この記事では、電動自転車の中古はやめたほうがいい?について書いています。
坂道の多い地域や小さな子どもがいる家庭にとっては欠かせない電動自転車。
一度乗るとその快適さに生活必需品にもなるアイテムですが、ひとつ難点を挙げるとすると電動自転車は値段が高いという点があります。
安いものでも10万円は軽く超えるのが当たり前だから、欲しくても手が出しにくいなんて人も多いですよね?
そうなると「新品は高くて買えないから中古で買おうかな」と思うかもしれません。
しかし、電動自転車の中古には様々なデメリットがあります!
今回は、電動自転車の中古はやめたほうがいい理由を徹底解説。
電動自転車の中古のデメリットを含めて紹介していくので、ぜひチェックしてくださいね。
電動自転車の中古はやめたほうがいい?
結論から言うと、
電動自転車の中古はやめたほうがいいでしょう。
値段が高く、新品でなかなか買いにくい電動自転車。
他のものであれば、中古で安く買うのはお得な買い物の仕方なんですが、電動自転車に関しては別です。
高くても新品を買ったほうが、結果として長く安心して乗ることができますよ!
電動自転車の中古は、安く買えるというメリット以上にデメリットがあるということを忘れないでください。
しかも最近では、電動自転車を安く買う方法も多数存在します!
新品でも中古でもそこまで価格が変わらないケースも多いので、どうせなら新品を購入しましょう。
電動自転車の中古を買うデメリットは?
ここからは、電動自転車の中古を買うデメリットを3つ解説していきます。
電動自転車の中古を買ってから後悔しないように、しっかりとデメリットを確認しておきましょう!
バッテリーが消耗している可能性が高い
デメリットひとつめは、バッテリーが消耗している可能性が高いということ。
電動自転車になくてはならないバッテリーですが、実は電動自転車のバッテリーは消耗品です。
新品の電動自転車であってもバッテリーの寿命は3〜4年ほど。
例え使用回数が少なくても時間経過でバッテリーは劣化していくので、「使用回数が少ない中古の電動自転車だから安心」なんてことはないんですね。
バッテリーが消耗してしまうと、頻繁に充電が必要になるだけじゃなく、満タンに充電したのにすぐに充電が切れてしまいます。
電動自転車は充電が切れても自分で漕ぐことで走らせることはできますが、バッテリーを搭載しているだけあって非常に重たいもの。
特に後ろにチャイルドシートを付けているタイプは総重量が30kgを超えることもあり、自分で漕ぐのはとても大変です。
電動自転車の要とも言えるバッテリー部分ですが、中古の電動自転車だとどうしてもバッテリーが消耗している可能性が高いです。
バッテリーは交換可能ですが、知っておいてほしいのは電動自転車のバッテリーの値段。
電動自転車大手3社のバッテリーの値段を調べたものがこちらです。
パナソニック:NKY580B02 | 49,000円(税込) |
ブリヂストン:B400BT-B400 | 49,310円(税込) |
ヤマハ:X0U-82110-22 | 49,410円(税込) |
他にも種類はありますが、だいたいどのバッテリーも50,000円(税込)近い値段です。
もし中古の電動自転車を購入後すぐにバッテリー交換が必要になると、自転車本体代+バッテリー代で「新品の電動自転車を買うのとあまり値段が変わらなかった…」なんてことも。
中古の電動自転車を安く買えるということは、バッテリーに問題があるかもしれないということを頭に入れておきましょう。
詳細な状態が分からない
デメリット2つめは、電動自転車の詳細な状態が分からないということです。
中古の電動自転車は、少なくとも誰かが使用したことがあるということ。
そして電動自転車に限らず、自転車は外から見ただけでは分からない部分で劣化が進んでいることがあるんです。
- チェーンがサビていたりフレームが曲がっていたり。
- タイヤがパンクしている可能性もあります。
実際に自分が乗ってみて初めて不具合に気付くのはめずらしいことではありません。
例えばチェーンが外れている場合、きちんとペダルを漕ぐことができずかなり危険です。
もちろん自転車屋に持って行けば修理してもらえますが、手間もかかりますし修理代も必要ですよね。
ひとつひとつの修理代は数千円くらいですが、何か所も修理が必要となると簡単に数万円はかかってしまいます。
特に、フリマアプリやネットオークションなどネット通販で電動自転車の中古を買うときは要注意。
自分の目で直接確認できないので、一見きれいそうに見えてもどこもかしこもガタガタだったなんてことも…。
安全に乗ることができない可能性があるのは、電動自転車の中古を買うデメリットですよね。
補償がない可能性がある
