この記事では、契約社員はデメリットしかないをテーマに書いています。
仕事がなかなか決まらない…
お金の為にとりあえず働かないと…
様々な事情がありますが、契約社員という選択肢を考えている方も多いです。
総務省の調査では、日本の約4割が非正規雇用者という選択を取っています。
参考:総務省-公式サイト-
ただ、契約社員ってデメリットしかない!と感じる方が多いのも事実。
実際に友人周りやSNS上でも「契約社員=マイナス」というイメージはありますよね。
そこで今回は、実際に契約社員として働いていた私が感じたメリットやデメリットをご紹介します。
契約社員はデメリットしかない?
それでは早速、契約社員デメリットしかないという点を紹介していきます。
私が実際に働いていて感じたデメリットは5つ!
- 安定しない
- 給料が伸びない
- 昇進がない
- 福利厚生に差がある
- ローン審査が通りにくい
詳しくご紹介していきます。
安定しない
まずご紹介するのは「安定しない」というデメリット。
能力や勤務態度が良ければ、契約更新してくれるだろうと思っている方もいるかもしません。
しかし、不況のあおりを一番受けやすいのは契約社員です。
いくらアナタの勤務態度が良くても、会社として人員整理をするなら契約社員を1番に切り捨てます。
【体験談】契約社員で更新の話がない!今から出来る対処法まとめ
給料が伸びない
契約社員は基本的に給料がUPすることはありません。
契約満了時までは、雇用契約書に記載されている金額のままです!
昇給というモノは存在しないと考えた方がいいです。
アナタがどれだけ仕事で成果を出そうと、売り上げを伸ばそうと、給料が増える事はありません!
もちろん、そこが評価されて正社員になるという可能性もありますが、契約社員時代の評価は正社員へ引き継がない会社も多いです。
また、勘違いされがちな部分ですが、契約社員でもボーナス(賞与)がある会社は多いです。
契約社員=ボーナスが無いというのは間違っています!
そういった面でも契約社員の給料の伸びはないですね!
昇進がない
先程の理由と似ていますが、契約社員には昇進もほとんどありません。
昇進がなく、いつまでも平社員というのは若いうちは良いかもしれませんが、年を重ねる毎にしんどくなっていきます。
特に、自分より若い方が上司になって仕事を教わる立場になると、自分自身も相手も気を使ってしまい気まずい雰囲気になりやすいです。
福利厚生に差がある
最近では、差がなくなりつつありますが、福利厚生にも差がつきます。
会社は福利厚生として様々なモノを提供しています。
・社宅
・社員食堂
・資格手当
・特別休暇
・カフェテリア
会社内のカフェスペースも正社員は無料だけど、契約・派遣社員は有料という会社もあります。
もし、契約社員としての就職を悩んでいる方は、会社の福利厚生の適応範囲はしっかりと確認しておきましょう。
ローン審査が通りにくい
最後にご紹介するデメリットは「ローン審査」について。
最近は徐々に緩和されつつありますが、契約社員だとローンが通りにくいというのは事実です。
やはり収入が安定していないとみなされやすいのが契約社員。
マイホームや車の購入などにも影響してくるので大きなデメリットですね!
契約社員になるメリット
ここまでは様々なデメリットを紹介してきました。
しかし、契約社員はデメリットばかりではありません!メリットも存在します。
今回は正社員にはない契約社員のメリットを3つご紹介します。
- やりたい仕事につきやすい
- ワークライフバランスを保ちやすい
- 期間限定で働きやすい
やりたい仕事につきやすい
私が思う契約社員の最大のメリットは、「転職・就職しやすい」という点です。
正社員になるハードルと契約社員として働くハードルはかなりの差があります。
もしアナタが転職活動をしている身ならヒシヒシと感じている部分だと思います。
まずは、憧れの業界や職種で経験を積むために契約社員になるというのは良い手段ですね!
