この記事では、洗濯機キャスターおすすめしないについて書いています。
洗濯機にキャスター台をつけたいけど躊躇しているという方は多いです。
「洗濯機キャスターおすすめしない」「洗濯機キャスターやめたほうがいい」という話もあり、気になりますよね。
しかし実際に洗濯機キャスター台のデメリットを知れば、対策することができます。
洗濯機が簡単に動かせたら掃除も楽になり、物が落ちても拾いやすいですよね。
今回は洗濯機のキャスター台のメリット・デメリットを解説し、どんな人におすすめなのかを紹介していきます。
しっかり対策を理解できれば、安全で快適に洗濯機まわりの環境を整えることができますよ。
洗濯機のキャスター台はおすすめしない?デメリット4選
それでは早速、洗濯機キャスター台おすすめしないを紹介していきます。
まずはおすすめしないと言われる原因のデメリットを紹介します。
洗濯機のキャスター台を設置するデメリットは主に4つ。
- 水漏れ
- 床が傷つく
- 地震で動く
- 縦型洗濯機での使用は注意
失敗すると大きな代償をおってしまいますので、デメリットはしっかり確認しておきましょう。
それぞれの解説と対策を紹介していきます。
水漏れ
洗濯機にキャスター台を使用する最大のデメリットは水漏れです。
水漏れは床が水浸しになり掃除がかなり大変、床が痛む原因にもなります。
水漏れする原因は、ホースがゆるむ・亀裂が入るためです。
洗濯機を動かすことで、ホースに曲がる・ねじれるなどの負担がかかってしまいます。
さらにキャスター台を設置して壊れたホースは洗濯機のメーカー保証対象外になることもあるのでご注意を。
保証書に「指定以外の部品を取り付けた場合は保証の対象外となる」と書かれていることがあるので、確認してくださいね。
しかし水漏れをする前にできる対策があります。
掃除で洗濯機を動かすタイミングで、ついでに点検しましょう。点検する場所は以下の5ヶ所です。
- 蛇口と給水ホースの接続
- 給水ホースの亀裂
- 排水口と排水ホースの接続
- 排水ホースの亀裂
- 排水トラップのほこり
洗濯機を動かすタイミングで水漏れしそうな場所はないか、確認しておくと事前に防ぐことができます。
床が傷つく
洗濯機にキャスター台を使うと、重さや床の材質によっては傷や変色、へこむことがあります。
キャスター台の床にあたっている部分は4~8カ所ほどの、点で支える状態になります。
支えている部分に荷重がかかることで傷やへこみが生じるのです。
床がへこんで戻らなくなるのはショックですよね。
床を傷つけないための対策に保護マットがあります。
色合いを気にされる方は透明なものもあるので、使ってみてはいかがでしょうか。
地震で動く
キャスター台にのった洗濯機は地震のとき動いてしまい、危険です。
大きく揺れるような地震がきたときにはキャスターごと動く/倒れるなどのリスクがあります。
地震が多い日本ではこのデメリットは怖いですね。
しかし、地震のための対策をすれば問題ありません。
洗濯機のキャスター台にはネジなどで持ち上げて支えられる、ジャッキ付きのモノやストッパー付きのモノがあります。
縦型洗濯機での使用は注意
洗濯機のキャスター台で最も怖いデメリットが、縦型洗濯機では指の切断事故が起きる可能性があることです。
以前、下のモーター部分にこどもが手を入れ、指を切断する事故がありました。
参考:朝日新聞デジタル
この事故はキャスター台を使用していたわけではありませんでしたが、キャスター台にのせることで手を入れられる隙間ができてしまいます。
かさあげ台の安全プレートも販売していますのでキャスターに取り付けるなどの対策をしたほうがよいでしょう。
洗濯機キャスター台のメリット4選
ここまではデメリットをご紹介してきましたが、メリットもあります。
メリットは主に4つ!
