この記事では、ソニーとパナソニックどっちがいいテレビについて書いています。
テレビを作っている日本のメーカーといえば、ソニーとパナソニックを思い浮かべる方は多いはず。
テレビを買う時に、まず検討するという方も多いですよね?
しかし、ソニーとパナソニックはどっちがいいテレビかという質問に答えられる人は、なかなかいないのではないでしょうか。
どちらの製品も性能や信頼性は抜群ですが、それぞれに特徴があり、人によってどっちのテレビを選ぶべきかは異なります。
今回は、「ソニーとパナソニックどっちがいいテレビ」をテーマに各メーカーの特徴を踏まえて、アナタはどっちを選ぶべきなのかをご説明します。
ソニーとパナソニックはどっちがいいテレビ?
それでは早速、ソニーとパナソニックはどっちがいいテレビなのか紹介していきます。
ソニーとパナソニック、どちらも設立から70年以上の歴史を持つ、老舗の家電メーカーです。
ソニーは「BRAVIA(ブラビア)」、パナソニックは「VIERA(ビエラ)」というブランドでテレビを販売しています。
ずばりテレビ業界において、各メーカーはどのような立ち位置なのでしょうか?
結論からいうと、
スポーツ観戦や映画・ライブ映像を楽しみたい方はソニー
大人数でのテレビ鑑賞を楽しみたい方はパナソニック
上記の様な分け方が私なりのおすすめです♪
それぞれが販売しているテレビの特徴を詳しく説明していきます。
今回は、4K液晶テレビについて比較しています。
ただ、4Kではないモデルを購入予定の方でも参考になる比較なので、ぜひチェックしてください!
ソニーの特徴
ソニーが展開する「BRAVIA(ブラビア)」シリーズの4K液晶テレビの特徴をまとめると、以下の5つ!
- 大きさは43V~85V型をラインナップ
- 人間が目で感じるような自然な映像を実現する認知特性プロセッサー「XR」を搭載
- 動きの速い映像を明るく、くっきりと描き出す「XR モーションクラリティー」機能を搭載
- 映像と音の一体感を生み出す、独自の音響技術「アコースティック マルチ オーディオ」を搭載
- 2K・4K放送どちらでも、2つの裏番組をUSBハードディスク(別売)に録画可能
色々と機能を並べましたが、家電マニアでもなければ、どんな機能なのかわかりにくいですよね。
簡単に主な特徴をお伝えすると、2つ!
- 立体感のあるサウンドと美しい映像が合わさり、臨場感ある映像を楽しめる
- 大きいサイズやシームレスエッジ・壁掛けタイプなどを取り扱っており、映像に意識が引き込まれるような設計になっている
ソニーは歴史を見ても、非常に高い音響技術を持っていることで有名です。
リビングの中でテレビの存在感を大事にしたい、スポーツやライブ、映画などをホームシアター感覚で楽しみたい方に、ソニーはぴったりですね!
パナソニックの特徴
パナソニックが展開する「VIERA(ビエラ)」シリーズの4K液晶テレビの特徴をまとめると、以下の5つ!
- 大きさは40V~75V型をラインナップ
- 高いコントラスト性能を実現する、独自設計・自社工場組み立ての高輝度ディスプレイを搭載
- 100万を超えるデータから学習したAIが、シーンに合わせて映像を自動で最適化
- 上下左右からのクリアなサウンドを実現する、上向きスピーカー「イネーブルドスピーカー」を搭載
- 2K・4K放送どちらでも、2つの裏番組をUSBハードディスクに録画可能
パナソニックのテレビは、液晶にISP方式が採用されています。
ISP方式の液晶パネルは、上下左右の180度の広い視野角を持ち、斜めからでもきれいに見やすいことが特徴です。
そのため、家族や友人など、大人数でテレビ観賞を楽しみたい方にぴったりでしょう。
コの字型のソファのどの位置から見ても一定の品質の映像を楽しめますし、キッチンやダイニングなど他の場所からも、綺麗な映像を見られます。
100万を超える映像のシーンから構成される学習用データベースをディープラーニングを活用してAIが学習して、常にシーンに合った映像補正を行うので、映像の質も申し分なし。
どこから見てもキレイかつ変わらない映像を楽しみたい!という方には、パナソニックのテレビがおすすめです。
性能差
ここまで、ソニーのBRAVIAシリーズとパナソニックのVIERAシリーズの特徴について説明してきました。
両者をわかりやすく比較するために、4K液晶テレビの性能差をまとめると以下のとおりとなります。
項目 | ソニー「BRAVIA」 | パナソニック「VIERA」 |
---|---|---|
サイズ | 43V~85V型 | 40V~75V型 |
ネット価格 | ・65V:約14万円 ・55V:約13万円 ・43V:約10万円 | ・65V:約18万円 ・50V:約9万円 ・40V:約8万円 |