ワークライフバランスを保ちやすい
次に契約社員のメリットとして挙げられるのが、ワークライフバランスを取りやすい点。
契約社員は勤務時間帯に自由度が高いです。交渉次第でアナタの都合に合わせた働き方を試せます!
残業も少ない事が多いのが契約社員なので、仕事とプライベートの時間バランスを取りやすいです。
育児中の方や病気から復帰した方、社会復帰したばかりで短い時間で働きたい方などは、契約社員の働き方はメリットが大きいです。
期間限定で働きやすい
先程のメリットと似ていますが、期間限定で働きやすいというのもメリットですね。
例えば、私の友人で夏しか働きたくないという方がいます。
その方は、ウィンタースポーツが大好きで冬のシーズンはスキー場で働いています。
インストラクターとしてスキースノボーを教えたり、大会に出ていたりします。
ただ、夏の間はウィンタースポーツが楽しめないので、契約社員としてお金を稼いでいます。
ご紹介した例は極端ですが、友人の様に期間限定でお金を稼ぎたいという方は、バイトなどよりも契約社員の方が給料が良いのでオススメです。
もちろん、本人の能力も必要ですが、契約社員という制度を上手く使って自分のやりたい事を楽しんでいる方は多いですよ♪
【結論】契約社員よりも正社員を目指すべき
契約社員のメリット・デメリットをご紹介してきました。
結論を言うと、
特別な理由がないなら契約社員よりも正社員の方が良いです!
アナタが、私の友人の様に「期間限定で働きたい」「社会復帰したばかりだから短い時間で働きたい」という理由があるなら契約社員でも良いと思います。
しかし、正社員を目指しているなら契約社員ではなく正社員の仕事を目指すべきです。
契約社員と正社員の差は大きく、年を重ねるごとに開いていきます。
そうはいっても、書類選考や面接で落とされて正社員になれない。という方もいますよね?
正直、私もずっとそうでした…笑
ハローワークや求人サイトで何通も書類を送っては落とされ、面接でも落とされて…精神的にボロボロに…。
私は契約社員からの転職でかなり苦労しました。
正社員になりたくて半年以上も転職活動をしていましたね。
それでも、次は正社員になりたかったので、転職エージェントを利用することにしました!
転職エージェントを利用することで、様々なメリットがあります。
- アナタに合った非公開求人を提案してくれる
- 転職のプロにキャリア相談ができる
- 応募書類の添削を受けられる
- 面接対策ができ、選考通過率がアップする
- 企業とのやり取りを代行してくれる
- 企業の採用担当者にアピールしてくれる
- 内定決定後もサポートしてくれる
- 企業の内情を知っている
アナタひとりで転職活動をしていると見過ごしてしまうポイントを抑えられます。
特に、重要なのが非公開求人です!
非公開求人は、その転職エージェントでしか紹介していない求人です。
優良企業の求人は、多くが非公開求人を使っています。
今まで検索しても出てこなかった優良企業の求人を紹介してもらえるだけでも、かなりのメリットです!
最近では、企業側が人材を見つけるのはエージェントが一般的です。
私たち利用者側は一切お金が掛からず利用できるのも大きな特徴です!
転職エージェントは企業側から仲介料を貰っているので、私たちは無料で利用できます♪
エージェントを使うだけで採用される確率はグンとアップします。
リクルートエージェント
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まとめ
契約社員にはデメリットしかない!というのは嘘だと思います。
メリットもありますし、理由があって契約社員という選択肢を取る方も多いです。
ただ、アナタが正社員を目指しているのに契約社員で妥協するのはやめたほうがいいです。
正社員と契約社員には給料面や待遇面の差がかなりあります。
その差は年々増えて行っています。
将来的に後悔しない為にも、今が苦しくても正社員を目指してみてはいかがでしょうか。
私自身もずっと仕事が決まらず、不合格のお祈りメールが届くたびに、ツラかったです。
ただ、なんとか食いしばって正社員の内定を貰うことが出来ました。
アナタもきっと良い企業が見つかりますよ!