この記事では、新卒1年目の結婚について書いています。
社会人として新しい生活が始まると同時に、新しい出会いなどで結婚願望が生まれる人も少なくありません。
学生時代がずっと付き合っている彼・彼女がいると、新卒1年目から結婚を意識しているカップルもいます。
少し前は、男性・女性それぞれ結婚適齢期がバラバラでしたが、近年では男女ともに結婚適齢期は30代前後と言われています!
ちょうど社会人になって仕事が軌道に乗ってきた時期という訳です。
そんな中、新卒1年目に結婚するというケースには様々なメリット・デメリットがあります!
結婚する時期と言うのは人によって違いますし、価値観の違いとも言えます。
どちらが良いとは一概には言えません!
メリット・デメリットを知る事でアナタの人生を左右する大きな決断の参考にしてください。
本記事では、「新卒1年目での結婚」をテーマにご紹介します!
新卒1年目で結婚するのは早い?
それでは早速、新卒1年目での結婚について紹介していきます。
冒頭でも少しご紹介しましたが、結婚適齢期は30代前後と言われています。
下記は女性を対象に調査した結果ですが、多くの方が適齢期は25歳~30歳と答えています。
1位:28歳
2位:27歳
3位:30歳
4位:25歳
5位:29歳
男性のケースでは30歳以降と答える方も多いので、新卒1年目で結婚というのは世間的には早いと言えます!
ただ、これはあくまで世間的な話です。
新卒1年目、つまり若い年齢から結婚するメリットも多くありますよ♪
実際、私の友人も新卒1年目で結婚したカップルが3組います。
学生時代から付き合っていたカップルもいますし、社会人になってから出会ってスピード婚というケースもあります。
新卒で研修同じグループだった5人中男3人全員1年目で結婚した😌
— だらよめ (@dara_yome) July 14, 2021
女の子1人は4年目で同期デキ婚してた。私が最後w
3組のカップルにもインタビューしてきたので、より具体的なメリット・デメリットをご紹介していきます!
新卒1年目で結婚するメリット
ここからは、新卒1年目で結婚するメリットからご紹介していきます!
- ライフプランが立てやすい
- 一緒に暮らすと生活費が浮く
- 会社から手当・お祝い金が出る
- 片方の扶養に入れる
- 社会的なステータスが上がる
- ローンが若いうちに終わる
ライフプランが立てやすい
最近は晩婚化とお伝えしました。
結婚が遅くなる=子供が出来るのも遅くなる。ですよね?
しかし反対に新卒1年目で結婚するということは必然的に子供が生まれる年齢も早くなりますし、ライフプランも立てやすいです♪
お子さん用の資金や家の購入資金など、全てのライフプランを若いうちに立てれるのは良い事ですね!
その後の生活に余裕が生まれてきますよ♪
一緒に暮らすと生活費が浮く
1人暮らしと結婚生活(同棲)では生活費が違います。
1人暮らしであれば、家賃や光熱費は別々にかかってくる費用なので高いですが、同棲であれば1世帯なので安くなります。
私も同棲をしていて、半分とはいかないですが生活費(特に家賃)が浮いています。
その分、貯金もしっかりできるので今後の結婚式やマイホーム・子育ての資金を貯蓄する事が出来ます♪
子供がいない間は共働きでガッツリ稼ぐというカップルも多いです。
参考になるかわかりませんが、私たちカップルの生活費も紹介しています。ぜひ合わせてチェックしてください!
会社から手当・お祝い金が出る
働いている会社によりますが、結婚すると手当が出たりお祝い金が出る会社があります。
手当も結婚している間はずっと続くので、早く結婚した方が生涯で貰える金額は増えます。
30歳で結婚した社員よりも23歳で結婚した社員の方が約84万円も多く給料を貰っている計算になります。
片方の扶養に入れる
片方が無職、もしくは一定以上の金額を稼いでいないパートであれば扶養に入ることが出来ます!
保険や年金などは片方が払うだけですし、手当が出るケースもあります。
本来加入すべき国民健康保険と国民年金保険の保険料がかからないというのは大きなメリットです!
現在は、共働き世帯が多く子供が出来るまでは当てはまらない事が多いですが、ここでも生活費を削減する事が出来ますよ。
社会的なステータスが上がる
私はあまり好きな事ではないですが、
日本は「既婚者」であるだけで社会的なステータスがあがる変な国です…
最近では「結婚しない幸せ」というのも認知され始めていますが、まだまだ結婚するのが当たり前の世の中です。
特に男性の場合は、奥さんがいる・家庭があるというだけで、周りからも一目置かれる存在になります!古い体質の会社であれば、上司からもそれを口実とした昇進・昇給・手当がある場合もあります。
1年目で結婚していると、仕事への熱意や取り組む姿勢を給与や形として反映されやすいと言ったデータもあります。
本来であれば、その人の実力で判断されるべきですが、日本はまだまだ年功序列+既婚者優遇です。
ローンが若いうちに終わる
少し先の話かもしれませんが、マイホームを持つとなった時を想像してみてください。
当たり前ですが、若いうちに結婚してマイホームのローンが始まれば早くローンも終わります。
25歳くらいで30年ローンを組んだとしても、55歳には支払いが終わっています。55歳からはお金に余裕も出来て、旅行や趣味・老後の貯金などお金に関する事を有意義に使えます。
仮に、30歳で結婚して35歳でマイホームを建てると65歳。35年ローンなら70歳です。
ローンが終わったと同時に定年で退職。老後の資金もなく、楽しめない人生になってしまう可能性もあります…
新卒1年目で結婚するデメリット
一方で新卒で結婚することのデメリットも存在します!
