメリット

冷風扇 おすすめしない

それでは早速、冷風扇をおすすめしない理由をご紹介していきます。

理由は主に8つ。

  • 蒸し暑く感じる
  • 天気によっては使えない
  • カビが発生しやすい
  • こまめなお手入れが必要
  • 水の補充が面倒
  • 部屋によって涼しさを感じにくい
  • 広告の情報をうのみにする
  • 音が大きい

蒸し暑く感じる

冷風扇は、給水タンクの水をフィルターに通し、その水が蒸発する際に周りの熱を奪っていく「気化熱」という働きを利用して、冷風にしています。

水蒸発が発生していますので、当然ですが部屋の湿度は上がっていきますよ。

冷風扇の目の前にいれば涼しいのですが、部屋全体の湿度が上がったことで「余計に暑い」と感じてしまう人もいるようです。

部屋の湿度が上がり過ぎると冷えも悪くなるので、冷風扇は換気しながらの使用が推奨されていますよ。

天気によっては使えない

冷風扇は気化熱を利用しているので湿度が上がりやすいため、換気しながらの利用がすすめられています。

外の空気も湿度が高いと気化熱の作用が促されなくなって、冷風扇の冷えが悪くなります。

また雨が酷い時は窓を開けられません。

湿度が高い梅雨の時期は、なかなか涼しさを感じにくかったですね!

カビが発生しやすい

冷風扇は気化熱を利用して涼しい空気を送り出す仕組みになっています。

そのため、換気が十分でなければ部屋の湿度は上がってしまいますね。

部屋の湿度が上がってしまうと、カビが発生しやすいです…。

SNS上でもカビに困っているという方は多いです。

「寝る時に冷風扇を横に置いて使用していたら、布団と床にカビが生えてしまった」なんて話もありますよ。

MEMO

冷風扇を使いたい季節は暑く高湿度なので、カビが発生しやすい季節です。

カビは喘息や呼吸器系、皮膚病などの病気の元になるので、こまめなメンテナンスをしましょう!

なるべく発生しないようにするには、給水タンクやフィルターのこまめな掃除や、換気が大切ですよ。

こまめなお手入れが必要

冷風扇は給水タンクに入れた水をフィルターに通し、気化熱の作用で冷風を出しています。

水を利用したつくりになっているので、こまめなお手入れが必要となってきます!

