この記事では、動画見るだけ用の安いタブレットについて書いています。
YouTubeやNetflixを見る場合、スマホよりもタブレットの方が画面が大きくて見やすいですよね。
動画を快適に見れる安いタブレットが欲しいけれど、安さで選んで失敗はしたくないものです。
実はタブレットを選ぶコツを知っていれば、1万円台で理想のタブレットを手に入れることができるんです。
今回はYouTubeやNetflixを見るためのタブレットのおすすめをテーマに安いモデルを紹介します。
YouTubeやNetflixが見れるタブレットの選び方
YoutubeやNetflixを快適に見るためのタブレットの選び方は6つ!
- OS
- スペック
- 画面サイズと解像度
- 通信方法
- バッテリーの動作時間
- 防水性能
自分の使い方に合った、安くて快適なタブレットの選び方が分かります。
OSで選ぶ
OSは「オペレーティングシステム」の略で、システム全体を管理してアプリなどを動かす役割を担っています。
スマホでいうとiOS(iphone)やAndroidのことをいいます。
タブレットのOSは主に4種類あります。
- iPad OS(Apple社)
- Windows(Microsoft社)
- Android(Google社)
- Fire OS(Amazon)
OSを選ぶ=タブレットの種類を選ぶことになります。
それぞれのOSの特長や価格帯をまとめました。
価格帯 | 特徴 | |
---|---|---|
iPad OS | 5~20万 | Mac、iPhoneとの互換性が高い 操作がシンプルでセキュリティも高い |
Windows | 5~18万 | officeなどパソコンと同じアプリを利用できる |
Android | 1~10万 | 価格帯が幅広く、様々な製品がある セキュリティ面では注意が必要な物もある |
Fire OS | 1~3万 | Androidから派生したOS 低価格なのにクオリティが高い Amazonコンテンツの利用に向いている |
iPad OSは性能やセキュリティは優れていますが、価格が高いのがネックです。
YoutubeやNetflixなどの動画視聴だけが目的で、安さを重視するなら、iPad OS以外のタブレットで検討すべきですね!
なかでもコスパがいいものは、AndroidかFire OS。
1万円前後で購入できる物もたくさんあります。
「必要以上の機能はいらないから、安く動画が見れるものがほしい」という人におすすめです。
スペックで選ぶ
タブレットを選ぶ際には、CPU、メモリ、ストレージ容量にも注目してください。
CPU
CPUはパソコンやタブレット、スマホの頭脳と言われます。
CPUの性能が高いとデバイスの動作は速く快適になり、低いと動作が遅くなったりフリーズする可能性が高くなります。
CPUをチェックするうえで、特に「コア数」と「クロック周波数」は要チェック。
「コア数」と「クロック周波数」を選ぶ目安は以下の通りです。
- インターネット、動画視聴: 4コア(クアッドコア)、1.5〜1.8GHz
- 処理の重いアプリやゲーム:6コア(ヘキサコア)または8コア(オクタコア)、1.8GHz以上
YoutubeやNetflixなどの動画視聴をメインに使う場合は、4コア、1.8GHz程度のものを選べば間違いないですね!
メモリ
メモリは「データを一時保管する場所」と言われます。
容量の大きいものを選べば安心ですが、その分値段が高くなるため、使い方に合った容量を選ぶことが大切です。
メモリを選ぶ目安は以下の通りです。
- 2GB:SNSやwebサイトの閲覧
- 4GB:動画視聴
- 6GB:処理の重いゲーム
メモリはあとから増やすことができません。
メモリが不足するとアプリなどの動作が不安定になる可能性があるので、動画視聴をするなら4GB以上のものを選びましょう。
私は動画以外にアプリゲームをプレイするので8GB以上のタブレットを買いました♪
ストレージ
ストレージは「データを長期保管する場所」。
ストレージ容量を選ぶ目安は以下の通りです。
- SNSやwebサイトの閲覧:8~16GB
- アプリやゲーム、通常の動画視聴:32GB
- 動画の保存、オフライン視聴:64GB以上
低価格な1万円前後のタブレットは、ストレージ容量が8〜16GBのものが多いです。
動画視聴する場合はストレージ不足になる可能性が高いので、最低でも32GB以上のものを選びましょう。
また動画を複数保存してオフライン視聴をしたい人は、64GB以上のものを検討しましょう。
機種によっては、ストレージ容量をあとからSDカードなどで増やせる場合があります。
「初期費用は抑えたいけれど、あとでストレージを増やす可能性がある」人は、SDカードで拡張できるかも確認しておくと安心でしょう。
画面サイズ・解像度で選ぶ
続いては画面サイズと解像度について紹介していきます!