- 落下物や掃除で動かせる
- 防音・防振になる
- 湿気を逃せる
- 組み立てが簡単
それぞれ解説していきます。
落下物や掃除で動かせる
洗濯機のキャスター台の最大のメリットは動かせることです。
動かせることで掃除しやすくなり、隙間に落とした物も拾いやすくなります。
実際に洗濯機にキャスター台を取り入れる人の多くが、掃除のしやすさを求めています。
そう言えば引っ越しして購入して良かった物は冷蔵庫と洗濯機の下に置く台👀✨キャスター付きなので掃除しやすいし冷蔵庫の配置換えもラクラク出来てしまう優れもの🙌✨幅も調整できるし洗濯機の振動とかも軽減されるので下の階の住人に迷惑かからないwww pic.twitter.com/SsUb2jjiaH
— ⭐️ハウオリ908⭐タグやってみた🙌✨ (@hauoli908) September 14, 2020
洗濯機まわりの汚れは水分とほこりが混ざっているので、しっかりとしたふき取りが必要です。
掃除しやすくなるので汚いほこりへの悩みは減りますね。
さらに動かしやすくなったことで、靴下やジェルボール洗剤などが隙間に落ちても簡単に拾えるうえ、メンテナンスも楽になります。
防音・防振になる
洗濯機のキャスターで主流になっているジャッキがついているタイプは防音・防振になります。
ジャッキでしっかりと床に固定されるため振動が減り、防音にもつながります。
脱水時の振動や音が気になる方はジャッキ付きのキャスターを取り入れてみてはいかがでしょうか。
湿気を逃せる
洗濯機をキャスター台に乗せることで湿気対策にもなります。
洗濯機まわりは湿度が高くなりがちで、カビもできやすいですよね。
そこでキャスターを使うと床と洗濯機の間に隙間をあけることができ、湿気を逃がしカビやサビつきへの対策、床へのダメージも減らすことができます。
少しでも洗濯機置き場の湿気をなくしたい方におすすめです。
組み立てが簡単
洗濯機のキャスターの組み立てはとても簡単です。
ほとんどのキャスターがパーツを差し込んで固定するだけで完成します。
実際に組み立ては女性1人でも簡単にできます。
ただし洗濯機を乗せるときは重くて危ないので、数名で行ってくださいね。
組み立てが簡単なので乗せるときだけ助けてもらえれば、取り入れやすいですね。
【結論】洗濯機のキャスター台はどんな人におすすめ?
メリットデメリットを紹介してきましたが「結局、買うか迷う」という方も多いと思います。
結論から言うと、洗濯機のキャスター台は動かせるだけでなく、防音・防振・湿気対策になるため以下の人におすすめです。
- 洗濯機まわりを楽に掃除したい
- 夜に洗濯機をまわす
- マンションやアパートに住んでいる
- よく物を隙間に落としてしまう
さらに洗濯機まわりの環境を快適にするために、以下の対策をしたほうが良いでしょう。
- ジャッキ付きキャスター台を選ぶ
- 床に保護マットを敷く
- 掃除をするときに洗濯機まわりの水漏れ点検を忘れない
洗濯機のキャスター台を設置してみたいと思った方のために、おすすめのジャッキ付きキャスター台を3つ紹介していきます。
それぞれの特徴をみて、ご自分に合うキャスターを選んでくださいね。
Bexeze
Bexezeの洗濯機キャスター台は3,000円前後で購入できる、人気の高い商品です。
Bexezeのジャッキ付き洗濯機キャスター台の特徴は以下の5つ!
- 耐荷重500kg
- 高品質なステンレス素材とABS樹脂、サビにくく長期間使える
- 洗濯機のサイズに合わせ幅47~67cm、高さ11~13cmで調整できる
- 防振パッドつき
- 保証期間5年
重いと言われるドラム式の洗濯機でも80kgほどの重さなので、耐荷重500kgは乗せるのになんの心配もありませんね。
良い口コミが多く、掃除が楽・便利・排水ホースが潰れることなく微調整もできるといった内容でした。
四隅に水平器があり便利な一方、不良品で水が入っていない、機能していない場合もあるようです。
洗濯機の大きさに合わせられるので取り入れやすいですね。
平安伸銅工業 DSW-151
平安伸銅工業の洗濯機キャスター台は3,000~4,000円ほどで購入でき、洗濯機より出っ張らないスリムな設計がセールスポイントになっています。
平安伸銅工業のジャッキ付き洗濯機台の特徴は以下の7つ!
- 耐荷重150kg(移動時100kg)
- 鉄とエポキシ樹脂分体塗装で丈夫
- 洗濯機のサイズに合わせ幅48~78cm、奥行き39~61cmで調整できる
- 高さ10cm固定
- 防振パッドつき
- ジャッキが大きい
- 保証期間なし
平安伸銅工業の洗濯機キャスター台はドラム式洗濯機に水が入っている状態だと重さがオーバーしてしまうことがあるのでご注意ください。
ドラム式洗濯機は80kgほどですが、平安伸銅工業キャスター台の耐荷重は150kgです。
良い口コミは頑丈で安心といった内容が多いようです。
一方で悪い口コミでは振動で洗濯機の位置やねじのゆるみが出る、高さが調整できないといった内容がありました。
高さの確認・定期的な点検は必要ですが、場所をとらずに頑丈さ・安定性を求める人におすすめです。
Lifinsky
Lifinskyの洗濯機キャスター台は3,000円~5,000円ほどで購入でき、丈夫さと安定性が人気です。
Lifinskyのジャッキ付きキャスター台の特徴は以下の5つ!
- 耐荷重350kg
- 高品質なステンレス鋼とポリエチレンでサビに強く、耐久性あり
- 幅/奥行き46.5~68cm、高さ11~12cmで調整できる
- 防振パッドつき
- 保証期間なし
良い口コミは数年使っていてもしっかり支えられている安定性と耐久性に満足している内容が多くありました。
一方、悪い口コミでは固定のゴムから色うつりしたという人もいるようなので間にマットを敷くのがおすすめですね。
まとめ
洗濯機のキャスターは安全なものを選び、周りを整えることでデメリットをカバーできます。
洗濯機まわりをきれいに保ちたい、音を気にせず洗濯したい人はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。