暑い季節はタンクがヌルヌルしたり、水を入れっぱなしにするとカビ発生の原因になったりもしますね。

フィルターや吹き出し口の定期的な掃除も必要です。

不潔な水を気化させた冷風を浴びるのは、なんだか気分も悪いですよね。

MEMO

私の様に家電のお手入れが面倒で苦手な方にはおすすめできないですね…。

水の補充が面倒

冷風扇は給水タンクに入れた水をフィルターに通し、気化熱で冷風を出しています。

タンクに水を補充する作業はどうしても必要となりますよ。

「水を入れ替えるだけ」なんですが、結構めんどくさいです…。

給水タンクの中には大型タイプもあり、水の補充が少なく済む商品もあります。

めんどくさがりの方は、大容量タイプを選んでみてはいかがでしょうか。

部屋によって涼しさを感じにくい

冷風扇はピンポイントで使用するのに向いている家電です。

クーラーのように広い部屋を全体的に冷やすことにはあまり向いていません。

MEMO

湿度が上がってしまうので換気が必要です。

窓のない部屋や換気しにくい部屋では、涼しさを感じにくいかもしれません。

冷風扇は、狭い部屋デスク周り自分1人に対して使うシーンにはぴったりですよ。

広告の情報をうのみにする

「扇風機より涼しくてクーラーよりソフトな冷え心地」

「電気代を安く済まして夏を乗り切ろう」

こんな広告の情報をうのみにしてしまうと、買ってから後悔してしまうかもしれませんよ。

冷えはソフトで、電気代もクーラーより安いのは確かです。

しかし冷風扇には湿度を高くしてしまうデメリットもありますね。

真夏も冷風扇1台だけで過ごせると思っていると、危険なケースも考えられますよ。

MEMO

東京消防庁の発表によると、熱中症の発生場所は「家の中」が第1位となっています。

高湿度は熱中症を引き起こしやすいもの。

熱中症にならないよう、クーラーなどを併用して適度に涼しく過ごすことも大切ですね。

音が大きい

冷風扇の仕組み上、モーター等を使っているので、音が発生するのは仕方のないこと。

音の聞こえ方、感じ方には個人差がありますがありますが、SNS上でも「音が大きい」という声は多いです。

中には寝る時に使おうと思って買ったが、付けた状態ではなかなか眠れなかったなんて話も。

また作動音以外に、タンク内を水がチョロチョロと流れる音が聞こえるという口コミもありました。

商品による違いはありそうですが、音に敏感なタイプの方は気になってしまうかもしれませんね。

冷風扇と扇風機/エアコンの違い

冷 風扇 やめとけ

これまで冷風扇をおすすめしない理由をご紹介してきました。

そもそも冷風扇と扇風機/エアコンの違いを知らないという方もいませんか??

違いをきちんと理解すれば、冷風扇が活用できるシーンも発見できますよ!

冷風扇と扇風機の違い

結論から言うと、冷風扇と扇風機の大きな違いは「出てくる風の温度」です。

扇風機はモーターを回すことでプロペラ部分を動かし、送風します。

とてもシンプルな構造であり、室内の空気を送風するので、室内とほぼ同じ温度の風が出てきます。

一方、冷風扇は気化熱によって冷やされた風を送風します。

分かりやすく言うと、打ち水をした後にひんやりする作用と同じなのですね。

冷風扇の方が扇風機より冷たい風が出てきますよ。

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冷風扇とエアコンの違い

冷風扇とエアコンの違いは「冷やせる面積と費用」です。

エアコンは、熱交換器を使用して冷やされた空気を部屋全体に送風してくれますね。

MEMO

対応面積がカバーできるエアコンであれば、広い部屋でもまんべんなく冷やすことができますよ。

冷やすパワーが強めなので、猛暑でも対応できます。

ただ、エアコンの場合は、本体代の他に工事費なども必要になり、費用が高額になる傾向があります。

逆に冷風扇は工事費かかりませんし、電気代もエアコンより安く済みます。

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冷風扇のメリット

卓上冷風扇 おすすめしない

冷風扇のデメリットや、扇風機/エアコンとの違いを見てきました。

しかし冷風扇にもデメリットだけでなく、メリットもたくさんあるんです!

冷風扇のメリットは主に5つ。

  • お手軽な本体価格
  • 電気代が安く済む
  • ソフトな冷え
  • 持ち運びもできる
  • 多機能モデルもある

お手軽な本体価格

冷風扇はエアコンに比べてお手軽な価格で買うことができます。

現在の冷風扇の価格を楽天市場で調べてみると、1,000円〜20,000円代でした。かなり安く購入できるので、多くの方に愛されています!

エアコンは本体代の他に工事費などもかかりますので、どんなに小さなものでも平均50,000円以上かかります。

手軽に涼を感じたい方に冷風扇はおすすめですよ。

電気代が安く済む

最近の猛暑では、節電したくても1日中エアコンが消せない。なんて方も多いですよね?

節電のために我慢して、体調を崩してしまったら大変ですよね。

冷風扇はエアコンと比べると、電気代をかなり抑えれます

冷風扇エアコン扇風機冷風機
約1.1円約3.2円0.27円1.1円
※1時間あたりの電気代

冷風扇はエアコンの約1/3ほどの電気代で使用できます!

湿気が少なく空気がサラッとしている日、十分に換気できる日は、エアコンでなく冷風機を利用すれば電気代の節約になります。

その時の天気や湿度に合わせて使い分けると、快適に過ごしながら節電できますよ!

ソフトな冷え

冷風扇のメリットに、冷えすぎない「ソフトな清涼感を得られる」という点があります。

扇風機では暑いけれど、クーラーでは体の芯から冷えてしまう方に、嬉しいポイントですよね。

高齢の方や冷え性の女性など、エアコンの冷たい風が苦手な方は意外と多いです。

またクーラーのないキッチンでお料理をする時にもぴったりですよ。

他にもこのようなシーンで使うと、冷風扇の効果を実感しやすいのでおすすめです。

  • 洗面所
  • トイレ
  • デスク
  • 屋外

「クーラーはかかっているが、自分のデスク周りだけもっと涼しくしたい」という時に、ピンポイントで使える冷風扇はとても便利♪

また真夏のトイレや、洗面所でドライヤーをかけている時なども気持ちよく使えます。

持ち運びもできる

冷風扇にはUSB接続できるものや、バッテリー内蔵タイプがあります。

バッテリー内蔵タイプでしたら、さまざまな場所へ持ち運びができるので便利ですよ!

