この記事では、社内SEになって後悔したポイントについて書いています。
どうも、社内SE歴6年のゆうとも(当サイトの旧運営者)です。
IT業界のホワイト職種とも言われているのが「社内SE」
様々な職種があるIT業界の中でも、好条件・好待遇で大人気です!
私は「社内SE」になって5年が経ちますが、後悔したポイントがあるのも事実です。
どんな職業にもデメリットがあるのは当然ですし、人によって感じることも様々…
アナタが、これから「社内SE」を目指しているなら後悔したポイントが気になりますよね?
そんな方の為に、今回は「社内SEになって後悔したポイント」をご紹介します。
6年働いて感じた実体験なので、ぜひ参考にしてください。
また、他にも「社内SE」についての記事を書いています。
社内SEになって後悔したポイント
それでは、社内SEになって後悔したポイントをご紹介します。
- 評価されにくい
- 年収UPが見込めない
- 便利屋さんの立ち位置
- 技術が伸びない
- キャリアプランが難しい
今回ご紹介するのは、私自身が社内SEとして5年間働いて実感した内容です。
ただ、結論から言うと私は社内SEになって本当に良かったと思っています♪
評価されにくい
社内SEの仕事は、あくまでも間接部門としての業務です。
営業やエンジニアの様に、直接売り上げに関わってくる部分ではありません。
業務効率化やシステムの運用・保守はとても大切な事ですが、社内SEが売り上げをあげる事は一切ありませんよね?
目に見える数字(売り上げ)がないと、評価されにくいのが現状です。
逆に、システムが止まってしまったら大変…。
全てとはいかないものの従業員の作業が止まってしまえば機会損失は大きくなります。
社内SEとして全責任を負う事になりますし、評価は大幅に下げられます。
出来て当たり前で評価されることもないのが、社内SEの仕事とも言えます…。
年収UPが見込めない
何度も言いますが、社内SEは間接部門。
営業やエンジニアの様に大幅な年収UPは見込めません。
言ってしまえば、その会社の平均値が年収ですね!
最近ではITを重要視して社内SEの給料を上げている企業もありますが、まだまだ少数です…。
特に、中小企業ではITの軽視する傾向があるので転職する企業の温度感には注意しましょう。
便利屋さんの立ち位置
大手企業の場合、社内SEの人数も多く専門職として働く方も多いです。
しかし中小企業の場合は、IT系の何でも屋さんというイメージは非常に強いです。
中小企業の社内SEという立場って社内システムの何でも屋だよな…サーバー管理もするしネットワーク管理もするし…
— もこ (@D1s2_4) January 22, 2021
本当に色々な事をさせられます!
IT系の事なら、サーバーだろうがアプリ開発だろうがアナタの担当です…。
更にスマホの設定やパソコンのサポートなどヘルプデスク的な部分も存在します。
雑用的な部分も出て来るので、それが耐えられず社内SEを辞めてしまう方も多いです!
技術が伸びない
社内SEはIT知識だけではなく様々な知識が必要になります。
システムエンジニア(SE)は、システムの設計・開発など主に上流工程を担当するエンジニア職ですが、同じSEでも「社内SE」は、やや異なるポジションです。
所属する企業の現行システムを運用保守するほか、経営戦略を実現するためのシステムの企画や提案、SIerやベンダーに対する開発の発注や管理など、業務は多岐に渡ります。
引用:マイナビ
また、社内のPC環境のすべてを把握しトラブルに対応する「何でも屋さん」のような役割を担う場合もあります。
経理や人事の仕事の流れなど色々な事を学べますが、実際に設計や開発をすることは非常に少ないです。
しかも社内SEの中には、そもそもプログラミング出来ないという方も多く、それでも仕事が出来てしまうケースも…。
アナタがこれからITエンジニアとして技術力でご飯を食べていきたいなら社内SEという選択肢は間違っています!
当サイトでは、社内SEのプログラミング技術に関しても紹介しています。気になる方は是非チェックしてください!
【体験談】社内SEでプログラミングできないのはOK?働いて感じたこと
キャリアプランが難しい
後悔した最後のポイントは「キャリアプラン」の部分です。
正直、社内SEになってしまうと今後ずっと社内SEとして生きていく覚悟が必要です!