電動自転車の中古には補償がない可能性が高いです。
電動自転車の保証というと、多いのが盗難補償。
パナソニックやブリヂストンでは3年間の盗難補償を設けています。
電動自転車は高価なため盗難されることが非常に多いのですが、もしものときの安心がついているのは新品で購入した場合のメリットでしょう。
まれに電動自転車の中古でも盗難補償が付いているかもしれませんが、残念ながら希望は薄いですね。
また補償だけでなく、取扱説明書やスペアキー、バッテリーを充電する充電器本体など付属品があるかどうかも大事なポイント。
後々購入しないといけなくなるので、電動自転車の中古を買うときはよく確認しないといけません。
中古の電動自転車を買うときの注意点
品質の面で不安があるため、中古の電動自転車はやめたほうがいいでしょう。
しかしながら、それでも中古の電動自転車の金額の安さは魅力ですよね。
そんな人のために、ここからは中古の電動自転車を買うときの注意点を3つまとめました。
使用年数を確認する
中古の電動自転車を買うときは、まず使用年数を確認しましょう。
フリマアプリやオークションで中古の電動自転車を買うときは特に注意が必要です。
中古車専門店であれば事前に状態を確認し点検してから販売してくれますが、個人での出品はほぼ現状のままとなるでしょう。
見た目がきれいでも使用年数が経過していれば、電動自転車全体にガタがきています。
安く買えたのに修理に出したから結局新品とおなじくらいの金額になった、なんてことにならないよう、事前によく納得してから買ってくださいね。
電動自転車の使用状況や保管状態によるので一概には決められませんが、バッテリーは3~4年が交換目安なので、5年以内のものだと比較的きれいなものが多いです。
バッテリーの状態を確認する
電動自転車の要であるバッテリーの状態を確認するのも大切なポイントです。
一見新品のように見えても、いざ充電してみると全然充電できないなんてことはよくあります。
とは言えバッテリーの状態の確認は一般の人には難しいもの。
個人間でやり取りするときは、「1回の充電にどのくらいかかって、どのくらいの時間走ることができるか」を細かく確認してください。
その点、中古車専門店であればバッテリーの状態をプロの目線でしっかりチェックしてくれるので安心です。
場合によってはバッテリーだけ新品に交換してくれたり、万が一の際の保証が付いていることもあるのでおすすめです!
付属品の有無を確認する
取扱説明書・スペアキー・充電器など付属品の有無も忘れずに確認しましょう。
「値段が安いと思ったら充電器が付いてなかった」なんてことはよくあります。
充電器は各メーカーによって適合するものが変わります。
すでに電動自転車の充電機を持っている場合でも、新しく買う中古の電動自転車のバッテリーと適合するか確認してくださいね。
付属品が付いていない場合は、自分ですぐに手に入れられるものかどうかも大切なポイントです。
例えばすでに生産終了しているモデルの場合、適合する付属品を探すのは大変。
値段が安い中古の電動自転車の場合は昔のモデルのものも多いので、中には販売終了していることもあります。
「いざというときに自分で付属品を揃えられるか」という点も忘れないで中古の電動自転車を選びましょう。
電動自転車の中古をお得に買えるショップ
電動自転車の中古はフリマアプリやネットオークションでも販売していますが、より安心して買うなら専門店がおすすめ!
ここからは、電動自転車の中古をお得に買えるショップを紹介します。
【cyma】はネット専門の自転車総合通販サイトで年間売り上げ1位を記録。
基本的には新品の自転車のみの扱いなのですが、アウトレット品として電動自転車を安く販売しているのが特徴です。
アウトレット品といっても、在庫過多だったり展示品だったりで使用には問題がなく新品未使用のものばかり。
種類は少ないものの、通常小売価格から約5,000円ほど安く電動自転車が購入できますよ。
都度商品の入れ替えがあるので、新品の電動自転車を少しでもお得に買いたいと言う人はこまめにサイトをチェックしてくださいね!
■公式サイト
・電動自転車を安く買うならcyma!まとめ
電動自転車の中古での購入についてまとめました。
バッテリーが消耗している可能性が高かったり、商品の状態がよく確認できないことから、電動自転車の中古はやめたほうがいいでしょう。
しかしながら、新品に比べて金額が安いのが何よりのメリット。
どうしても電動自転車の購入費用を抑えたいのであれば中古で買うのもありです。
その際は、使用年数やバッテリーの状態をよく確認し、納得した上で電動自転車を購入しましょう。
きちんと状態をチェックしてから販売してくれる専門店での購入がおすすめです。