画面サイズ
タブレットのサイズは7~11インチがあります。
主流は9~10インチですが、どのような使い方をするかによって画面サイズを選ぶといいですね!
それぞれのサイズ感や、向いている用途をまとめます。
サイズ感 | 使い方 | |
---|---|---|
7~8インチ | スマートフォンより少し大きめ片手で持てる | 持ち歩くことが多い人 移動中に片手で使用する人 |
9~10インチ | 標準的なサイズ感 | あまり持ち歩かない人 動画視聴やゲームなどをする人 |
11インチ以上 | パソコンと同じぐらい | 仕事用として使う人 大画面で細部まで映像を見たい人 |
インチ数が大きくなるほど値段も高くなります。
迷う場合は9~10インチを選べば間違いないでしょう。
またアスペクト比にも注意してください。
アスペクト比とは画面の縦・横の比率のことで、16:9と4:3の2種類が主流です。
16:9が横長で、4:3が真四角に近い感じです。
タブレットを持ち運びたい人は、アスペクト比によって持ちやすさが変わる可能性もあるので、注意してくださいね。
解像度
解像度とは画面上に並ぶドットや画素(ピクセル)の数のことです。
解像度の数字が大きいほど鮮明に映ります。
- 4K(3840×2160)
- WQHD(2560×1440)
- フルHD(フルハイビジョン)(1920×1080)
- WXGA++(1600×900)
- HD(ハイビジョン)(1280×720)
一般的にはフルHD(フルハイビジョン)が主流です。
高画質で動画を見たい人はフルHD以上もおすすめですが、値段も高くなるので、どこまで求めるかを考えて購入してくださいね。
W-i-Fiモデルか、LTEモデルを選ぶ
タブレットの通信形式はWi-Fiモデルと、SIMカードを挿入できる「LTEモデル」があります。
それぞれのメリット・デメリットをまとめます。
Wi-Fiモデル | LTEモデル | |
---|---|---|
通信費 | 無料 | 大手キャリアまたは格安SIMの料金がかかる |
タブレット本体代 | 安価なものが多い | 高額なものが多い |
利便性 | Wi-Fiがないと使用できない | Wi-Fiがなくても使用できる |
セキュリティ | フリーWi-Fiは危険性あり | 安心 |
自宅にWi-Fiがあり自宅だけでタブレットを使う人は、Wi-Fiモデルを選べば費用を抑えられます。
Wi-Fiモデルは本体代も安いうえに、月額の通信費も不要。
外出時にタブレットを使わない人は、Wi-Fiモデルで十分ですね!
もし自宅以外で使いたいときは、フリーWi-Fiを使ったり、自分のスマホでテザリングもする方法もあります。
Wi-Fiのある環境での使用がメインで、とにかく安く使いたい人はWi-Fiモデルはおすすめです。
LTEモデルはセルラーモデルとも呼ばれ、携帯電話の回線を使用しデータ通信するものです。
Wi-Fiモデルと違い通信費がかかるのがネックですが、電車内などWi-Fiのない環境でも快適に使いたい人は、LTEモデルを選ばないといけません!