社内SE的なポジションほんとキャリアプラン描けなくて嫌になりますよ。顧客=社員でITに理解のない上層や現場から知ったかぶりの時代遅れの無理難題ふっかけられるだけで技術力全然上がらないわ試す場もないわ、成果をあげても評価も、未来の顧客にもなりやしないんよ。
— ゆいい (@yuilimit_over) March 18, 2019
色々後悔するポイントを紹介しましたが、社内SEから別のIT職種に転職するハードルは高いです。
1度、社内SEになってしまうと確実に技術力が周りよりも劣っていきます。
やはり最前線でIT技術に触れているエンジニアと社内SEで技術力の差が大きすぎます。
1年程度のブランクであれば良いですが、3年以上のブランクがあるとIT業界では致命的な差になります…。
アナタのキャリアプランを考えた時に、社内SE以外のIT職種を目指しているなら「SIer」などの技術力で勝負する世界を目指すべきといえます。
社内SEになってよかったポイント
ここからは社内SEになってよかったポイントをご紹介します。
- 様々な事を学べる
- 転職しやすい
- 自分の裁量で仕事を進めれる
- プレッシャーが少ない
様々な事を学べる
後悔したポイントで技術力が劣ってしまうと紹介しました。
しかし裏を返せば、IT系以外の知識をたくさん吸収できます!
特に、社内SEは会社のIT戦略を決めることもあって、経営陣とコミュニケーションを取る事が多いです。
経営者目線での働き方を身につけるのは、今後の人生で大きな財産になりますよ♪
転職しやすい
社内SEから別職種への転職は難しいとお伝えしました。
しかし、社内SEから別企業の社内SEへの転職は多くの選択肢があります。
人気職種という事もあり、社内SEになること自体が難しいですが、経験者となれば無双状態!
好条件で何度も転職出来ます!
実際に私も年収100万円UPの条件で転職できました。
社内SEとして生きていくと決めた私にとって、嫌な会社はスグ辞めれるというのは大きなメリットですね♪
自分の裁量で仕事を進めれる
社内SEの大きなメリットは、お客様は全員が社内の人間という事です。
社内の人間という事は納期もある程度は社内SE側で決めれます!
今月は残業したくないから納期を遅めにすることも可能です。
定時で帰るのが当たり前ですし、無駄な残業やお客様の返事待ちということもありません。
客先常駐でSEをやっていた時には考えられないくらいにホワイトな環境で仕事が出来ています♪
プレッシャーが少ない
SIer時代は、納期や完成度・バグ対応などにプレッシャーを感じていました。
ミスしないようにするだけで相当なストレスを抱えていたと思います。
しかし、社内SEはあくまでも間接部門。売り上げがない=ノルマもありません。
気楽に仕事ができるので、プレッシャーを感じる事もありません。
社内SEへの転職を成功させるコツ
最後に社内SEへの転職を成功させるコツをご紹介します。
アナタが社内SEを目指すなら就職・転職エージェントを使うべきです!
エージェントを利用することで、様々なメリットがあります。
- アナタに合った非公開求人を提案してくれる
- 転職のプロにキャリア相談ができる
- 応募書類の添削を受けられる
- 面接対策ができ、選考通過率がアップする
- 企業とのやり取りを代行してくれる
- 企業の採用担当者にアピールしてくれる
- 内定決定後もサポートしてくれる
アナタひとりで転職活動をしていると見過ごしてしまうポイントを抑えられます。
特に、重要なのが非公開求人です!
非公開求人は、その転職エージェントでしか紹介していない求人です。
今まで検索しても出てこなかった優良企業の求人を紹介してもらえるだけでも、大きなメリットです!
企業側が社内SEの人材を見つけるのはエージェントが一般的です。
エージェントを使うだけで採用される確率はグンとアップします。
リクルートエージェント
リクルートエージェントは、転職支援実績No.1(累計37万人以上の方が転職を実現)の転職エージェント。
転職者の8割が利用するほど大人気の転職エージェントなので、困ったら登録しておくべきです!
doda
dodaは、20代から50代まで業界や業種を問わずに対応してくれる業界最大手の転職エージェントです。
全国に拠点をもっていて、安定感、企業の多さ、対象の広さや実績から多くの方が信頼しています。
求人の量・質ともに満足度の高く、初めてエージェントを使う方でも安心です!
まとめ
今回ご紹介した様に社内SEとして働き後悔した事もありました。
しかしそれでも社内SEは続けていますし、今後も社内SEとして生きていくつもりです。
私にとって社内SEという職種はとても楽しくて好条件なので、この仕事以外はやりたくありません。
アナタもぜひ社内SEを目指して欲しいと思っています。
ただ、社内SEになりたいなら転職エージェントは使うべきです。
多くの企業が社内SEの求人は非公開求人を利用しています。
転職エージェントを使わなければ、そもそも応募すらできないという訳です。
転職サイトで探すよりも確実に優良企業の社内SE案件が見つかるので、登録していない方は是非この機会に登録してみてはいかがでしょうか。
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