例えばこのようなシーンにおすすめです。

  • 車中泊
  • キャンプ
  • 在宅ワーク

車中泊やキャンプなど屋外の解放された空間であれば、常に換気ができるのでとても涼しいと冷風扇は好評です。

暑い時期のアウトドアも快適に楽しめます!

また在宅ワークなど、家の中のさまざまな場所で使いたい時に、持ち運びが簡単なのも嬉しいところ。

MEMO

中にはタンクの水にミントオイルを入れて、清涼感をアップさせている人も!

ミントオイルには抗菌・消臭効果や、リラックス効果もあるとされています。

持ち運びが便利だと、活躍できるシーンが増えるのがいいですね!

多機能モデルもある

ただ冷たい風が出るだけではなく、出来れば機能がたくさんあった方が嬉しいですよね?

実は、冷風扇には便利で幅広い使い方ができる多機能モデルもあります!

  • 温冷両用
  • 保冷剤付きでさらなる冷風に
  • お休みタイマー
  • イオンモード
  • 自然風モード
  • 風力段階調整
  • 加湿器としても使用可
  • 防カビ抗菌フィルター使用
  • 転倒時の自動停止
  • 自動ルーバー

温冷両用はその名の通り、温風も出せるので1年中使えるのがいいですよね。

付属の保冷剤でタンクの水を冷やし、もっと冷たい風が出せる仕組みの冷風扇もありました。

気になる清潔さも、防カビ抗菌フィルターがあれば安心ですね♪

転倒時の自動停止も、小さなお子さんやペットがいる家に嬉しい機能!

使う人に寄り添った機能がたくさん付いているモデルを選ぶのも手ですね。

【結論】どんな人に冷風扇がおすすめ?

冷風扇について様々なことをご紹介してきました。

ただ、「結局買うか迷う」という方もいますよね?

そんな方の為に、どんな人に冷風扇がおすすめなのかを解説します!

  • ピンポイントで冷やしたい方
  • 一人暮らしで部屋が狭い方
  • エアコンの配管を通せない部屋の方
  • クーラーだと寒すぎてしまう方
  • 小さなお子さんやペットがいる方
  • クーラーの設置工事などが面倒な方
  • 色々な場所に持ち運びたい方

例えば家族の設定温度では暑いと感じる方が、自分だけに向けて使用するのもアリ!

部屋の温度の感じ方が違う時も便利に使えますよ。

そしてクーラーだと体が冷えてしまったり、屋外との温度差で体調を崩したりしてしまう方にも、冷風扇の自然な風が気持ちいいでしょう。

冷えすぎないソフトな風は、急な温度変化が苦手な小さなお子さんやペットにも向いています。

MEMO

温冷両用の商品を選べば、急な冷え込み、温度上昇などにも素早く対応できるのが嬉しいですね。

さらにクーラーを購入すると、壁に穴を開けたり、室外機の設置などで必ず工事が必要になります。

そういったことが苦手、面倒、時間がなくて対応できない方にもおすすめですよ。

また換気が常にできる屋外だとより効果を感じやすいため、キャンプや車中泊、屋外イベントなどで使用したい方にもぴったりです。

まとめ

今回は冷風扇をおすすめしない理由を8つご紹介してきました。

確かに冷風扇をおすすめしない理由はいくつかありました。

しかしデメリットを知ることで、逆に涼しさを感じやすい上手な使い方も分かりましたね。

むしろ「自分に合っている!」と感じた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

私は犬を飼っているのですが、犬は人間より体温が高いため暑がりです。

「エアコンを付けるほどではないが犬は暑そう」

そんな時に、冷風扇を使ってみようと思いました!

エアコンや保冷材など、他のひんやりグッズと併用することで、電気代を抑えながらも最大限に活用できそうです。

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