液晶パネル | VA方式 | ISP方式 |
音響 | 「アコースティック マルチ オーディオ」により 臨場感のあるサウンドを実現 | 上下左右からのクリアなサウンドを実現 |
録画 | 2Kや4K放送どちらも 同時に2番組の録画が可能 | 2Kや4K放送どちらも 同時に2番組の録画が可能 |
ソニーとパナソニック、どちらもテレビとしての性能や品質はトップクラスと言えるでしょう。
ただし、部屋に合ったサイズやテレビに期待する機能によって、どちらを選ぶべきかが変わります。
ネット価格を参照すると、サイズの大きいテレビであればソニー、50V以下の小さいものであればパナソニックの方がお手頃となっています。
ソニーをおすすめしたい方
ソニーとパナソニックのテレビの特徴や性能差を踏まえ、ソニーの「BRAVIA」シリーズをおすすめしたい方は、以下に当てはまる方です。
- 映画やスポーツ・ライブ鑑賞を楽しみたい
- 65V型以上の大きいテレビを買いたい
- 音にこだわってテレビを選びたい
じっくりとテレビを鑑賞したい、という方にはソニーがおすすめと言えるでしょう。
ニュースやバラエティ番組を流し見するよりも、電気を消して映画を見たり、スポーツ中継を楽しむ時間が多い方に向いています。
パナソニックをおすすめしたい方
パナソニックのテレビをおすすめしたい方は、以下のような方です。
- 大人数でテレビ鑑賞を楽しみたい
- 50V以下の小さなテレビを買いたい
- 2K/4K問わず、番組の同時録画をしたい
パナソニックも画質・音質ともに、十分満足できる品質であると言えます。
ただしソニーと比較すると、バラエティやニュースなど、テレビ番組を楽しむ方により向いていると言えるでしょう。
映画はたまにしか見ない、そこまで大きなテレビでなくてもよい、という方は、まずパナソニックを検討することをおすすめします。
おすすめの4K液晶テレビは?
最後に、ソニーとパナソニックのテレビの特徴を踏まえ、特におすすめしたい4K液晶テレビをご紹介します。
ソニー 65V型 液晶テレビ(KJ-65X80J)
まずは、ソニー「BRAVIA」シリーズの4K液晶テレビ。
主な特徴は4つ!
- 4Kの美しさを最大限に高める高画質プロセッサー「HDR X1」搭載
- より細部まで忠実な色を自然に再現する「トリルミナス プロ」搭載
- Google TV(TM)機能搭載で、AIがあなたにぴったりのコンテンツをおすすめする機能を搭載
- Amazon Echoシリーズ(別売り)と連携することで、ハンズフリー操作が可能
価格はAmazonで18万円となっています。
さまざまな便利機能も充実しているので、より快適なテレビライフを送れることは間違いないでしょう。
1人で映像を楽しみたい方から、家族で映画やスポーツ鑑賞を楽しみたい方まで、幅広く選ばれるメーカーです。
大きなテレビで臨場感たっぷりの映像に浸りたい。という方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
パナソニック 50V型 液晶テレビ(TH-50JX750)
次は、パナソニック「VIERA」シリーズの4K液晶テレビ。
主な特徴は、4つ!
- 映像のシーンを判別して自動で最適な画質に調整する「オートAI画質」
- 「エリアコントラスト制御PRO」で細部まで明暗を表現
- スポーツやミュージックなど、好みに合わせた音の選択が可能
- VODやゲームなど、多彩なネット動画が楽しめる
価格はAmazonで約9万円と、10万円をきっています。
1人~2人暮らしなどで、日本製のいいテレビを買いたい!という方にぴったりですし、安い国産メーカーのテレビが欲しい方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
もしアナタが、安く買えるテレビを探しているならジェネリック家電もおすすめ。
別記事で、「ジェネリック家電のテレビ」について詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください!
まとめ
ソニーとパナソニックともに、国内メーカーであるという安心感と、テレビに限らずさまざまな家電で培ってきた技術力や品質の高さは申し分ないでしょう。
どちらを選んでも、性能にがっかりすることはないはずです。
ただし、テレビは安い買い物ではないため、できる限り長く快適に使いたいものですよね。
ぜひこの記事を参考にして、どちらがよりアナタの希望に近いか?期待する機能を備えているか?を確認してみてください。
じっくりと検討したうえで、アナタにぴったりのテレビを選んでみてはいかがでしょうか。