焦って結構せずに、しっかりとデメリットを考えてから結婚すべきです。
- 環境が変わるのでストレスをためやすい
- 女性は出産を懸念され出世しにくい
- 結婚はお金がかかる
- 将来のプランニングが難しい
- 同期・友人が羨ましくなる
- 地方に転勤になるリスクが高い
環境が変わるのでストレスをためやすい
結婚も仕事も新しい環境に身を置くことですから、過度のストレスがかかります。
自律神経がバランスを乱し体調を崩してしまう方も多いです。
30歳過ぎての結婚が多いのは、仕事が落ち着いてから結婚という選択をしている方が多いからです!
女性は出産を懸念され出世しにくい
最近は結婚したからすぐ寿退社を促されることは減っています。
しかし、もし子供ができたら出産で仕事に穴が開いてしまいます。
結婚後は、長期的なプロジェクトには入れないという会社がいるのも事実です。
よっぽどアナタにしかできないような必須スキルを持っていない限り、いつ抜けてもいいような部署に回されることがあります。
これも日本の悪しき伝統なので、今後数年は同じことが言えます…。
結婚はお金がかかる
結婚式を挙げる際の平均費用は約350万円くらいです。
結婚式の費用 平均362万3000円
引用:ゼクシィ
こちらは挙式+披露宴の平均総額。中でも大きなシェアを占めるのは披露宴の飲食代で、招待する人数に比例して金額は変わります。他に挙式料や衣裳代、演出、会場装飾、ギフト代などが含まれています。(※結婚指輪は平均額に含みません)
これは新卒1年目の平均年収を大きく上回っています。
学生時代から貯金をしているなら別ですが、この金額をアナタが全て用意するのは簡単ではありません。
また、結婚生活を始めるための引越し費用・家具家財・家賃(仲介手数料・敷金礼金)も必要になります…
新卒1年目で給料が上がっていないタイミングでは厳しい生活です。
将来のプランニングが難しい
新卒1年目はまだまだ駆け出しの時期です。
将来のプランニングはしっかり出来ていますか?
会社の給料はどのくらいあがりますか?
仕事を覚えながら、将来のプランニングをして、アナタの5年後の給料を計算して…
相当ストレスが溜まります。。。
かといってプランニングを疎かにすると、家計が回らなくなって生活で出来なくなるという最悪のケースもあります。
若いのでライフプランは立てやすいですが、せっかく手に入れた幸せを無くすという事だけは避けるプランニングをしておくべきです!
同期・友人が羨ましくなる
結婚するとお金の負担が増えますし、家族の時間を優先するようになります。
新卒1年目の若いうちは遊びまくれる時期でもあります!
学生時代よりもお金に余裕があって趣味・旅行など楽しいことがたくさんあります。
少しお金の掛かる大人な遊びというモノも増えてきます!
結婚していない同期や友人は学生時代と違う遊び方をしている。
自分は家庭のために働いてお金を貯蓄していく。
この矛盾がストレスになる方もいます。
もちろん、家族のためにお金や時間を使うのは素晴らしいことです♪
しかし、周りの人間と価値観がズレてくるのでアナタとの違いにストレスを感じてしまうというわけです…
地方に転勤になるリスクが高い
社員が結婚すると会社を辞めるリスクが減少するということを会社は考えます。
家庭を持つ
家を購入する
子供が産まれる
上記のような人生の転機があると、転職という決断はしにくいです。
家族のため、家のローン・子供のために働くので、「自分のため」のスキルアップや趣味などを犠牲にする。
アナタの心理を会社は十分に理解しているので、転勤という決断をする会社は多いです。
おかしな話ですが、日本の会社には多い風潮です…
新卒1年目で結婚は早すぎる?まとめ
新卒1年目でのメリット・デメリットを見てどう感じましたか?
それでも結婚したい!と感じれば結婚すべきです♪
若いうちの結婚は別に悪いことではありません!
むしろ相手がいることを幸せに感じるべきです♪
しかし、少しでもデメリットが嫌なのであればもう少し結婚を待った方が良いです。
焦って結婚しなくても、これからも良いお付き合いをして2〜3年後に結婚すれば良いです!