バッテリーの動作時間で選ぶ
外出先で長時間動画を見るなら、バッテリーの動作時間も考慮して選びましょう。
使い方にもよりますが、バッテリー容量が5,000mAh以上あれば、連続で8時間程度YouTubeを見ることができます。
こまめな充電が面倒だったり、外出先で充電切れを気にせず使用したい人は、バッテリーが5,000mAh以上のタブレットがおすすめです。
防水性能で選ぶ
お風呂やキッチンでタブレットを使いたい場合は、防水性能も要チェックです。
- お風呂で使う:IPX7以上
- キッチンで使う:IPX5以上
日常的な使用だけの場合でも、できればIPX1~3を選ぶのがおすすめ。
軽い水しぶきにも対応できるので、安心して使えるでしょう。
安いYouTubeやNetflixが見れるタブレットおすすめ10選
1万円~2万円前後で、YouTubeやNetflixが見れる安いタブレットを紹介します。
Amazon Fire HD 10(第13世代)
OS | Fire OS |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | フルハイビジョン |
CPU | 8コア (2×2.05GHz、6×2.0GHz) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GBまたは64GB(microSDで最大1TB) |
バッテリー | 最大13時間の連続使用可能 |
フルHDで10.1インチなので、ワイド画面で鮮やかな動画を楽しめます。
AmazonプライムやNetflix、U-NEXTなどのサービスに対応していますが、YouTubeはアプリで見ることができません。(ブラウザでは見れます)
強化アルミノシリケートグラス製のスクリーンを使用しており、軽くて強い、扱いやすいタブレット。
Amazonサービスをメインで使う人や、持ち運びが多く丈夫なタブレットが欲しい人におすすめです。
P10SU Plus
OS | Android13 |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 10インチ |
解像度 | ハイビジョン |
CPU | 4コア 1.3GHz |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 32GB(microSDで最大1TB) |
バッテリー | 5000mAh |
最新のAndroid13を採用しており、アプリの起動や切り替えが従来よりも高速化されています。
デュアルスピーカーやダークモードも搭載されており、長時間の使用でも目の負担を抑えながら楽しむことができます。
カメラの画素数は200万画素と少ないので、きれいな画質を求める人にはやや不向きです。
とにかく安く動画視聴ができたらいいという人は、P10SU Plusを選ぶと間違いないでしょう。
Lenovo Tab B10 (3rd Gen)
OS | Android12 |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | WXGA |
CPU | 8コア |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB |
バッテリー | 5100mAh |
パソコンメーカーとして名が知られるLenovoは、音響の素晴らしさがポイント。
ドルビーアトモスという立体音響技術を採用しているため、臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
Googleアプリも豊富に取り揃えているので、使い勝手もいいでしょう。
音質にこだわって動画を見たい人におすすめです。
TECLAST P30T 10インチ
OS | Android14 |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | フルハイビジョン |
CPU | 8コア 1.8GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 128GB |
バッテリー | 6000mAh |
堅牢なメタルボディで薄さ8mm、重量450gなので、持ち運びにも向いています。
メモリとストレージ容量が十分にあるため、複数のアプリを同時に起動したり、動画を大量に保存できるのもポイント。
Widevineというデジタルコンテンツのセキュリティ確保の技術を採用しているため、NetflixやAmazon Prime Videoなどが高画質で見られます。
サブスクの動画配信サービスを高画質で見たい人は、TECLAST P30T 10インチを選ぶといいでしょう。
FFF-TAB8
OS | Android12 |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 8インチ |
解像度 | WXGA |
CPU | 4コア 1.6GHz |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB(microSDで最大256GB) |
バッテリー | 4000mAh |
FFF SMART LIFE CONNECTEDという日本国内メーカーのタブレットです。
8インチと小さめですが、16:10のワイド画面なので迫力ある映像を楽しめます。
バッテリーが4000mAhと少なめなので、こまめな充電が必要。
コンパクトに持ち運びたい、かつワイドな画面で見たい人はぜひチェックしてみてください!
ALLDOCUBE タブレット iplay50
OS | Android13 |
通信形式 | Wi-Fi 4G LTE通信可 |
画面サイズ | 10.4インチ |
解像度 | フルハイビジョン |
CPU | 8コア 2.0GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(SDカードで最大2TB) |
バッテリー | 6000mAh |
最新OSのAndroid 13を使用しており、スムーズなパフォーマンスやアプリ起動、セキュリティが強化されています。
デュアルスロットを搭載しており、4G LTE通信にも対応しています。
自宅だけでなく外出先でも使用したい人はベストバイのタブレットです!
VASTKING タブレット 10.1インチ
OS | Android10 |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | フルハイビジョン |
CPU | 8コア 1.6GHz |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 32GB(microSDで最大512GB) |
バッテリー | 6,000mAh |
フルラミネーションディスプレイを採用しており、映像がより近く、没入感を感じられます。
デュアルスピーカーも搭載されているので、映画や動画視聴などのエンタメに適したタブレット。
Google純正アプリと基本ソフトのみ入っているので、無駄なアプリがなくシンプルに使えます。
映画をよく見る人や、音響・映像にこだわりたい人に最適なタブレットです。
HUAWEI MediaPad T5 10 タブレット 10.1インチ
OS | Android8.0 |
通信形式 | WiFiモデルまたはLTEモデル |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | フルハイビジョン |
CPU | HUAWEI Kirin 659 8コア (4 x 2.36GHz + 4 x 1.7GHz) |
メモリ | 2GB |
ストレージ | 16GB(micro SDで256 GB) |
バッテリー | 5100mAh |
格安でありながらフルハイビジョンの画質と、デュアルスピーカーを搭載しています。
CPUも高性能でありストレスなく使えるので、HUAWEI製に抵抗がない人にはおすすめ。
通信形式によって、WiFiモデルとSIMフリーのLTEモデルから選べます。
ストレージがかなり少なめなので、microSDカードは追加で用意する必要があるでしょう。
LTEモデルのタブレットが安く欲しい人に、とてもおすすめできる商品です。
JOYSURF JS31 タブレット 10インチ
OS | Android |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 10.1インチ |
解像度 | フルハイビジョン |
CPU | 8コア 2.0GHz |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 64GB(SDカードで512GB) |
バッテリー | 6000mAh |
スペックが高くバッテリーも大容量なのに1万円代で購入できる、コスパのいいタブレットです。
JOYSURFは中国のメーカーですが、商品には日本語の取扱説明書も付いています。
CPUが高く処理が速いので、動画視聴だけでなく重すぎないゲームにも向いています。
コスパよく動画もゲームも楽しみたい人は、狙い目なタブレットです。
VANKYO(ヴァンキョウ) タブレットS8X 8インチ
OS | Android12 |
通信形式 | Wi-Fi |
画面サイズ | 8インチ |
解像度 | ハイビジョン |
CPU | 4コア 2.0GHz |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB(microSDカードで512GB) |
バッテリー | 5000mAh |
VANKYOは中国のIT都市・深圳(しんせん)生まれのブランドです。
最新のAndroidを搭載しており高スペックな商品で、Netflix、YouTubeなどを十分に楽しめます。
ハイビジョンのため、やや画質が良くないと感じるかもしれません。
安さ重視で画質にこだわらない人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ
タブレットは実に多くの種類があり、使う目的に合ったものを選ぶことが重要です。
YoutubeやNetflixが見れる安いタブレットの選び方を、もう一度振り返ります。
- OSはAndroidかFire OSが安価でおすすめ
- CPUは4コア、1.8GHz程度
- メモリは4GB以上、ストレージは32GB以上
- 画面サイズは9~10インチ、解像度はフルハイビジョンが一般的
- Wi-Fiのある場所メインで使うならWi-Fiモデルが安く使える
- バッテリーは5,000mAh以上
- お風呂で使うならIPX7以上のものが安心
低価格でも満足できるタブレットはたくさんあります。
自分の使い方に合うタブレットを手に入れて、動画視聴を楽しんでくださいね。